韓流は北朝鮮を崩壊させるか(R4.3.2): 荒木和博BLOG
7分程度の動画です。「韓流流入は拉致問題解決につながるか」と言うタイトルでないあたりが「語るに落ちてる」というべきでしょう。荒木ら「救う会右翼」の目的が「拉致問題解決」ではなく「それを口実にした北朝鮮打倒論であること」がモロバレです。
それにしても荒木も『北朝鮮はこれがもとで崩壊するかも』というなら「韓国、日本、米国」と「北朝鮮」との「国交正常化」に賛成したらどうなのか。国交が正常化し「人や物の交流」が進めばいやでも「韓流に限らず外国文化が多数北朝鮮に流入する」でしょう(勿論、国交正常化はそうした体制変革を目的にしていませんが)。
例えば「江戸時代はキリスト教弾圧していた日本」もさすがに「開国後の明治新政府」は欧米の批判に耐えきれず「それをやめました」。今は「韓流流入」を阻止しようとする北朝鮮も「韓国などと国交正常化」すれば公然と阻止することは難しくなるでしょう。
「韓流流入が北朝鮮崩壊につながるかも」といいながら「韓流流入を助長する国交正常化」に反対するのだから荒木も矛盾しています。
その場の思いつきで適当に放言しているとしか思えない。
3月3日3時に現地ライブ【調査会NEWS3570】(R4.3.1): 荒木和博BLOG
いつもの「何10年もたってから失踪現場で探偵ごっこ」という馬鹿話でしょう。
「本物の北朝鮮拉致」でも馬鹿げていますが、もっと馬鹿げてるのが「特定失踪者」です。
「製造物責任」というのがあるんですから、ソ連*1もウクライナに侵攻する暇があるんだったら北朝鮮をどうにかして欲しい*2と思います。
7分程度の動画です。説明文だけで見る気が失せます。
まず第一にそんなことが拉致問題解決と何の関係があるのか。何の関係もない。
第二に北朝鮮の現状にロシアが「勿論、旧ソ連時代」から大いに関わってるのは事実ですが、北朝鮮は「満州国のような傀儡政権」ではないわけで「製造物責任」という物言いは明らかにおかしい。
第三に「救う会メンバー」から「刀剣友の会(建国義勇軍)という犯罪者が出たこと」について「救う会とは関係ない」として、日本社会にも、被害者(田中均氏、野中広務氏、社民党、朝鮮総連)にも謝罪一つしない「製造物責任をとらない」クズが良くもいったもんです。
あるいは荒木ら救う会や拉致被害者家族会が「安倍を散々持ち上げて首相にし」、その安倍が首相権力を悪用して「森友、加計、桜を見る会」のような不正を行ったことへの「製造物責任」はどう取る気なのか。いい加減、安倍批判したらどうなのか。
まあ、荒木の与太はともかく。
北朝鮮にとって「プーチン・ロシアのウクライナ侵攻」は「頭が痛い」でしょう。
建前では「経済支援を受けてるしがらみ」からロシアを擁護している。
とはいえ、この結果、「欧米の経済制裁」や「ウクライナのアフガン化(成果が出ないままアフガンのように撤退)」でプーチンが失脚でもした場合「ポストプーチン」が誰になるのか、その結果「ロシア・北朝鮮関係」がどうするかは全く読めません(勿論、失脚しない場合もありえますが)。
勿論「プーチンが失脚しても」後釜は「メドベージェフ元首相」などプーチンに近い人間で北朝鮮との関係は変化がないかもしれない。
あるいは「プーチン批判派が政権を奪取した」としても、それでもロシアは北朝鮮との長い付き合いから「今後も支援する」かもしれない。
またポストプーチンが仮に北朝鮮との関係を縮小したところで、中国は北朝鮮を支援し続けるわけで「プーチンロシアが崩壊してポストプーチンが北朝鮮支援を縮小しても」北朝鮮が崩壊するという話ではありません。
とはいえ、おそらく「ロシアの北朝鮮支援のウエイトはかなり大きい」わけで、北朝鮮も本心では「プーチンも余計なことをやりやがって!」でしょう。ウクライナ侵攻されても北朝鮮にとっては何の利益もない。