拉致被害者救出運動の象徴ブルーリボンの話（R3.11.11）: 荒木和博BLOG
7分33秒の動画ですが、動画説明文だけでも見る気が失せます。実際、見る価値はありませんが。そんなリボンをつけて何の意味があるのか。
そして「細田派会長」細田氏（今回衆院議長に就任し、派閥会長の地位を安倍晋三に譲渡）が官房長官時代に「外交交渉で拉致被害者を取り戻す」と述べたことに悪口する荒木です。呆れて二の句が継げませんね。外交以外にどんな解決策があるのか。
さて馬鹿馬鹿しいので「気分転換」に別の「リボンの話」をしましょう。
「えー、古畑任三郎です。『ご存じの方も多い』でしょうが、今月11月はあるリボンが注目される月です。ヒントは『11月は厚生労働省の児童虐待防止推進月間』。古畑任三郎でした」
興味のある方はオレンジリボン - Wikipediaを読むだけでもいろいろわかります。ぶっちゃけ「オレンジリボン」ならともかく「ブルーリボン」なんか何の価値があるのか。
大体「ブルーリボン」でググっても「ブルーリボン賞関係の記事」ばかりヒットしますからね（失笑）。
一方「オレンジリボン」でググると
「光のリボン」久留米市役所包む 児童虐待、女性への暴力防止訴え｜【西日本新聞me】2021.11.6
児童虐待の“撲滅”を訴え 「オレンジリボン運動」 岐阜市｜NNNニュース2021.11.8
子どもの虐待防止へ、オレンジリボン運動 マーク付きレンタル傘で啓発 西武鉄道 ／埼玉 | 毎日新聞2021.11.9
奈良でオレンジリボンなど配布 児童虐待防止を呼び掛け｜奈良新聞デジタル2021.11.10
児童虐待を防ごう ツリーにオレンジリボン飾る、松阪市役所：中日新聞Web2021.11.11
つうことで救う会のブルーリボンなんかよりよほど報道されてる。
まあ、オレンジリボンだって「リボンつけて啓発活動やってるだけ」では児童虐待はなくならない。警察とか児童相談所とかが連携して児童を保護したり、虐待親を逮捕したりいろいろしないといけない。「オレンジリボン」ばかりにやたらこだわって「警察や児童相談所による児童保護」をおろそかにしてたら「馬鹿か」「リボンで子どもが守れるのか」つう話です（もちろん、児童虐待防止の世界においてそんなあほなことはやってないでしょうが）。
拉致だって同じです。児童虐待防止における「警察とか児童相談所とかの活動」に当たるのが、拉致では「外務省の交渉」です。ところが荒木ら救う会は、外交交渉を否定して「リボンがー」ですから心底呆れます。
朴正天の「満足」と北朝鮮の権力闘争（R3.11.10）: 荒木和博BLOG
11月7日付の労働新聞「朝鮮人民軍各級機械化部隊管下砲兵区分隊による砲射撃競技実施」という記事に「朴正天*1同志は競技成績に大きな満足を表わした」というひと言があります。これまで最高指導者以外にこういう表現は使わなかったと思います（私が気付かなかっただけの可能性もあるのでご存じの方は御指摘下さい）。いずれにしても内部でこれまでになかったことが起きているのは間違いないようです。
8分2秒の動画です。動画説明文だけで見る気が失せます。実際見る価値はありませんが。
「朴正天が（重病の？）金正恩に取って代わるのではないか」といういつもの「北朝鮮の体制危機がー」「北朝鮮崩壊するする詐欺」です。
まず第一にそんな事が拉致被害者の帰国と何の関係があるのか。何の関係もない。
第二にこうしたことは「個人崇拝を強めるよりも、『部下の自主性をある程度認める寛容なトップ』を演出した方が国内外の支持をより得られる、と金正恩が考えた」など、荒木流の「体制の危機がー」以外の解釈が十分可能です。荒木の主張にはまともな根拠は何もない。
むしろ「体制の危機」は「拉致が風化してマスコミでほとんど報じられなくなった」救う会の方でしょう。
なお、動画によれば、松野官房長官（拉致担当相）と面会したときも荒木は「金正恩重病説」を放言したというから呆れます。
さすがに松野氏もまともに相手にしなかったようですが、それを「真面目に話をしたのに、適当にあしらうなんて馬鹿にしてる」などと松野氏に悪口するのだから、荒木の馬鹿さには心底呆れます。
つうか「荒木って馬鹿？」ですよねえ。
まず第一に松野氏に悪口すれば荒木ら救う会が岸田政権に敵視される。まさか岸田が『松野は何と無礼なやつだ、官房長官を更迭した上で私自ら、荒木先生に謝罪しよう』『松野の後任の官房長官については救う会の意見を聞いて決めよう』なんてことをするわけもない。
まあ以前から『安倍政権も含めて』歴代政権には荒木ら救う会は敵視されてると思いますが。何せ『自衛隊で拉致被害者を救出しろ』『特定失踪者を北朝鮮拉致と認めろ』とか無茶苦茶いってますからね。
第二にこんなことを言えば、「荒木って政府に全く相手にされてないんだ（呆）」「しかもそんなことを自分で公言するほど馬鹿なんだ（失笑）」と世間に馬鹿にされるだけです。つまり、まともな人間ならこういう悪口はしない。
*1:北朝鮮国務委員、朝鮮労働党政治局常務委員（朴正天 - Wikipedia参照）
