「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2022年4/24日分:荒木和博の巻)

◆荒木のツイート

荒木和博がリツイート
◆オレやら通信
 チャンネル桜「フロントジャパン」4月22日配信の番組で、葛城奈海アナがクラファン第二弾を取り上げてくれました。

 フジテレビならまだしも「ウヨしか見ない桜」で

◆『国防女子が行く:なでしこが国を思うて何が悪い』(赤尾由美*1河添恵子*2との共著、2014年、ビジネス社)
◆『大東亜戦争 失われた真実:戦後自虐史観によって隠蔽された「英霊」の功績を顕彰せよ!』(2018年、ハート出版)
◆『戦うことは「悪」ですか:サムライが消えた武士道の国で、いま私たちがなすべきこと』(2021年、扶桑社)

なんて著書の著者(つまりはトンデモ極右)の葛城に取り上げてもらって何が嬉しいのか(呆)。
 大体、葛城は『予備役ブルーリボンの会メンバー』で『しおかぜ放送のナレーションをしたこともある』のだから完全な荒木の身内です(再度、呆)。最近、民放どころか、NHKでもよくやる「ワイドショー的なバラエティ番組」での「自局番組(新番組のドラマ)」の宣伝と大して変わらない。


ネロナムブル【調査会NEWS3595】(R4.4.24): 荒木和博BLOG

 直訳すると「私がすればロマンス、人がすれば不倫」になります。要はダブルスタンダードのこと。しばらく前から使われていた言葉で、一昨年のチョグク法相スキャンダルのときはこれをもじって「チョロナムブル」(チョがすればロマンス、人がすれば不倫)とも言われたようです。恥ずかしながら私は知らず、最近になって同じ拓大海外事情研究所の梅田皓士*3客員研究員に教えてもらった次第。

 そんなことが荒木が建前とする「拉致解決」と何の関係があるのか、と呆れますがそれはさておき。
 荒木は「韓国研究者」を自称しているのに「新語」とはいえ「遅くても一昨年から使われている韓国の言葉(ネロナムブルやチョロナムブル)」を「最近まで知らなかった」と言えるバカさには呆れます。まともな人間なら恥ずかしくてこんなことは言わないでしょう。


鉄道模型の話(R4.4.24): 荒木和博BLOG
 6分13秒の動画です。タイトルで分かるように荒木の鉄道趣味話で拉致は全く関係ない。「自分はジオラマ作りが好きだ」などの「荒木の個人的感想」が語られるだけで、「雑学的な蘊蓄」が語られるわけでは全くない。しかも「まとまりのない行き当たりばったりの話」で、はっきり言って全くつまらない動画です。

*1:右翼活動家・赤尾敏大日本愛国党総裁)の姪。右翼政党「参政党」共同代表。著書『民進党(笑):さようなら、日本を守る気がない反日政党』(2016年、ワニブックスPLUS新書)、『愛の右翼・赤尾敏』(2018年、マキノ出版)、『赤尾由美の辻説法』(2020年、青林堂)、『参政党の吉野と赤尾が語るブレない生き方』(2022年、青林堂)など

*2:著書『中国人の世界乗っ取り計画』(2010年、産経新聞出版)、『豹変した中国人がアメリカをボロボロにした』(2011年、産経新聞出版)、『だから中国は日本の農地を買いにやって来る:TPPのためのレポート』(2013年、産経新聞出版)、『中国崩壊カウントダウン』(2013年、明成社)、『トランプが中国の夢を終わらせる:プーチンとの最強タッグが創生する新世界秩序』(2017年、ワニブックス)、『世界はこれほど日本が好き:No.1親日国・ポーランドが教えてくれた「美しい日本人」』(2018年、祥伝社黄金文庫)、『覇権・監視国家:世界は「習近平中国」の崩壊を望んでいる』(2019年、ワック文庫)、『習近平が隠蔽したコロナの正体:それは生物兵器だった!?』(2020年、ワック文庫)など。それにしても2017年の『プーチンとの最強タッグ』云々はプーチンウクライナ侵攻で国際的非難を浴びる今、「河添の黒歴史」でしかない。おそらく「安倍のプーチンへの接近」に調子を合わせたのでしょうが、今や安倍自身が「掌返しでプーチン非難」です。

*3:著書『現代韓国政治分析』(2014年、志学社)、『分裂の韓国政治』(2018年、志学社)