ウクライナ問題で志位閣下に因縁をつける阿部治平とリベラル21に呆れる(2022年3月30日分)(追記あり)

リベラル21 ウクライナ戦争と護憲運動のありかたについて2022.3.30(阿部治平)

 友人は街頭で憲法9条の大切さを説いたが、見向きもされなかったという。夏の参院選憲法改正が争点になれば、たぶん改憲派が圧倒的な勝利を収めるだろう。そして改憲への具体的な動きが始まるだろう。ウクライナ戦争と保守派の「9条では国を守れない」という主張によって、改憲を支持する人が増えるのは目に見えている。一歩進めて「核共有(日本にアメリカの核を持ち込み運用する)」の主張も支持を広げるだろう。

 いやそれはどうですかね。
 俺個人はむしろ「今こそ9条擁護の重要性を訴えるべきだ」と思っています。
 日本人多数派は何故か「日本が侵略されたら」と思い込む習性があるようですが、「前近代においては島国日本の侵略は困難だったこと」「渡海技術が進歩し、比較的、日本侵略が容易になった明治以降は日本が急速に軍事大国化したこと」から歴史的に日本が外国に侵略されたことは「鎌倉時代元寇」と「ソ連北方領土侵攻」くらいしかないでしょう(日本から仕掛けた戦争である以上、米国の沖縄戦、日本空襲などは侵略とは言えないでしょう。幕末の下関戦争や薩英戦争も『攘夷砲撃』『生麦事件』という非が薩長にある上に敗北した薩長が特に欧米列強から領土割譲などをされてないので侵略と見なせるかどうか)。
 「秀吉の朝鮮侵略」「日清戦争」「日露戦争」「シベリア出兵」「日中戦争」「太平洋戦争」(日本による侵略)、「壬申の乱」「源平合戦」「承久の乱後鳥羽上皇VS北条氏)」「南北朝動乱」「戦国時代」「戊辰戦争薩長VS幕府)」「士族反乱」(内戦)などほとんどの日本の戦争は「日本が仕掛けた侵略戦争」か内戦(日本人同士による権力争い)です。
 むしろ「侵略の脅威」というなら「アヘン戦争以降1945年の日本敗戦」まで「欧米や日本の侵略を受け続けた中国」などの方がよほど「侵略の脅威」を感じて当然でしょう(例は中国でなくてもいいですが)。香港だって「自主的に英国が返還した」とはとても言えない。
 そして志位委員長が言うように「プーチンのような無法を日本がしないための九条」のわけです。そして今の自民が目指してる改憲の目的は明らかに「海外での米軍との共同軍事作戦(集団的自衛権)」です。日本が、米国と共に「プーチンのような無法をしない」保証はどこにもない。米国の戦争(例:過去のベトナム戦争イラク戦争など)に参戦すれば、それは無法な戦争ではないのか。
 また俺は阿部の見立てと違い「昨年の衆院選改憲が前面に打ち出されなかった(むしろ岸田が打ち出したのは『新しい資本主義(新自由主義脱却)』でしょう、出任せにもほどがあるとは思いますが)」ように「極右政党・維新はともかく」自民が「参院選改憲を前面に打ち出す」とは現時点で考えていません。
 現時点において岸田はそんなことをアピールしていない。むしろ「円安による物価上昇もあるし、低年金者のために一律5千円配ります」「ガソリンスタンドへの支援でガソリン価格を引き下げたい。場合によってはガソリン税免除も考える」など改憲とは別のことをアピールしているのが岸田でしょうに。「改憲で勝てる」と岸田が思ってるのなら「5千円ばらまく」「ガソリン税免除を検討する」必要はどこにもない。核共有にしても岸田は「非核三原則堅持」を明言した。
 自民勝利による改憲派2/3確保は俺も恐れていますが、それは阿部の言うような話ではない。
 「ウクライナ情勢が騒がれることで国内政治に何の問題のないかのようなムードが醸成されてること(コロナですら終わったかのような扱い→勿論再拡大の恐れはありますし、不幸にしてそうなれば事態は変わるでしょうが)」「連合や国民民主に忖度して立民が共産党との野党共闘に前向きでないこと」などで「自民勝利」を恐れてる。
 また、仮に「参院選改憲派2/3」になったとして阿部が言うほど簡単に改憲の動きが進むかどうか(勿論それは「参院選での改憲派2/3」を阻止しなくていいと言うこととは違いますが)。
 また、プーチンロシアの侵攻が「どう見ても挫折していること」にも注意が必要でしょう。
 マスコミが報じるようにおそらくプーチンは「1週間程度で首都陥落、ゼレンスキー国外亡命、傀儡政権樹立」の思惑だったでしょうが、既に1ヶ月がたって首都は陥落していません。
 「国連総会でのロシア非難決議」は賛成多数で可決され反対はロシアを除けば「ベラルーシ、シリア、北朝鮮エリトリア」の4カ国だけでした。
 正直、国力的にはいずれも「ロシアより格下の国ばかり」です。そういう国々が「格上のロシアとのしがらみ(ロシアからの経済支援など)」から反対したに過ぎない。
 「反対ゼロ」よりは「ロシアにとってまし」ですが、大して意味がない。
 ロシアと「共産圏ということでつながりが深い」中国、ベトナムラオスキューバなどですら棄権にとどまりました。
 欧米も厳しい経済制裁をロシアにかけている。こうなると「プーチン政権崩壊」「ドンバス共和国(ロシアの傀儡国家)崩壊」「クリミア返還」の可能性もゼロではないでしょう。プーチンも内心では「後悔している」のではないか(勿論、後悔を口にすれば政権基盤が揺るぎかねないのであくまでも表向きは強気の姿勢ですが)。
 むしろプーチン政権の現状は「侵略がいかに割に合わないか」を示しており「日本に限らず世界における侵略の可能性の低さ」、そして「九条改憲の必要性の低さ」を示しています。まあ、政府見解では「専守防衛は九条に反しない」ので「政府見解にたつ限り」、侵略阻止という意味では改憲する必要はないのですが。

