珍右翼・高世仁に突っ込む(2021年11/28日分)(副題:今日も高世に悪口する)

親子の縁を断ってでも闘う!―あるミャンマー人民主活動家の決意 - 高世仁の「諸悪莫作」日記

 お知らせです。
 【高世仁のニュース・パンフォーカス】No.21「親子の縁を断ってでも闘う!―あるミャンマー人民主活動家の決意」を公開しました。

高世
 ミャンマーの人は、なぜ日本に怒っているのですか?
ソーさん
 日本人に対してではなくて、(ボーガス注:欧米などと違い、経済制裁と言った厳しい措置を執らず、ミャンマー政府に甘い)日本の政府に怒っています。

 日本が一応「民主国家」である以上、「日本政府の方針=国民大多数の考え」のわけで「日本人」と「日本政府」を区別するわけにもいかないでしょう。
 実際、ソー氏も本心では「ミャンマー政府に批判的な日本人、ソー氏の支援者である日本人には感謝しているが、この問題について無関心な大多数の日本人(与党・自公の支持者の大多数)に対しては怒ってる」でしょうね。
 また「日本政府」だけでなく「ミャンマーで営業を続ける日本企業」に対しても怒ってるのではないか。

ソーさん
 むかしの戦争の時代にはいろいろあったようで、「ミズゼメ」(水攻め)とか「ピンタ」(びんた)などの言葉が残っています

 「昔の戦争」とは太平洋戦争ですね。
 なお、「ミズゼメ」は「水攻め」ではなく「水責め」が正しいでしょう。
 「水攻め」では「備中高松城の戦い」「忍城の戦い(映画化された小説『のぼうの城』で有名)」のような意味になってしまいますが、この場合はおそらく

【「水責め」でヒットした記事の例】
CNN.co.jp : トランプ氏、「水責め」などの拷問を改めて支持
9.11テロ容疑者を襲った収容所での尋問 水責め、強制性交…なぜ男は闘い抜くことができたのか(キノフィルムズ) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)

という話でしょう。

 首相補佐官に任命されたのが、中谷元・元防衛相です。中谷氏は人権侵害で制裁を可能とする「日本版マグニツキー法」の議員立法を提唱してきたことで知られています。
 今後、日本政府が人権問題への対応をどう変えていくのか、注目してゆきましょう。

 とはいえ中谷は補佐官就任後は「日本版マグニツキー法」については

中谷補佐官「中国人権看過できず」 制裁法には慎重 - 産経ニュース2021.11.15
 日本版マグニツキー法の制定については「簡単にいかない」と慎重な姿勢を示した。「一方的に価値観を押し付けて制裁するやり方も一つだが、寄り添って問題を解決する役割を日本は期待されている。紛争を助長したり、事を荒立てたりするのがすべてではない」と述べ(中略)た。

人権外交に苦慮 補佐官新設も対中「及び腰」―岸田政権:時事ドットコム2021.11.28
「制裁を伴ってどういうことが起こるかしっかり検証しないといけない。日本は対話と協力で対応してきた」。
 新設した国際人権問題担当首相補佐官に起用された中谷元・元防衛相は24日のBS11番組で、自身の主張をトーンダウンさせた。

として明らかにトーンダウンしています。
 高世がそのことに全く触れないのはどういうことなのか。
 高世が
1)「トーンダウンの事実を知らない」にせよ
2)「中谷をかばうため」かどうかはともかく「そうした事実に故意に触れるのを避けてる」にせよ
お粗末な話です。