今日の産経ニュース(2022年2/7日分)

モデルナ敬遠で予約伸びず 専門家「選ばず接種を」 - 産経ニュース
 「交互接種は何が起こるか分からないので怖い」つうことですかね。
 自治体接種はほとんどがファイザーだったところ、今回は逆に「モデルナがほとんど」で、多くの接種において交互接種は不可避です(2月中に俺の両親も三回目接種しますが「ファイザー&モデルナ」の交互接種です)。
 マスコミ報道を信じれば「交互接種について当初危惧されたほどの不具合はない」ようですが、とはいえ「交互接種不可避」にしてしまったことはやはり「岸田政権の落ち度」ではないか。「交互接種」になれば「副作用を恐れて接種率が低下する恐れがあること」はわかりきっている。
 まあ、交互接種不可避なら、それはもはや仕方が無いですが。


【産経抄】2月7日 - 産経ニュース

 大山名人はガンと闘いながら、A級現役のまま69歳で世を去った。まさに偉業である。中原誠十六世名人、谷川浩司九段ら一時代を築いた名棋士たちは、50代前半でA級から降級した。永世七冠を達成している羽生善治九段(51)もまた、最終局を待たずしてついにその日を迎えた。

 時代が違うので単純比較できないとはいえ、やはり「大山は怪物」なのでしょう。
 なお、

大山康晴 - Wikipedia
 A級在籍のまま死去した将棋棋士は山田道美に続き史上2人目であり、後に村山聖もA級在籍のまま死去したが、山田と村山は将棋棋士として絶頂期と言える若い年齢(山田が36歳(特発性血小板減少性紫斑病による急死)、村山*1が29歳(膀胱ガン))で死去したのに対し、大山は69歳という高齢でA級の地位を維持し続けていた点が特筆に値する。大山が残した69歳4ヵ月のA級在籍記録は将棋史上最年長であり、現在も破られていない。

だそうです。
 村山については

◆小説『聖の青春』(2000年、大崎善生講談社
 後に松山ケンイチ主演で映画化
◆漫画『聖 :天才・羽生が恐れた男』(作画・山本おさむ、監修・森信雄)

ということで将棋ファン以外にも割と有名かと思います。まあ、村山に限らず、早死にするとやはり「美化される傾向」にはありますね。


青山元衆院議員が政治団体 参院選で候補擁立目指す - 産経ニュース

 青山氏は平成29年衆院選静岡1区に立民から出馬して敗れ、復活当選した。セクハラ問題を受けて30年に立民を離党、昨年の衆院選は静岡1区で日本維新の会から出馬し、落選した。

 セクハラで立民を追放され、維新からも「選挙の弱さ」からお払い箱になったあげくが、

 政府の新型コロナウイルス感染症対策に反対する政治団体を設立したと発表した。夏の参院選に10人以上の候補擁立を目指し、自身も比例代表で出馬すると説明した。
 団体名は「過剰なコロナ対策と緊急事態条項に反対し、選択の自由を保障する共和党」。
 5~11歳へのワクチン接種中止と、幼稚園や保育園でのマスク着用撤廃を最重要課題に挙げた。

とは無様です。まさか青山も「これで当選できる」とはさすがに思ってないでしょう。つまりは「当選しなくても構わない」とばかりに「コロナは風邪派」から金を得ることで「生活する」という酷い生き方を選択したわけです。
 「セクハラの後がこれ」とは「立民の筆坂」の渾名を贈呈したい。「『コロナは風邪』の青山」「河野談話否定論を放言するまでにウヨにへつらう筆坂」とどちらも「甲乙つけがたい醜悪さ」です。さすがにここまで劣化が酷い(共産、立民時代はこんなこと言ってない)と「古巣である共産や立民」を非難する気にもあまりならない。


遺族会会長・水落氏が引退撤回、夏の参院選出馬表明 - 産経ニュース
 過去の日本遺族会会長が

日本遺族会 - Wikipedia
橋本龍伍
 吉田、岸内閣厚生相など歴任
賀屋興宣
 戦前、第一次近衛、東条内閣蔵相。戦後、終身刑判決を受けるが後に仮釈放。いわゆる逆コースにより、公職追放も解除され政界に復帰。自民党政調会長(池田総裁時代)、池田内閣法相など歴任
◆村上勇
 岸内閣建設相、三木内閣郵政相など歴任
長谷川峻
 田中、三木内閣労働相、中曽根内閣運輸相、竹下内閣法相など歴任
橋本龍太郎
 橋本龍伍の息子。大平内閣厚生相、中曽根内閣運輸相、海部内閣蔵相、村山内閣通産相などを経て首相
古賀誠
 橋本内閣運輸相、自民党幹事長(森総裁時代)など歴任
尾辻秀久
 小泉内閣厚労相参院副議長など歴任

とそれなりに大物(大臣や党三役を歴任)だったのに対し、今の水落氏は「第三次安倍内閣文科副大臣」であり、大臣、党三役経験者ではない。
 しかも「自民党の原則70歳定年を理由」に水落氏が「後進に道を譲る」として、いったん引退表明したにもかかわらず、「遺族会から後継候補が出てこなかった」ために「引退撤回」。
 遺族会会長の「自民党における地位」も「遺族の高齢化や死去→政治力衰退」で落ちてきたと言うことでしょうか。

*1:村山は1969年生まれでいわゆる「羽生世代(1970年生まれの羽生と同世代の棋士)」にあたります(羽生世代 - Wikipedia参照)。