 なにしろ立憲民主党そのものが護憲派ではない。党元代表枝野幸男氏も改憲について論文を書いているし、現代表の泉健太氏は改憲を明確に主張している。

 「過去においては」ですね。「共産、社民、あるいは市民連合といった護憲派との選挙協力のため」に枝野は代表在任中「改憲」は封印していましたし、それは今の泉も同じです。

 ウクライナ戦争の悲惨をみた人のほとんどが、もしウクライナが戦力を保持していなかったら、キエフはもっと簡単に占領された、だから日本が非武装状態であったなら、尖閣諸島は簡単に中国の手に落ちただろうと考えるのは自然だ。

 そもそも「俺もそうですが」護憲派の多くは「プーチンのような無法を日本がしないための九条」であって「専守防衛自衛隊」を否定してはいません(現状はとても専守防衛とは言えない「世界有数の軍事力」ですがそれはひとまず置きます)。
 「護憲派専守防衛も否定」というネガキャンには「そうではないのだ」ということを今こそ訴える必要がある。
 そもそも「軍隊がなければ、ロシアの侵攻はもっとスムーズに行った」というのも一面的見方です。
 「軍隊があってもロシアが侵攻した」という見方もできる。つまり「ロシアの侵攻のようなケースにウクライナ軍の軍事力で対抗する」のは「ウクライナのような小国」にとって現実的ではない。今回もそうですが「欧米との連携」で対抗するほかないわけです。
 そもそも「後知恵」になりますが「何故ロシアに独裁的なプーチン政権を誕生させてしまったのか」という問題意識も必要でしょう。
 プーチン政権が誕生しなければ今回のウクライナ侵攻は果たしてあったかどうか(なかったとまでは言いませんが)。
 旧ソ連、東欧には勿論「民主的で対外侵略などもしない国」もあるところ、プーチン政権が誕生したことには「欧米の過去のロシア対応に問題がなかったか」という反省も必要でしょう。それなしで「全てを軍事対応で語ろうとすること」は問題がありすぎる。

 ロシアのウクライナ侵略に際して、9条があったからいままで日本は戦争に巻き込まれなかったとか、9条があるからプーチンみたいな指導者が出ても日本は戦争ができないのだ*1といった発言をした革新政党指導者*2がいた。無知というほかない。

 で以前、拙記事「反党右翼分子」松竹伸幸の「志位同志閣下」への酷い言いがかりに呆れる(2022年3月4日記載)(追記あり) - bogus-simotukareのブログで批判した松竹同様

