【阿比留瑠比の極言御免】拉致への姿勢、変わらぬ朝日 - 産経ニュース
救う会の西岡力会長の新著『わが体験的コリア論:覚悟と家族がウソを暴く』が届いていた。同書には、昨年6月に亡くなっためぐみさんの父、滋さんら家族と西岡氏らが戦った第一のウソとして「拉致など存在しない」というマスコミの姿勢が挙げられていた。
「『産経新聞』以外の全てのマスコミが拉致疑惑と書いて、北朝鮮側の言い分と私たちの言い分を両論併記していた」
「断定できる証拠がないんだから、当たり前だろ」ですね。当時においては政府だって「拉致疑惑」でしょうに。
ちなみに西岡新刊の版元は『モラロジー道徳教育財団』という右翼団体。西岡が教授を務める『麗澤大学』はモラロジーが母体で、麗沢大教員には西岡以外にも『古森義久』『高橋史朗』『八木秀次(日本教育再生機構理事長)』といったウヨがいます。
横田めぐみさん拉致44年 早紀江さん「再会、希望を持って待つ」 - 産経ニュース
ただのお涙頂戴であり全く無内容です。もはやこんなことは世間ではほとんど話題にもなりません。
むしろ今日のニュースは「俳優の菅田将暉と小松菜奈の結婚」などが報じられていたわけです。
めぐみさん拉致現場を初視察 松野官房長官 - 産経ニュース
視察したところでめぐみ氏が帰国できるわけでも、拉致実行犯が逮捕できるわけでもない。馬鹿馬鹿しいパフォーマンスで心底呆れます。しかもほとんど話題にならないのだからパフォーマンスとしても無意味です。
◆小泉首相(5人帰国)以外に「安倍」「福田」「麻生」「鳩山」「菅直人」「野田」「菅義偉」と歴代首相は誰一人成果を上げてないのに何でそんなことがいえるの?。どんだけ自信家なの?。それとも口から出任せですか?
◆そもそも第二次、第三次安倍内閣外相、自民党政調会長(第二次安倍総裁時代)という「政府、与党の幹部」として、あなたは拉致問題で何をやっていたの?
と岸田を詰問したくなるのは俺だけではないでしょう。
めぐみさんの母、早紀江さん(85)
早紀江と同じ「1936年生まれ」ですでに亡くなってる人間は
1936年 - Wikipedia
【あいうえお順】
◆市原悦子(2019年死去)
女優
◆立川談志(2011年死去)
落語家
◆冬柴鉄三(2011年死去)
公明党幹事長、第一次安倍、福田内閣国交相など歴任
ということでたくさんいますからね。年齢的には、いつなくなってもおかしくないでしょうに、「2002年の小泉訪朝から19年にも及ぶ拉致敗戦」を事実上、容認するとは
高齢で死去した著名人一覧 - Wikipedia
◆吉行あぐり(107歳:1907~2015年)
1997年上期のNHK連続テレビ小説『あぐり』のモデル。吉行淳之介*1(作家:1924~1994年)は長男。吉行和子(女優:1935年生まれ)は長女。吉行理恵*2(作家:1939~2006年)は次女。
◆ボー・グエン・ザップ元ベトナム国防相(102歳:1911~2013年)
◆中曽根元首相(101歳:1918~2019年)
のように「100歳越え」する自信でもあるのか、と皮肉を言いたくなります。仮に「百歳越え」したところで今のままでは「拉致解決しないまま死去の道」しか早紀江にはないでしょうが。
拉致解決、リボンに託し全議員に着用要望 国民大集会 - 産経ニュース
呆れて二の句が継げません。別記事でも触れましたが11月には「オレンジリボン運動(児童虐待防止運動)」という「厚労省や各地の自治体」もプッシュしている「有名なリボン運動」が日本にはあります。
で「児童虐待をなくそう」つうことには誰も異論はない。
とはいえ児童虐待防止の関係者が「全議員にオレンジリボンをつけてほしい」「つけない議員は児童虐待を防止する意思がないと見なす」なんて言ったら正気を疑われるでしょう(『児童虐待防止の関係者』は拉致被害者家族会や救う会と違い、キチガイではないのでそんなことは言いませんが)。なぜ、拉致被害者家族はこんなに非常識で馬鹿でくずなのか。