追い込まれた立民、孤立するもなお改憲議論に抵抗 憲法審出席 - 産経ニュース
追い込まれたと言うよりは「右にシフトしようとする泉(元々、国民民主の前原に近い立場)」とそれに否定的なグループ(枝野前代表や菅最高顧問)、いずれも主導権を持てずに「衆院憲法審査会には参加するが、九条改憲には賛同しない」と言い訳するぐだぐだの状況と言うことでしょう。立民にも全く困ったもんです。
国家公安委員長、自民京都府連の現金配布を認める 買収の意図は否定 | 毎日新聞
河井法相の事件の後でこれです。どれほど常識が無いのか。野党としても「二之湯国家公安委員長の更迭」を岸田に当然求めていくことになるでしょう。マスコミも厳しく批判すべき話です。
【主張】敗者の背中に学ぶ 挑戦の価値大切にしたい - 産経ニュース
「衆院選での立民議席減など」自分の嫌いな相手が負ければ「ざまあ」の癖に、羽生や高梨では「敗者でも(というか期待されたメダルを取れなくても)価値がある」とはよくもいったもんです。そういうのを「負け惜しみ」と言います。
それにしても「羽生人気」も今や、浅田真央が菊池寛賞を受賞した - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)が批判(?)する「浅田真央人気」みたいなもんなんでしょうねえ。
確かに
1)「五輪2連覇の実績」で今回三連覇が期待
2)四位入賞は果たした
3)今回初めてクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)を公式戦で成功させた
とはいえ「銀メダル・鍵山優真」「銅メダル・宇野昌磨」で今回は鍵山や宇野の方が「成績はいい」わけです。しかし今回も「羽生の方が騒がれてる」気がします。
【正論】建国の回想を次の日本の創造へ 文芸批評家・新保祐司 - 産経ニュース
神武天皇などと言うと、「神武天皇なんていなかった」という戦後的通念にいまだにとらわれている人もいるようだが、文芸批評家の小林秀雄*1は、講義録『学生との対話*2』の中で、「考古学的歴史観もよくない」といって「これも歴史と称しながら、歴史にちっとも触れていないのです。たとえば、本当は神武天皇なんていなかった、あれは噓だという歴史観。それが何ですか、噓だっていいじゃないか。噓だというのは、今の人の歴史だ。(中略)しかし、歴史とは、みんなが信じたものです。昔の人が信じたとおりに信じることができなければ、昔の人が経験したとおりに経験できなければ、歴史なんて読まないほうがいい*3。これは本居宣長の説です」と語った。
「神武天皇は架空」などというのは戦前においても「歴史学の常識」でした。
「そういう意味」では戦後云々という話ではない。
あげく「嘘でもいいじゃないか(愛国心が高まるから?)」とは呆れて二の句が継げません。
つうか「嘘でもいいじゃないか」とは神武天皇とはウヨにとって
【時代小説】
◆池波正太郎『鬼平犯科帳』(火付盗賊改方・長谷川平蔵)
◆山本周五郎『樅ノ木は残った』(原田甲斐)
【時代劇】
◆大岡越前 (テレビドラマ) - Wikipedia(江戸南町奉行・大岡忠相)
◆忠臣蔵(赤穂藩家老・大石内蔵助)
◆遠山の金さん - Wikipedia(江戸北町奉行・遠山金四郎景元)
◆水戸黄門 (パナソニック ドラマシアター) - Wikipedia(前・水戸藩主の徳川光圀)
◆暴れん坊将軍 - Wikipedia(将軍・徳川吉宗)
のような「嘘八百の時代小説、時代劇の主人公たち」と同じ扱いなのかと聞きたくなります(これらの小説、ドラマの登場人物は実在だが、話の内容は架空)。
しかし今時、小林秀雄など持ち出しても彼も昔ほどの「権威ではない」でしょう。
【主張】建国記念の日 子供たちに意義を教えよ - 産経ニュース
1)「初代天皇・神武天皇」の「即位の日」とされる「紀元前711年の元日(旧暦という設定)」を「新暦換算すると2月11日」になると明治新政府が主張し「紀元節」として制定
2)戦後、廃止されたが、自民党政権により復活。ただし「1月1日」「4月28日(サンフランシスコ条約による独立回復)」「5月3日(憲法施行の日)」「11月3日(憲法交付の日)」を「建国記念の日」とすべきだという意見もあった
3)神武天皇は架空の存在であり実在ではない
などといった「基礎知識」は「今日の日」を否定的に評価しようと、肯定的に評価しようとも「知っておくべき」ではあるでしょう。