「例えばベトナム戦争では日本は米軍を後方支援した。九条があっても日本は戦争に『参加』した。志位氏はそれを知らないのか」

という趣旨のことを言い出す阿部には「言いがかりも大概にしろ」ですね。松竹についてはid:Bill_McCrearyさんも呆れていましたが、今回の阿部にも呆れるのではないか。
 「米軍の後方支援」を志位氏が知らないわけがないでしょう。勿論そうした後方支援を容認してるわけもない。
 この志位発言「巻き込まれず」「戦争できず」が前後の文脈から「ベトナム戦争への韓国軍参戦」「イラク戦争への英国軍参戦」のような「自衛隊の海外での戦争」を意味してることは明白でしょうに。
 勿論「後方支援なら戦争に加担していいわけではない」。
 しかし「自衛隊が直接的な形で外国人を殺す立場にならなかったこと」はそんなに松竹や阿部、リベラル21にとって「どうでもいいこと」なのか。自衛隊は「後方支援」にとどまらず、韓国軍のように「ベトナム戦争で、ベトコン兵士を殺害しても何ら問題なかった」のか。英国軍のように「イラク戦争イラク軍兵士を殺害しても何ら問題なかった」のか。
 「戦争への加担」である以上「後方支援だろうが戦闘参加だろうが違いなどない」のか。
 さすがにそうは阿部やリベラル21も言わないのでしょうが、であるなら「志位氏への非難」は明らかにおかしい。
 例えるなら志位発言は「パチンコや公営ギャンブル(競輪、競馬など)に比べたらカジノは害悪が大きいから反対」「最大野党になることは当面無理でも、少しでも議席を増やしたい」というようなもんです。 
 これに対し阿部の言ってることは「日本には既にパチンコや公営ギャンブルがあるからカジノを解禁しても構わない。ギャンブルの害悪には変わりはない」「最大野党になれなければ議席が増えようと減ろうと意味はない」レベルの暴論です。
 これが阿部の個人ブログならまだ我慢もできる。
 「護憲・軍縮」を建前とするブログがこんなことを掲載するのだから呆れます。
 「自衛隊が直接的な形で外国人を殺す立場にならなかったこと」が「そんなにも阿部やリベラル21にとってどうでもいいこと」なら今、彼らが護憲を訴える意味がどこにあるのか。
 阿部の物言いでは「米軍の後方支援で日本が戦争に加担している以上、九条改憲自衛隊が外国で軍事行動に参加(日本単独ではなく米軍との共同共同になるでしょうが)し、人を殺傷しようとも何ら問題ない」ことになるでしょう。
 志位氏に悪口するあまり「九条護憲には、もはや意味がない」かのような文章を自称「護憲派の阿部」が書いて、自称護憲派の「リベラル21」が平然とサイトに掲載する。彼らにとって「九条護憲」とは一体何なのかと首をひねります。
 そもそも彼らが「護憲派」を自称しながら、護憲派の志位氏に言いがかりをつける理由も意味不明ですが。
 「反共主義で頭がゆがんでるので志位氏の主張を曲解して非難」しているようにしか見えません。そんなことが「護憲」に役立つとはとても思えませんが「反共主義で頭がゆがんでる」リベラル21や阿部にはもはやそんな常識もないらしい。

 岸田政権のウクライナへの援助物資に防弾チョッキがあったのを、戦備品だからダメだと反対した革新政党*3があった。だが、この原則をつらぬけば、ウクライナ支援のカンパはできない。現地に送られたカネは食料や医療物資だけでなく、兵器の購入に使われる。援助物資は非武装の市民だけでなく、ウクライナ軍にも回される。

 やれやれですね。この阿部の詭弁なら、防弾チョッキどころか自衛隊が「小銃やロケット砲」という武器そのものを提供することもOKになるでしょう。なお、防弾チョッキとは「ウクライナ軍兵士」が『戦闘で使う物』でしょうから提供しないのが当然だと俺は思っています。
 また、本来は「武器には使わないでくれ」といってカンパ提供したいところですが、それが諸般の事情で難しいのであれば「提供しない」という選択肢を選ばず、泣く泣く(?)カンパを提供したにすぎません。
 そもそも何故に「防弾チョッキ」が出てきたのか。「岸田政権が武器提供をいずれ実現するためのアリの一穴」という「革命的警戒心(?)」も阿部やリベラル21にはないのか。
 なお、おそらく「共産支持ではないであろう森本毅郎氏や伊藤芳明氏(水曜日コメンテーター、毎日新聞外信部長、編集局長など歴任)」ですら、TBSラジオ森本毅郎スタンバイ」において、防弾チョッキには「国内で異論の出るような物を送るべきなのか、異論のない食糧支援などではいけないのか」「うがった見方をすれば弾薬提供などの誘い水にしたいとも見える」と懸念を表明していたことを指摘しておきます。

