今日のロシアニュース(2022年3/5日分)

共産・田村氏が発言訂正 自衛隊の物資提供「賛成できない」 - 産経ニュース
赤旗ウクライナへの防衛装備供与/田村氏「賛成できぬ」
赤旗防弾チョッキなどウクライナに供与/9条に反する軍事支援
 これについては

[B! 自衛隊] 自衛隊の物資提供 共産・田村氏「反対表明考えず」
 医薬品はともかく「軍用品」防弾チョッキはまずいと思う。(追記)続報によれば「医薬品は認めるが防弾チョッキには反対」と意見を修正したとのこと

という拙ブクマを紹介しておきます。党員、後援会員、支持者から俺のような批判意見が出て、方針を修正したと言うことでしょうか。
 これでわかるように日本共産党を「無謬論の立場」であるかのように非難する「一部のアンチ共産」の批判は「極めて一面的で不当」というべきでしょう。小生も支持者として「共産党に対して批判的なことはあまり言いたくない」ので、上のブクマは、実は「躊躇もあった」のですが結果的に「小生の批判意見の方向性」に変わったことは勿論俺的には「嬉しいこと」です。まあ最初から「こうした意見変更がないように党内で十分な意見統一を図ってほしいところ」ではあります。


龍谷大学長「プーチンとよく似たパーキンソン病患者」 不適切ツイート「撤回する」(京都新聞) - Yahoo!ニュース

 ロシアのウクライナ侵攻に関連し、龍谷大の入澤崇*1学長が「病院に今のプーチン(大統領)とよく似たパーキンソン病患者がいた」とツイートしていたことが4日分かった。ツイートでは続けて「薬の副作用でヒステリックになって(中略)近くにいる者でも敵に見える。周囲の人は手を焼いていた」などと記していた。
 不適切だとの記者の指摘に「パーキンソン病の方に誤解を与えるなら撤回する」とし、「プーチン氏の行動を見た時に誇大妄想的になっている。病気が原因ではないかということで発信した」と釈明した。ツイートは自身の父親が同病で入院した際の経験としてつづっていた。
 プーチン大統領パーキンソン病を患っているという可能性は英大衆紙などが報じているが、確定的な証拠はないとみられる。

 悪意はないと思いますがこうした発言はやはりまずいでしょう。しかし正直「プーチンの無茶苦茶さ」には「何か精神障害を罹患してるのか?」と疑いたくはなります。


プーチン大統領、停戦条件を追加 「親ロシア派に東部2州全土を」 [ウクライナ情勢]:朝日新聞デジタル
 条件を引き下げるどころか、今までの三条件「中立化(NATO非加盟)」「非武装化」「ゼレンスキー退陣」はそのままで、新たに条件を追加したあげく、その条件が「ドンバス共和国、ルガンスク共和国を正当な独立国と認めろ」とは「?」です。
 「全ての欧州諸国がNATO加盟しているわけではない」という意味で「中立化(NATO非加盟)」は「飲む可能性」はあります。
 あえて言えば「ゼレンスキー退陣」も「後釜はゼレンスキー側近になり、状況は変わらない」と考えて「あえて飲む」かもしれない。
 しかし、他の二つ「非武装化」「ドンバス共和国、ルガンスク共和国を正当な独立国と認めろ」はおよそウクライナが飲める条件ではありません。「和平をする気が本当にあるのか?」ですね。
 これでは「和平をする気があるように見せかけて、最後に全てをひっくり返す」というだまし討ちにもなりませんし、何がやりたいのか意味不明です。


[B! ロシア] 中居正広 感情あらわ「日本のロシア大使館職員は何か感じない?」識者解説にも納得できず(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース

 「中居さんがジャニー喜多川のホモセクハラ疑惑について何も言えないのと同じですよ(嘲笑)」と言いたい。そういう意味ではロシア大使館員を一方的に非難できる聖人君子などほとんどいない

とブクマしましたが、中居も自分を棚上げして良くもロシア大使館員を非難できるもんだと呆れます。記事によれば、俺の指摘した様なこと「大使館員も、失職や家族への迫害の恐れを考えたら仮に批判意見を持っていても口にできない」はコメンテーターから指摘されたというのに。


「東部の親露派保護には全面侵攻必要だった」 プーチン氏が主張 - 産経ニュース
 そもそも「親ロシア派支配地域がウクライナの脅威にさらされており、ロシア軍の侵攻は不可避」という主張自体が勿論「怪しい」。しかし、百歩譲ってそれを支持するにしても「親ロシア派支配地域限定」ならまだしも「全面侵攻が不可避だった」というのは「満州事変」を最終的には「日中全面戦争(蒋介石政権打倒)に拡大させた旧日本軍」並に明らかに無理があります。
 

「プーチン氏の暗殺が必要」と示唆、米重鎮議員の投稿に物議 : 国際 : ニュース : 読売新聞オンライン
 さすがにこんな暴論は批判されて当然です。
 「道徳的、法的是非」はひとまず無視しても、「プーチン以外は侵攻をやる気なし」というケースなら「暗殺はロシア軍撤退に有効かもしれない」ですが「プーチン以外(部下たち)もイケイケどんどん」ならかえって「暗殺への報復」を助長して収拾がつかなくなるでしょう。
 しかもこんなことを言っては「和平の可能性」が全否定されます。

*1:なお、入沢氏は仏教学者(入澤崇 - Wikipedia参照)でありパーキンソン病について正確な知識があるわけではないでしょう。