「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2021年12/23日:島田洋一の巻)

◆島田のツイート

島田洋一
 バイデンにできるのは所詮「(ボーガス注:政府高官が開会式に出席しない)外交的ボイコット」程度と中共がたかを括っている証拠。
 もう一段高い(ボーガス注:政府高官だけでなく各国スポーツ団体(各国五輪委員会含む)幹部や選手も参加しない)開会式全面ボイコットに踏み切るべきだが米国が主導しない限り難しい。
 期待は米議会がどこまでバイデンの尻に火をつけられるかに掛かる。
メディア幹部ら逮捕、廃刊 「扇動的出版」容疑―香港:時事ドットコム
 香港警察は29日、扇動的な出版物発行の共謀容疑で、民主派寄りの報道で知られるネットメディア「立場新聞」の幹部ら7人を逮捕した。同紙は同日、廃刊を発表した。

 島田がここで
1)「EU諸国や日本が米国を突き上げろ」
2)「いっそ選手ボイコットに踏み切れ」
と言わない点が興味深い。島田ですら「米国主導の開会式ボイコット」が関の山とみているわけです。
 なお、「外交ボイコット(政府高官の開会式欠席)」なら政府が自由に決められますが、「選手ボイコット」は勿論「開会式ボイコット」も「選手やスポーツ団体は国から独立している」ので国が出来ることは限界があります。「補助金不支給の脅し」などを使って「出席するな、参加するな」と恫喝すること(例えば、モスクワ五輪で当時の日本政府がJOCなどスポーツ団体にしたことですが)は「独立性の侵害」であり、やるべきことではない。

島田洋一
 スポーツ界の健全な発展のためにも五輪解体が望ましい。

 バッハ会長が「北京冬季五輪の外交ボイコット」に否定的だからと言って「JOCなど日本側によるIOC委員買収疑惑のある東京五輪を支持した島田」がよくも言ったもんです。

島田洋一
 今年は「女性議員を増やせ、優遇しろ」と叫ぶ“巨悪に沈黙する女たち”に決定的に侮蔑感と嫌悪感しか覚えなくなった年だった。

 ここで島田が悪口する女性議員は「野党議員」なのでしょうが
1)高市や野田など自民党女性議員も「女性議員を増やせ」と言ってる
2)「巨悪(島田の文脈ではおそらく「ウイグル問題」の中国のこと、決して『モリカケ、桜疑惑の安倍』のことではない)」に対し「国会での中国非難決議」など「厳しい対応」に消極的なのは何も女性議員云々という話ではない(例えば岸田首相、林外相、茂木幹事長はそうした対応に明らかに消極的)
と言う意味で「呆れた寝言」です。

島田洋一
 飯塚耕一郎、横田拓也、哲也の三氏はいずれも若いながら堅忍不抜、発信力も強い。
 国家的課題で、当事者がこれだけしっかりしているケースもまれだろう。
 あとは一に掛かって政治の責任だ

 島田が「救う会副会長として、自分はこう動くつもり」という話を全くしないのが興味深い。結局、島田は「何で副会長になったのか全く分かりませんが」、拉致問題について関心は無いのでしょう。だから「家族会は頑張って」「政府はそれに応えて」という他人事発言しかしない。

島田洋一
 自民党は必死に習近平氏にすり寄る、幹事長ならぬ宦官長を更迭すべきだ。

 吹き出しました。茂木幹事長の対中国姿勢をどう評価するにせよ「外交の最高責任者は林外相」だから「茂木氏の方針=林外相の方針」です。島田は、まずは「林外相更迭」を主張すべきではないか。
 ちなみに島田が悪口する茂木幹事長については以下の記事を紹介します。
 「本心かどうか」はともかく「外交ボイコットの件を決定しない限り採決できない」とは明らかに茂木発言が「岸田首相、林外相の考え」を受けていることがうかがえます。

自民 茂木幹事長 “中国の人権侵害懸念”決議「現時点難しい」 | NHKニュース
 中国などでの人権侵害に深刻な懸念を示す国会決議をめぐり、自民党の茂木幹事長は、高市政務調査会長らから今の国会での採択を求められたのに対し、タイミングの問題があるとして、現時点では難しいという考えを伝えました。
 来週21日に会期末を迎える今の臨時国会で決議を採択するよう求めたのに対し、茂木氏は「内容はいいが、タイミングの問題がある」と指摘し、現時点では難しいという考えを伝えました。
 このあと高市氏は記者団に対し「私は今がタイミングだと思うが、幹事長の署名が無ければ提出できない。大変、悔しい」と述べました。

不満あらわの高市氏「本当に悔しい」…中国非難決議見送り、茂木幹事長「タイミング良くない」 : 政治 : ニュース : 読売新聞オンライン
 採択見送りの理由について茂木幹事長は、北京冬季五輪パラリンピックに政府関係者を派遣するかどうかの政府判断に影響を与えかねないことを指摘し、「タイミングが良くない」と説明した。だが、茂木氏に採択を申し入れて受け入れられなかった高市政調会長は「本当に悔しい」と不満をあらわにしている。