 尖閣海域で圧力をかけているのは中国である。

 「野田内閣の尖閣国有化」などを無視して、阿部のように中国を一方的に非難するのは明らかにフェアではない。

 中国は、中立を装っているがロシアの肩を持っている。

 浅井基文氏も指摘していますが、何もロシアに融和的(欧米ほど敵対的ではない)なのは「中国だけではない」。
 ブラジル、インド、南アフリカBRICS)もそうですし、「和平交渉の場所を提供しているトルコ」もそうです。
ロシア軍撤退を求める国連決議。加盟193カ国の投票の内訳は?【ウクライナ侵攻】 | ハフポスト WORLDによれば「トルコ、ブラジルは賛成」したものの、「インド、南アは中国同様に棄権しました」。
 中国だけを悪し様に非難するのは明らかに適切ではない。

 今日、核の脅しをともなったロシアの侵略と、NATO、とりわけアメリカの軍事不介入とをみた中国が、核を背景に尖閣制圧や台湾統一を強行する可能性を考え、警戒心を一層高めた日本人は多いと思う。

 NATOが介入しないとはいえ、「ウクライナへの軍事支援」と「ロシアへの経済制裁」はしました。これで「中国が台湾侵攻する」と思っていたら正気の沙汰ではない。台湾が独立宣言すれば話は別ですが。

 だが、一方で中国は国際的孤立を恐れている。貿易ひとつ取り上げても、対ロシア貿易は3%前後なのに対し、アメリカ・日本・EU を合わせると30%強になる。台湾への武力侵攻を敢行してこの国際関係を失えば中国経済は後退し、政権が不安定になるのは目に見えている。中国共産党支配の正統性は、いまや経済成長、民生の向上によってしか保証されないからである。

 赤字部分には「はあ?」ですね。はっきり言って「意味不明」です。「経済成長、民生の向上」のない「政治支配の正当性」なんてもんがどこの世界にあるのか。

 世論調査の結果は、国民の圧倒的多数は日米安保条約の破棄も自衛隊の廃止も望んでいないことを示していた。これを無視した主張を繰り返すなら、護憲運動は、いまウクライナ人の悲惨を目の当たりにした人々の共感を次第に失うことになるだろう

 まず第一に護憲運動は「将来の目標」ならともかく当面の目標としては「自衛隊の廃止」など掲げていません。
 自衛隊について言えば当面の目標は「海外派兵反対」や「軍縮」です。
 第二に「日本を守ることを任務とする自衛隊」と「そうではない在日米軍(例:ベトナム戦争での出撃)」では扱いは違って当然です。
 正直「戦前日本は外国軍を駐留などさせていなかった」「今も外国軍を駐留させない国はいくらでもある」以上「日米安保による米軍駐留」は『当然の話』では全くありません。
 「国民が支持するかどうか」などと言うことはあえて言えば「どうでもいいこと」です。
 それでは「死刑廃止運動」「脱原発運動」など日本において「多数派とは言えない運動」は何もできなくなる。
 勿論「多数派をどう獲得していくか」という問題意識は必要ですが、阿部の場合「多数派に従え」という態度だから呆れます。
 ならば日本人多数派が「九条改憲支持、核保有支持」の立場なら阿部やリベラル21もそれを支持するのか。
 大体その理屈なら阿部が支持する「ダライラマ一派」が「国際社会から支持されてないこと(例:ダライのダラムサラ居住を認めるインド政府ですら中国ビジネスを重視)」はどう阿部によって理解されるのか。
 そこでは「国際社会はダライ猊下に冷たい」と言い出すのが阿部ですから「デタラメにもほどがある」というべきでしょう。

 とりあえずは、日米安保体制と自衛隊を(もちあげなくてもよいから)容認するのを基本とし、「核抜きの専守防衛」を原則として「9条で国を守ろう」と訴えて改憲勢力を分断し、これと対決する、という方針に転換するのはいかがかであろうか。

