荒木和博も、朴正煕や全斗煥をそんなに高く評価するのなら、拓殖大学の紀要や極右雑誌でないまともな学術誌に彼らの時代制約もふくめて論じる論文でも投稿したらどうか - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
「荒木にはそんな意思はかけらもないだろう」というのがよくわかるのが「特定失踪者デマ」です。
正直、俺があのデマを知ったときに「国内で発見されたらどう言い訳する気なんだろう？。発見されない保証は何一つねえだろ？」と頭痛がしました。荒木が「俺は学者としてやっていける」とかけらも思ってないが故にあんなデマまでほざいて拉致を「永久に利権化しようとする」。
それにしても「荒木が特定失踪者デマをほざいたこと」よりもっと頭痛がしたのは
1）国内で特定失踪者が何人発見されても、荒木がわびない（なお、足立区女性教師殺人事件 - Wikipediaなど、一部「犯罪被害」や「事故死」もあるが、特定失踪者のほとんどは自発的失踪）
2）そんな荒木を家族会は黙認し「特定失踪者のどこが拉致だ！」と批判した蓮池透氏をむしろ家族会から除名
3）マスコミや与野党（残念ながら共産党を含む）もろくに荒木批判しないこと
ですね。
特に「2）には唖然」です。「特定失踪者が国内で複数発見された」なんて「重大な不祥事」です。その不祥事を「拉致被害者家族の一人」蓮池氏が批判した。「これは荒木も完全に終わったな。さすがに横田夫婦など拉致被害者家族たちも蓮池氏の側につくだろう。良かった、良かった」と思いきやそうならない（呆）。
◆荒木のツイート
荒木和博がリツイート
◆レブラくん(RBRA)予備役ブルーリボンの会
北朝鮮による日本人拉致事件。国内で誘拐犯がいたら《即犯人》として扱うのに、海外国が誘拐すると『協議』になってしまうのは何故か。
「アホか」ですね。それ言ったら「旧ソ連のシベリア抑留」「ソ連時代から続くロシアの北方領土支配」だって「ソ連の行為は違法だ。日本国内であんなことをやったら『低賃金の3K労働（きつい、汚い、危険）の強制（シベリア抑留）』『土地の強奪（北方領土支配）』で犯罪者扱いなのになぜ外交問題になるのか」といえてしまう。
で、そんなこと言っても「シベリア抑留」「北方領土問題」「北朝鮮拉致問題」どれ一つとして解決しないわけです。
オジサンはもっとがんばろう（R3.12.9）: 荒木和博BLOG
令和3年12月9日木曜日のショートメッセージ（Vol.614）。一昨日チャンネル桜の討論番組*1に出ていてふと思ったことがありました。私たち高度成長の恩恵を受けてきた世代、特にオジサンはもう少し世の中にお返しをすべきではないか、というお話しです。
6分9秒の動画です。見る価値のない馬鹿馬鹿しい代物です。
荒木ももはや「毎日動画を流すと言ったからメンツの維持のために何でも流そう」つうくだらない考えじゃないか。
何が馬鹿馬鹿しいか。
この荒木動画は動画タイトルと説明文だけで想像がつきますが、拉致が何一つ関係ない。
「拉致について話す」はずの動画で拉致に関係ないことを堂々と話してるのだから呆れます。
荒木は以前は「休日（土日）は肩のこらない話題として私の鉄道趣味の話をします」などとして土日は「拉致と関係ないこと」をやってはいたものの、さすがに平日は「一応、拉致限定だった」ところ、よほど話すネタが無いのか、拉致についてやる気を失ってるのか、今や平日でも「これ」です。よく拉致被害者家族会もこんな男とつきあい続けられるもんです。
さて、動画を視聴しましたが荒木が「西村眞悟の核武装発言*2」を「チャンネル桜の討論番組（日本は核武装すべきだという右翼番組）に出て、西村発言のことを思い出したが、西村発言は間違ってない」「小渕内閣防衛政務次官を辞任する必要は無かった」と言い出したのには「唖然」ですね。
まず第一に「繰り返しますが」拉致が何一つ関係ない。
「頑張ろう」、「お返しをすべき」つうなら「特定失踪者問題調査会代表」「予備役ブルーリボンの会代表」のお前がすべきことは「拉致被害者帰国を早急に実現すること」だろ！。何が「日本は核武装すべき」だ！。ふざけんな！
ですね。
荒木だと「日本の核武装は拉致解決に資する」と平然と強弁しそうですが。
第二に「オジサンはもう少し世の中にお返しをすべき」という話で何でそんな話をするのか。
荒木にとって「おじさんがすべき社会貢献＝日本の核武装実現のために右翼活動に励む」なのか。
普通の人間は「おじさんがすべき社会貢献」と言う場合に仮に「政治活動」をあげる*3にしても「日本の核武装」なんかあげないでしょうよ。
大体、自民党支持層ですら、大多数は「日本の核武装」なんか支持しない。また、「ロシア、中国、韓国といった周辺国」や「日本の同盟国・米国」も「日本の核武装」なんか容認するわけがない。
安倍ですら在任中「九条改憲」は口にしても「日本核武装」なんて口にしなかった。岸田はなおさらでしょう。「今回の衆院選での改憲派（自民、公明、維新）2／3確保」を「九条改憲の危機」と危惧する人間*4でも「核武装の危機」があるとは思ってないでしょう。
第三に「高度成長の恩恵を受けてきた世代」云々という動画説明文からは
◆我々おっさんは高度成長（池田、佐藤政権の1960年代～1970年代前半）の恩恵を受けて「今の若者に比べれば」経済的に比較的豊かだった。今の若者はバブル崩壊後の不景気が長く続き、非正規が多く、生活が困難だ。これを何とかしたい。例えば景気をもっと良くしたい。あるいは非正規を減らしたい
などといった話が「されるのだろうか？」と思いきやそんな話は何一つされない。「日本の核武装」と私たち高度成長の恩恵を受けてきた世代と何の関係があるのか。
荒木的には
◆核武装すると高度成長できる（→何で？）
とでもいうのか？
