今日の産経ニュース(2022年4/4~10日分)

仏大統領選、投票始まる 現職を極右が追う展開 - 産経ニュース
 本命が現職マクロンであることは何ら不思議ではない。頭痛がするのは対抗が「極右のルペン」であることです。
 せめてもの救いは3位が左派のメランションであること(つまり決選投票ではメランションの票がマクロンに行きルペン敗北が期待できる)でしょうか。
 それにしても長年、二大政党として、「ドゴール、ポンピドー、ジスカールデスタン、シラクサルコジ(保守)」「ミッテラン、オランド(革新)」と大統領ポストを獲得してきた流れにある共和党社会党が低迷していることには複雑な思いを禁じ得ません。


「悪魔野放しにできない」 筑波大生不明で家族が陳述 - 産経ニュース
 被告が無実を主張していることを考えると「こういう陳述を許していいのか」と思います。
 なお、俺の立場は「被告の無実を信じる」という話ではない。「感情に踊ることなく、冷静な議論で判決を決定した」という説得力を持たせるためにむしろこういうことはしない方がいいのではないか、と思います。
 ちなみに、記事本文を読めばわかりますが、裁判の場所はフランスです。おそらくフランスでの裁判は「フランスが死刑を廃止したから」でしょう。フランスの立場上「少しでも死刑判決が出る可能性がある」のなら死刑存続国日本にこの被告を引き渡すことは人権上出来ない話です。なお、筑波大生不明、終身刑求刑「計画的犯行」 チリ人被告は無罪主張 - 産経ニュースということで終身刑求刑だそうです。


【主張】少年の実名報道 行動に責任を持つ契機に - 産経ニュース
 俺は「成人犯罪者でも名前を出すべきではない(家族へのバッシングなど弊害があるため)」「そもそも逮捕時点では推定無罪だし、足利事件のように場合によっては有罪判決後の再審無罪もあり得る」のでこうした実名報道論には反対です。
 処罰とは刑事罰のような公式な形で行うべきで「メディア報道によるさらし者」という形で行うべきではない。
 それにしても「ならば産経は、検事と賭け麻雀した自社所属記者の名前は報道したのか!」つうブクマがこの記事についてるのには吹き出しました。


甲府夫婦殺害で「特定少年」実名公表 19歳男起訴 - 産経ニュース
 早速名前をさらし者にするのかと怒りを禁じ得ません。少年の弁護士も抗議しているように、勿論、「警察、検察が名前を発表したから」といってマスコミに報道する法的義務があるわけではありません。


ゴールデンカムイが完結へ アイヌ文化描く人気漫画 - 産経ニュース
 人気漫画とはすごいもんだと感心します。大抵の漫画は「漫画専門雑誌」ならともかく新聞でこんな記事は載りません。


【政治デスクノート】課題は求心力維持 菅前首相が勉強会を模索 - 産経ニュース
 政権支持率低下が仮にあったとしても「派閥ボスでもない」上に「支持率低下で首相辞任に追い込まれた菅」に上がり目はとてもないでしょう。


(独自)維新の皇位継承意見案判明 皇籍復帰を「特に高く評価」 - 産経ニュース
 維新の極右性が改めてよくわかる話です。


細田氏「地方いじめ」と10増10減重ねて批判 - 産経ニュース
 主張の是非はひとまず置くにしても「衆院議長の政党離脱慣行」を何だと思ってるのかと心底呆れます。


「矢野監督が最後まで指揮」阪神、藤原オーナーが明言 - 産経ニュース
 いかに負けが込んでるとはいえ、4月の段階でこれでは先が思いやられます。矢野監督の途中退任(自ら辞表提出)もあり得るのではないか。


共産党北海道 参院選候補者を畠山氏に変更 松橋氏は事故で重傷 - 産経ニュース
 事故に遭われた方の一日も早い復帰を祈りたい。


「控訴審での無罪確信」 籠池被告が学園理事長に復帰 - 産経ニュース
 刑事被告人が復帰とは「唖然」です。よほど人材がいないのでしょう。