 阿部やリベラル21は日本共産党の機関紙、機関誌(赤旗、前衛など)をまともに読んでるのかと疑いたくなります。
 というか読んでなくても「自衛隊日米安保を容認する立民との選挙協力」「翁長・前沖縄県知事など、基地反対でも自衛隊日米安保を容認する保守派との共闘」をするには「当面の間」という条件付きであれ「日米安保体制と自衛隊を容認せざるを得ない」事は明白であり、実際容認してるのに何を今更とんちんかんなことを言っているのか。
 勿論「自衛隊と安保」容認とは「オスプレイ配備」「沖縄基地被害」などの個別の問題において「自衛隊日米安保を非難しない」ということではないことを一応指摘しておきます。

 みなさんのご批判をおまちします。

 以前、阿部記事に基本的に、理数系の学問振興と政治体制・民主主義の程度は関係ないと思う - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)という趣旨のコメントを投稿したら恥知らずにも掲載拒否した野郎が良くもいったもんです。
 なお青字部分については阿部記事に投稿しました。おそらく掲載拒否でしょうが(追記:予想通り掲載拒否でした。というかこの阿部記事にはコメントが何一つ掲載されていません。阿部が「批判をお待ちする」といったところでほとんど読まれてない上に、俺のような数少ないコメントは「都合が悪い」ので掲載拒否でコメントゼロというのだから笑います。阿部としては「阿部さんに同感です」という投稿が山ほど来ることを期待していたのでしょうが(失笑))。掲載拒否して恥じない野郎がよくも「批判をお待ちします」なんて言えたもんです。阿部(1939年生まれ、今年で83歳)には「嘘つきの老害はとっとと死ね」といいたい。
 阿部のようなクズが「高校教師だったこと」には心底呆れます。「口に出さないとはいえ」阿部に殺意や軽蔑の念を抱き「二度と会いたくない」「そもそもあんな奴と出会いたくなかった」と思ってる元生徒(そして実際に阿部と二度と会わない元生徒)も数多いのではないか(なお、俺個人は阿部の元生徒ではありませんが「こんな下劣な奴の生徒でなくて良かった」とは思います)。勿論それに気づくような「人間的繊細さ」が阿部にないことは言うまでもありません。そんな阿部を憎み嫌う元生徒の気持ちに全く気づかず「何で音信不通なんだろう」ととんちんかんなことを思ってるのが阿部でしょう。阿部ほど「教師になるべきでなかったゲス」も珍しいのではないか。
 ちなみに阿部に限らず、他の記事でも「コメント掲載拒否」は普通にされます。リベラル21は「リベラルを名乗る資格」など全くありません。
 それにしても「世間から全く評価されてない無名の存在」リベラル21が「そもそも多くないであろうコメント投稿」を拒否するというのだから心底呆れます。そんな狭量なことで「護憲だの軍縮だのが実現できると思ってるのか」と説教したくなります。
 リベラル21を見ていて気づくのは「異常なまでにコメント投稿数が少ないこと(俺のような個人サイトと比べても少ないと思う)」ですが、その理由の一つはこうした「コメント掲載拒否」でしょう(勿論リベラル21自体が『投稿者の顔ぶれがいつも同じ』なので飽きられて読まれてないという面もあるでしょうが)。
 まあ以前も書きましたがリベラル21の場合「若者」「女性」の投稿者が異常なまでに少なく「阿部(80代)のような高齢男性ばかり」というのは本当にどうしようもない。

【2022.4.1追記】
リベラル21 ウクライナ降伏論をめぐって2022.4.1(阿部治平)
 「2日前(3.30)」に、阿部治平に「ロシアのウクライナ侵攻問題」でリベラル21 ウクライナ戦争と護憲運動のありかたについてという記事(とはいえウクライナ問題と言うより、それをダシに共産党に悪口するだけの駄文でしたが)を書かせたばかりなのに「また、阿部治平」で「ロシアのウクライナ侵攻問題」(勿論阿部はロシアやウクライナの専門家ではありません。彼の過去の著書はチベット関係ですし)。
 しかも内容は「日本において超少数派でしかないダブル徹(橋下徹、玉川徹)らのウクライナ降伏論」に「俺は賛同できない」つうだけの意味に乏しい代物です。阿部でなくても高世仁でも俺でも誰でも書けるレベルの文章でしかない。賛同する人間なんかほとんどいないものを批判して何か意味があるのか。
 「阿部の個人ブログならともかく、こんなくだらない駄文載せるな」としか言い様がない。

