常岡浩介に突っ込む(2021年11月17日分)

常岡浩介がリツイート
Yumiko Tamaru
 驚くのは、日本のメディアの大半が、彭帥さんと中国の前副首相が「不倫関係にあった」と報じてること

 今回ばかりは常岡に同感ですね。

「私(前副首相)の要求に従えば優遇措置を執るが、とらなければ冷遇する」と言われて性的関係を強要された(真偽はひとまずおきます)

という「彭帥の告白」は「不倫」というより「権力型セクハラ」でしょう。まさか前副首相を擁護してるわけでもないでしょうが、『日本メディアが何を考えてるのか』意味不明ですね。

常岡浩介がリツイート
◆小谷哲男*1
 先日の台湾有事シミュレーションで、ロシアが太平洋で中国と連携することは心配しなかったが、ウクライナで行動を起こして米軍やNATOからの来援が期待できなくなる懸念は頭をよぎった。

 呆れて二の句が継げません。本気で「中国が台湾に侵攻する可能性がある」だの「ロシアがウクライナに侵攻して中国の台湾侵攻をアシストする可能性がある」だの思ってるのか。

常岡浩介
◆室月淳*2出生前診断と選択的中絶のケア*3」発売
 ワクチンが実用化され欧米で接種がはじまった今年は初め,国内のメディアがいっせいにワクチンの不安*4を煽る記事を毎週*5のように載せたことは忘れません.真偽とか進むべき方向といった視点はいっさいなく,ただただ一般の俗情におもねるだけの報道でした.その反省もなくいまは見事にすべて削除してます

 「はあ?」ですね。
 「脚注にも書きました」が、一部にそういうメディアがあったとしても「国内のメディアがいっせいにワクチンの不安を煽る記事を毎週のように載せた」なんて事実はどこにもないでしょう。デマも大概にしたらどうなのか。室月(そして室月にリツイートする常岡)の方こそ「マスコミ叩きという一部の俗情におもねってる」のではないのか。
 しかし、常岡もこんなツイートをしたところで勿論『コロナ問題でジャーナリスト活動をしているわけでもなく』、事実上『廃業状態(どう見ても、著書どころか雑誌記事も書いてないし、テレビ、ラジオへの出演もしてない、まともな仕事は何もしていない)』で『過去には共著も出した』高世仁にも見捨てられたので、全く無様で滑稽です。人間として常岡のような「無様な人間」にはなりたくないですね。
 一応

◆『ロシア 語られない戦争:チェチェンゲリラ従軍記』(2011年、アスキー新書)
◆『イスラム国とは何か』(高世仁との共著、2015年、旬報社

という著書が過去にあり、そうした方面(国際政治、特にロシアと中東)が『専門という建前』ですが。
 『プライドが無駄に高い』らしい常岡は絶対にそれを認めないでしょうが、常岡の長崎放送退社は、今の惨状を考えれば『自己の過大評価に基づく全くの愚行』でした。今も長崎放送に在籍していた方が常岡も『今よりはましな仕事』をしていたのではないか。
 『安易に独立など考えるとかえって失敗する』といういい例が常岡や『産経新聞記者からデマ右翼ライターに転落した福島香織』『日本電波ニュース社から独立したが結局会社を潰し、ジンネット時代もたいした成果などない高世仁(そして今、高世は事実上廃業状態)』でしょう。
 勿論、「朝日新聞を独立してキャスターになった筑紫哲也氏」「読売新聞を独立してフリーライターになった本田靖春氏」など、独立して成功してる人間だって一方ではいますが、常岡らにそんな才能はなかったわけです。

*1:明海大学教授。日本国際問題研究所主任研究員

*2:宮城県立こども病院産科部長、東北大学教授

*3:2021年、メディカ出版

*4:いたずらに不安を煽ることは勿論不適切ですが、一方で「ワクチンの副反応」の問題を全く無視するのも適切ではない。「副反応が重篤な場合もあるがレアケースである。また、今のところ死亡とワクチンの因果関係が認められた事例はない」ので「総合的に見ればワクチンを注射した方がいい(ただし今のところ死亡との因果関係が認められた事例はないとはいえ、重篤な障害が出る人間も少数ながらいるのでそのような障害が出ないよう、医療現場は細心の注意を払うべき)」つうのが穏当な立場かと思います。「日航機墜落のような飛行機事故の可能性はあるが、生活において搭乗しないわけにもいかない(墜落事故の可能性は比較的低い、航空会社は事故防止に細心の注意を払うべき)」などの扱いと同じ理解をコロナワクチンについて俺はしています。

*5:「毎日」ではなく「毎週」という表現からは室月が問題にしてるのは専ら週刊誌だと思われます。「毎日、出版あるいは放送される新聞、テレビやラジオ」も室月が問題にしてるのなら、ツイートの表現は「毎日」でないとおかしいからです(実際、室月ツイートが張ってる画像は「アエラ」「週刊新潮」という週刊誌だけです)。しかしそれならば「国内の週刊誌が」とツイートすべきであって「国内のメディアが」とツイートすべきではないでしょう。なお、週刊誌限定ですら「室月が非難してるアエラ週刊新潮」以外の「多くの週刊誌(週刊文春週刊ポスト小学館)、週刊現代講談社)、週刊朝日サンデー毎日など)」が軒並み、毎週、ワクチン不安をあおる記事を載せたという事実はないでしょう。