珍右翼・高世仁に突っ込む(2022年4/11日分)(副題:今日も高世に悪口する)

北朝鮮は何人を拉致したのか?(4) - 高世仁の「諸悪莫作」日記
 珍右翼・高世仁に突っ込む(2022年4/7日分)(副題:今日も高世に悪口する) - bogus-simotukareのブログで取り上げた北朝鮮は何人を拉致したのか?(3) - 高世仁の「諸悪莫作」日記の続きです。それにしてもこのタイトルで「武蔵国分寺跡で桜のライトアップ」「ロシアのウクライナ侵攻」について高世が書くのには呆れます。「別記事で書けよ」ですね。 

 朝日新聞が8日朝刊一面トップに「壁の穴 ロケット弾の爪痕」との大見出し。
 その下にわざわざ「本紙記者キーウへ」とある。これまでの不在は脇に置いて、なにか誇らしげ。違和感あり

 こんな拉致解決に何ら役立たない記事を書いてどや顔してる「自称ジャーナリスト」高世の方こそ「なにか誇らしげ。違和感あり」ですね。

 テレビも社員記者がキーウ周辺でリポートしはじめた。遅きに失したが、その分しっかり取材してくれることを期待する。

 今からでは遅きに失したが、その分しっかり救う会、家族会を批判してくれることを期待する。(高世への要望)
 まあ、「救う会、家族会の幇間太鼓持ち」高世は絶対にそんなことはしないのでしょうし、俺も高世への皮肉、嫌みとして書いていますが。

 日本人の拉致に関わった機関はいわゆる諜報機関なのだが、一つではない。
 朝鮮労働党には「3号庁舎」という対南工作、つまり韓国を赤化統一するための謀略機関があり、80年代、4つの部署に分かれていた。
 連絡部(社会文化部)、対外情報調査部(調査部)、作戦部、統一戦線部である。

 読んでてうんざりしてきますね。そんなことが事実だとして拉致被害者帰国と何の関係があるのか。何の関係もない。
 北方領土返還について論じる記事で「北方領土に侵攻したのはソ連軍のどの部隊か」なんて「島返還に関係ないこと」を書くようなもんです。

 2002年の小泉訪朝の際に北朝鮮が通知してきた拉致被害者の消息に「生存」「死亡」以外に「未入国」が4人いる。
 松本京子さん、久米裕さん、曽我ミヨシさん、田中実さんは北朝鮮に入っていないというのだ。これはどういう意味なのか。
 この中には、拉致する過程で亡くなった人がいるのかもしれない。
 蓮池薫さんによると、二人で海岸でデートしているときにいきなり襲われ、顔面を強打されて袋詰めにされた。船の中では注射を打たれて意識が朦朧となったという。こうしたきわめて暴力的な扱いを受けた場合、心身ともに大きなストレスがかかり、心臓の弱い人などショック死することもあるのではないか。
 また、抵抗して殺された例もあると安明進は先輩に聞いたという。

 未だに安の証言など持ち出すことには呆れます(これについては過去の人間だが、安明進が死んだらしい - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)けっきょく「横田めぐみ拉致問題における安明進証言」などというものにのっかったのが、高世仁が会社をこかした淵源(の少なくとも1つ)ではないか - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)参照)。
 また高世が今頃になってこんな「ある意味誰でも予想がつくこと」を言い出した理由も「訳がわからない」。
 が、それはさておき。
 「拉致の過程で死亡した可能性」云々という高世ですが、であるならば、例えば「横田めぐみ氏」が生きてる保障はどこにもないわけです。
  めぐみ氏については「精神を病んで、病院に入院していた」という情報もある。
 「拉致の過程で死ななくても」、北朝鮮に生きた形で入国しても「その後死亡しない保障(事故死、病死、自殺など)」は何もない。
 高世がこういうことを言い出すのなら「即時一括全員帰国*1なんて主張は辞めるべきだ。そもそも生きてる保障がないのだから」「めぐみさんが生存してるかどうかわからない。そんな事に固執するより残り少ない人生、孫との面会に費やしたらどうか?」と横田早紀江ら家族会に言ったらどうか?
 とはいえ、高世にはそれは言えないんでしょうねえ。言ったら確実に早紀江ら家族会が「北朝鮮の手先か」などと悪口することが見えてるからです。その悪口に耐えて苦言する度胸は高世にはないでしょう。
 高世も拉致問題について「早紀江に苦言する」などまともな対応をする気がないなら、もはや「拉致問題からの完全撤退」でも宣言した方がいいのではないか。

*1:そもそも特定失踪者なんてデマを「全員」に入れてるのも論外ですが。