今日の朝鮮・韓国ニュース(2021年11月25日分)

拉致「風化させぬ」 大阪府幹部らブルーリボン着用 - 産経ニュース
 「イソジン・吉村」らしい馬鹿馬鹿しいパフォーマンスですが、そんなことをしたところで何がどうなるわけでは全くない。


官房長官「家族と抱き締め合う日必ず来る」拉致被害者に向け | 拉致 | NHKニュース
 救う会や家族会の要望に応えてるだけでしょうが実に馬鹿馬鹿しい。こんなことはわざわざ官房長官がやるべきことではないでしょう。


横田めぐみさん 拉致から44年 同級生らが再会誓うコンサート | 拉致 | NHKニュース
 こんなコンサートに一体何の価値があるのか。同級生とやらのアホさに心底呆れます。NHKもこんな馬鹿げたことに本気でニュースバリューがあると思ってるわけではなく「与党のごり押し」でしょうが心底呆れます。


「夫に代わって特におわび」 韓国・全斗煥元大統領夫人が謝罪 | 毎日新聞

 全斗煥(チョン・ドゥファン)元大統領の李順子(イ・スンジャ)夫人が27日、「夫の在任中に苦痛を受けたり傷ついたりした人々に対し、夫に代わって特におわびする」と謝罪した。
 全氏は生前、(中略)多数の死傷者を出した1980年の「光州事件」に対する謝罪も拒み続けていた。全氏側から謝罪の言葉が出たのは、今回が初めて。韓国では通常、大統領経験者が死去した場合は「国家葬」(国葬に相当)が営まれるが、全氏に対する世論の反発が強いことも踏まえて実施されなかった。

 全が現在、あの国でどう評価されてるかが伺える話です。


【産経抄】11月25日 - 産経ニュース

 23日に90歳の天寿を全うした全氏を追悼する声が、ほとんど聞こえてこないのはどうしたことだろう。

 一つは「批判される面があるから(全の場合は軍事独裁の問題)」であり、もう一つは「もはや過去の人」だからでしょう。
 日本でも全(1931~2021年:1980~1988年まで大統領)と同じ時期に活躍し、近年死去した中曽根元首相(1918~2019年:1982~1987年まで首相)について「国中が追悼」なんてことはなかった。これまた、同様の理由でしょう(中曽根の場合は、批判面としては靖国公式参拝スパイ防止法案提出、国労差別やリクルート疑惑への関与など)。
 また産経の指摘する

 生前、事件*1に対して反省の意向を示した盧氏*2については、国葬に相当する国家葬が執り行われた。一方の全氏は、これまで謝罪の言葉を一切口にしてこなかった。世論の反発を考慮してか国家葬は見送られる模様だ。

という面もあるのでしょう。

 経済成長を実現し、ソウル五輪の誘致にも成功した。

で正当化できる話ではない。

▼韓国では今月11日、歴代大統領の好感度の調査結果が発表された。全氏と盧氏が最下位グループなのは当然として、1位は朴正熙氏、2位が盧武鉉氏だった。朴氏は暗殺され、盧氏は大統領退任後自殺している。共に非業の死を遂げている点が興味深い。

 1位(経済発展)と2位(民主化、人権擁護?)が完全に価値観が分かれています(個人的には1位か2位には金大中が入るかと思いましたが)。
 なお「非業の死」は順位には多少影響するでしょうね。「悲劇の死」を遂げようが「政治家としての価値」とは関係ありませんが、ファンの同情を集めやすくなることは確かです。
 別に彼らの芸術家としての価値を否定はしませんが

【政治的暗殺】
小林多喜二(1903~1933年、享年29歳) 
結核による病死:あいうえお順】
石川啄木(1886~1912年、享年26歳)
滝廉太郎(1879~1903年、享年23歳)
樋口一葉(1872~1896年、享年24歳)
【自殺】
金子みすゞ(1903~1930年、享年26歳)

も「非業の死を遂げたこと(それも早死にしたこと)」が知名度を高めたことは否定できないでしょう。


(社説)朝鮮戦争「終結」 効果を見極めた論議を:朝日新聞デジタル
 北朝鮮問題では産経だけでなく朝日もアンチ北朝鮮記事を書くのだからうんざりします。
 「事実上終戦してる」のに「米国の終戦宣言」の何が問題なのか。むしろ「終戦協定(米国、南北朝鮮、中露といった関係各国による外交文書の締結)」まで行くべきではないのか。
 「米軍に国連軍の建前を与えること」「38度線を国境ではなく停戦ラインの建前のままにしておくこと」が「朝日の考え」では「日本」にとって何らかの利益があるのか。
 それとも「終戦宣言」で「北朝鮮を喜ばせたくない」というアンチ北朝鮮感情や、そうしたアンチ北朝鮮感情を持つ「巣くう会や家族会」に攻撃されたくないという怯えといったもっとくだらない話か。

*1:光州事件のこと

*2:盧泰愚のこと