「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2022年2/11日:島田洋一の巻)

島田洋一
 キエフ市長ビタリ・クリチコは元プロボクシング世界ヘビー級王者。その闘争力に期待し、物心ともに強く支援したい

 ボクサーとしての「闘争力」と政治家として「闘争力」は勿論違うので吹き出しました。

島田洋一
 「ドイツは益々ロシアのエネルギー*1に依存し、大金をロシアに渡し、防衛費増額約束は果たさない。適切だと思うか」とNATO事務局長に迫るトランプ大統領(当時)。
 メルケル独首相こそが正しい大人の指導者、トランプは単なる馬鹿と多くのインテリは言っていた

 第一に「移民受け入れのメルケル、移民差別のトランプ」という意味でのメルケル評価、トランプ批判であって「対ロシア外交」という話ではない。第二にトランプが「ずっとプーチンに批判的だった」という事実はどこにもなく、「ある時はプーチンとの友好を自慢した、その場その場で言うことがコロコロ変わる男=トランプ」です。従って島田のトランプ評価、メルケル非難は詭弁でしかない。

https://twitter.com/ProfShimada/status/1494445722153852928
島田洋一
 坂本花織*2選手の力強い演技は素晴らしかった
 しかしこの写真。一瞬「ドクロを持たされたのか」とゾッとしたのは私だけではないだろう。
 やはり主催政権の性格・イメージが全てに反映される。
 北京を会場に選んだ利権屋たちの責任は大きい。

 「マスコットのパンダ(ビン・ドゥンドゥン)にまで無茶苦茶な因縁をつけるのか」と吹き出しました。

島田洋一
 ロシア軍はウクライナに侵攻するかという問題設定自体、プーチン側の論理。ロシアはすでに軍事介入している。
「親露武装勢力が実効支配する地域」(ドンバス地方東部)とはロシア特殊部隊が浸透し、支配する地域に他ならない。

 「それ(ロシアのウクライナ侵攻危機)はそれ、これ(ドンバスの親露武装勢力)はこれ」であり「ごちゃごちゃ」にするのは議論を無茶苦茶にするだけです。
 もしかして「バイデンの政治的牽制で、仮にロシアが侵攻しなくても*3大した手柄じゃない、ドンバスにはロシア勢力(ロシア軍が軍事支援している疑いが勿論濃厚)がいる。バイデンはドンバスのロシア勢力を撤退させてみろ」といってバイデンをけなすための前振りか。
 ただし「ドンバスにロシア勢力がいる」のは「島田が礼賛するトランプ政権時代」からそうでしたが。
 ドンバス戦争 - Wikipediaによれば「親露武装勢力がドンバスを実効支配する」のは「ロシアのクリミア併合とほぼ同時期」で「2014年3月のこと」だそうです。当時はオバマ政権で、トランプ政権、バイデン政権においても「親露武装勢力がドンバスを実効支配する」状況を「ウクライナ政府を支援してドンバスを奪還させる」という形に変えることが米国にはできませんでした。

島田洋一
 「敵基地攻撃能力」は問題だから見直すという。
 政治的な名称論議は別として、実態は「相手司令部無力化能力」でなければならない

 おいおいです。「相手司令部無力化能力」て、もはや「専守防衛の枠」を完全に外れており明らかに憲法九条違反です。
 岸田政権もさすがに「本音はともかく」建前ではそこまで放言できないでしょうし、島田のこうした放言は「護憲派の批判を招く」とありがた迷惑でしょう。

島田洋一
 今日は福井県小浜産の生牡蠣で適量プラスαの日本酒。
 1個につき1分、電子レンジで殻が開く。縮んだりしない。
 そのまま、あるいは塩ポン酢に軽くつけてが旨いか。
 小浜といえば、拉致被害者、地村富貴恵さんの実家がふぐ料理の民宿で、同地のふぐも旨い

 「救う会副会長」の肩書きを持つ男が「地村さん」の名前を出して書くことが「拉致解決の展望」ではなく「地村(旧姓:濱本)富貴恵さんの実家がふぐ料理の民宿」とはマジで脱力します。よく家族会も島田に怒り出さないもんです。
 なお、この民宿とは「濱本、小浜市、民宿」「濱本、小浜市、ふぐ」でググってヒットした若狭ふぐの宿はまもとトップページでしょうか?

島田洋一
 その場ですぐ、良い意味で騒がないといけない。
 高梨選手を守るべき組織は何をしていたのか
高梨がスキー連盟に「検査、いつもと違った」と回答 - 産経ニュース

 吹き出しました。島田に言われるまでも、おそらくコーチなども「その場で抗議した」でしょう。しかし抗議したところで、審判に受け入れられなければそれで終わりです。高梨以外の「失格した選手たち(ドイツやノルウェー)」も話は同じでしょう。
 今回「正式に意見書を送付する」というのに島田も何の文句があるのか。

*1:ロシアの石油、天然ガスのこと

*2:北京五輪女子フィギュアスケート銅メダル

*3:追記:残念ながらプーチンはバイデンの政治的牽制を無視しウクライナに侵攻しました。