珍右翼・黒坂真に突っ込む(2021年11月12日分)

◆黒坂のツイート

黒坂真リツイート
 中村正男さん。赤旗読者を増やしたいなら、定型化された政治情勢論を改めるべきです。日本共産党はいつでも自衛隊と日米軍事同盟が平和の敵と宣伝。中朝の核軍拡、日本攻撃の可能性については言及しない。中朝は日本の軍事力強化を批判するから、大局的には平和勢力と見る。
中村正男
 総選挙後、「しんぶん赤旗」申込が10日間に100人超!
 共産党知りたい 応援したいと(「しんぶん赤旗」11月12日付)
 「反動」があれば、まき返しが生まれるのが歴史の面白い所、ですね。

 「お前らウヨの大好きな産経新聞はフジテレビの支援なしではやっていけない破綻企業なのによく言うぜ」と黒坂には吹き出しました。
 それにしても「日本共産党は、中国、北朝鮮の日本攻撃はないとみている(なぜなら自衛隊在日米軍に軍事的に勝利できる保証がないし、イラク戦争で勝利した米国ブッシュが政治的にかえって追い詰められたように、軍事的勝利は必ずしも政治的勝利を意味しないので。例えば『物理的には実行が容易』でも国際的批判を恐れて、中国は香港デモ鎮圧には公安警察は投入しても軍は最後まで投入しなかった)」は事実ですが「平和勢力云々」は明らかなデマであり、「黒坂などたかが小物ウヨ」とはいえ、日本共産党も「名誉毀損刑事告発、民事提訴」「大阪経済大に懲戒処分を求める」などの法的措置を執ってもいいのではないか。

黒坂真リツイート
 中野顕さん。連合は、資金力はあるでしょうけれど集票力はないと私は考えます。労組幹部に~さんに投票しましょう、と言われたからその方に投票する組合員がどれだけいるでしょうか。
◆中野顕
 連合会長は、野党共闘批判を繰り返し、共闘を望む連合組合員の自由を奪っている。自ら共闘を妨害しておいて「共闘失敗」とは、ひどい言い草だ。今度の選挙は、連合会長の圧力をはねかえして「本気の共闘」を実現したところで勝利している。反省すべきは連合会長だ。

 吹き出しました。「連合には集票力はないから、中野氏の批判は当たらない」て本気でこんなことが反論になると思ってるのか。
 「『デマ屋の俺』の言ってることなど誰も信用しないから名誉毀損に当たらない」レベルの与太です。
 つうか「連合の野党共闘批判は正しい」ならともかく、こんなこと言われても、連合もむしろ「黒坂はふざけんな、連合を馬鹿にするのもいい加減にしろ」でしょう。いや実際、ウヨの黒坂は連合を敵視し、小馬鹿にしてるのかもしれませんが。

黒坂真
 今後、中国共産党朝鮮労働党が日本漁船を攻撃する可能性があると考えます。

 「現在、そんなことは勿論なく、今後もそんなことが起こると考えられるまともな根拠を黒坂ですら具体的に挙げられない」のでさすがに本気ではなく「故意のデマ」でしょうがこんな「明らかなデマ」を実名&肩書き付き(大阪経済大学教授)でできる馬鹿さには心底呆れます。しかし大阪経済大学関係者(教職員や学生、卒業生)にはさすがに「黒坂は大学の恥」と苦々しく思ってる人間もいるでしょう。
 俺(中央大学卒)も「吉見義明氏(中央大学名誉教授(文学部))を母校の名誉と思う」一方で

長尾一紘 - Wikipedia参照
・2010年2月には、論文「外国人の選挙権導入は憲法に違反する」を発表し、「許容説」が誤りであるとし「禁止説」に立つとした。
・長尾によれば、外国人地方参政権が導入されると、深刻な問題が生じうる。
対馬において、有権者は約3万人であり、市議会議員の最下位当選は過去においては685票である。したがって、大量に同島に在日韓国人が移住すれば、対馬を韓国領だとする議員が当選することが十分に考えられる。
与那国町長選挙では、過去において、当落の票差はわずか100票ほどであり、大量に同島に在日中国人が移住すれば、尖閣を中国領だとする町長が当選することが十分に考えられる(ボーガス注:ただし尖閣が所属するのは石垣市であり、「与那国町尖閣に近い位置にある」とはいえ、与那国町所属ではない。長尾が『石垣市』を持ち出さないのは人口的に『移住→乗っ取り』主張が無理だからか?)。

などとデマを飛ばす「産経文化人・長尾一紘中央大学名誉教授(法学部))」については「普通に考えて、移住するか、馬鹿!。本気でも、故意のデマでもキチガイだ!」「西修駒澤大)や百地章日本大学)の同類ウヨで母校の恥」と苦々しく思っています。

黒坂真
 毛沢東が元気な時に民主連合政府ができていたら、毛沢東は日本攻撃指令を出した可能性がある。民主連合政府は日米安保廃棄、自衛隊大幅縮小ですから。

 呆れて二の句が継げないデマです。
 まず第一に、正式国交がないときですら中国には「日本の常駐事務所」があり、日中間では貿易が行われていました。それで何が「日本侵攻」なのか。
 第二に日本共産党が「民主連合政府構想」を打ち出したのは1970年代ですが、田中訪中で日中国交正常化したのが1972年です。
 それで何が「民主連合政府ができていたら、毛沢東は日本攻撃指令を出した」なのか?
 しかし、黒坂が「毛沢東」云々というのは「改革開放の鄧小平」ではこんなことを言っても説得力がないが、「文革」の毛沢東なら説得力があるとでも思ってるのか?。しかし、田中訪中を受け入れて日中国交樹立したときは「まだ毛沢東は健在」でした。毛沢東はおそらく「1949年の建国」からずっと「日中国交樹立」を念願しており「侵攻など全く考えてなかった」でしょう。「日本人戦犯への寛大な態度」も明らかにそういう思惑が背景にはある。

黒坂真リツイート
 吉岡正史さん。人民解放軍が沖縄に侵攻したら、自衛隊がミサイルで反撃できます。
◆吉岡正史
沖縄・宮古島 ミサイル搬入許すな/陸自基地 市民が市長に要請/市長は許可発表

 まず第一に中国が沖縄に侵攻する可能性がない。中国が「自国領だとする台湾」ならともかく、「そうではない沖縄」に侵攻なんかするわけがない。
 第二に「中国がミサイルを撃ってきたらミサイルで反撃する」ならわかりますが「黒坂が言う侵攻」は明らかに「通常兵力での侵攻」でしょう。それに対して「通常兵力で対抗」ならともかく自衛隊がミサイルを撃つことはないでしょう。