◆岩垂弘(1935年生まれ、今年で87歳)、坂井定雄(1936年生まれ、今年で86歳、龍谷大学名誉教授)、広原盛明(1938年生まれ、今年で84歳、京都府立大学名誉教授)、阿部治平(1939年生まれ、今年で83歳)、盛田常夫(1947年生まれ、今年で75歳)、小川洋(1948年生まれ、今年で74歳)など投稿者が特定個人に偏ってる上にそれが軒並み70歳以上の高齢者
◆米田佐代子氏(1934年生まれ、今年で88歳、山梨県立女子短期大学(現在は山梨県立看護大学に統合され、山梨県立大学となって短大は廃止)名誉教授)を除きほとんど全てが男性投稿者(米田氏の最近の投稿としてはリベラル21 何べんでも「戦争でウクライナのこどもをころすな」と言う(2022.3.28))。そのためもあってか、リベラル21はジェンダー問題*4についての言及が異常に少ない。例えば韓国大統領選を取り上げた記事リベラル21 韓国は何処へでも、(2ページ目)「韓国人は中国人が嫌い」「韓国に女性差別はない」歴史的僅差で辛勝した韓国次期大統領の“ヤバい”発言 | 文春オンライン「韓国と日本の男性はよく似ている」大統領選の結果にフェミニストから届く絶望の声〈dot.〉(AERA dot.) - Yahoo!ニュース北原みのり*5)と比べても*6フェミニズム問題(というか尹錫悦のアンチフェミニズム)への言及が異常に少ない。尹錫悦については専ら「アンチ北朝鮮」という観点ばかりで論じられている。それどころかいつもながら、プレーヤー意識のない「リベラル21」に呆れる(2022年1/4分)(副題:改めて阿部治平のセカンドレイプ行為を批判する)(追記あり) - bogus-simotukareのブログでも批判したが阿部治平に至ってはリベラル21 彭帥は性被害者かという「セクハラ告発を虚偽扱い」する「女はいくらでも嘘をつく(杉田水脈)」なみのセカンドレイプを働いている。あまりにも呆れたので阿部記事には『こんなセカンドレイプ記事は撤回すべきだ』とコメント投稿したが、阿部やリベラル21からの反論はなく、予想通りコメント掲載を拒否された。

のうえに「常連投稿者の投稿ならこのようにどんなにくだらない内容でも載せる」のだからリベラル21のくだらなさには心底呆れます。 

*1:正確に言えば「プーチンのような指導者が出ても簡単には無法な戦争はできない」ですね。「無茶苦茶な九条解釈で侵略強行」といった可能性はゼロではありませんので。

*2:志位委員長のことですが名前も出さないとはどれほど無礼なのか。

*3:日本共産党のことですが名前も出さないとはどれほど無礼なのか。

*4:この点は日本共産党赤旗男女賃金格差「見える」化へ/共産党質問「重い扉開けた」(2022.3.9:男女賃金格差問題)、18・19歳AV被害防げ/本村氏 救済へ法整備を要求(2022.3.30:AV出演強要問題)などジェンダー問題(男女賃金格差問題やAV出演強要問題など)に力を入れていること、これに対して政府、自民党側からもフジテレビ4月から18歳高校生のAV出演“解禁” 岸田首相が対応策を答弁(2022.3.28:AV出演強要問題)、男女別の賃金、企業に開示義務づけへ…女性管理職の比率・男性の育休取得率も : 政治 : ニュース : 読売新聞オンライン(2022.3.29:男女賃金格差問題)と「共産党の主張に一定の理解を示す動き」があるのとは偉い違いです。自民党と比べてすらリベラル21はジェンダー問題への関心が低すぎる。おそらくそういったら「自民党よりレベルが低い、とは馬鹿にするな」と怒り出すのでしょうが。

*5:作家。1970年生まれで今年で52歳。リベラル21が北原氏のような「30~50代」の現役世代に記事を書かせない事には心底呆れます。そりゃ「身内で書かせてれば楽」でしょうが、その身内が「70歳以上の高齢者ばかり」では、若者へのアピールができるとは思えない。そんなていたらくで「護憲・軍縮・共生」なんてお題目を掲げるのは「身の程知らず」でしょう。

*6:正直「護憲・軍縮・共生」を掲げるサイトの記事がマスコミ記事よりも「ジェンダーの観点が弱い」というのはお粗末でしょう。