今日の朝鮮・韓国ニュース(2022年4月24日分)

曽我ひとみさん「解決意思感じた」 自民有志と面会 - 産経ニュース
 面会してもらったのに悪口雑言するわけにも行かないでしょうが「やれやれ」ですね。
 まさか本気ではないでしょう。そもそも「首相」「官房長官(拉致担当相兼務)」「外相」といった「対北朝鮮外交に強い影響力を持つ人間」ならともかくいかに与党とは言え、「それ以外の自民党政治家」と会ってもあまり意味もないでしょうに。
 しかも会った面子は
1)「佐渡金山」の世界文化遺産登録を目指す自民党有志の議員連盟中曽根弘文*1会長)なので拉致とは直接的な関係はない(従って中曽根らが拉致問題で特に動かなくても批判しづらい)上
2)「佐渡金山の登録申請」に「曽我さんは肯定的」などとデマ宣伝され「申請批判派(例:日本共産党)」への攻撃に悪用される恐れがある
3)「佐渡金山の登録申請」に批判的な人間が曽我さんから距離を置きかねない
というとんでもない話です。


北朝鮮、日本のドローン提供を非難 ウクライナ支援巡り記事掲載 | 毎日新聞
 勿論「北朝鮮の非難」に関係なく「ドローン提供が妥当だったのか」には疑問符がつきます。
 「憲法九条に抵触する軍事転用の恐れ」が恐らく否定できないからです。しかし日本マスコミではそういう報道はまるでされないのだから呆れます。


〈独自〉韓国大統領就任式 首相出席見送りへ 林外相ら閣僚派遣で調整 - 産経ニュース
 岸田自身が嫌韓国か、安倍や高市への迎合かはともかく、記事が事実ならば全く馬鹿馬鹿しい。
 俺は「文在寅政権の対日外交」が「不当な反日」とは全く思いませんが、仮にそう前提しても「新大統領とは関係ない」でしょう。


拉致被害者 地村富貴恵さんの兄 浜本雄幸さん死去 93歳 | NHK | 訃報
1)いつ死んでも不思議でない高齢(93歳)。またそのために近年は表舞台に全く出てなかった
 既に誕生日が来ていれば1929年生まれ、まだ来ていない場合は1928年生まれです。1928年生まれの著名人としては例えば「土井たか子社会党委員長(2014年死去、享年85歳)」がいます。
2)彼の妹は既に帰国済み
3)ウクライナ戦争、コロナ禍、北海道の遊覧船遭難など他にもビッグニュースがある
などいろいろ理由はありますが、彼の死があまり騒がれない最大の理由は、「小泉訪朝後、20年の経過による拉致の風化」でしょう。


拉致問題の風化懸念…曽我ひとみさんの講演に修学旅行生「自分たちは思っていると意思表示したい」
 大人相手ならともかく選挙権も持たない中学生に講演して拉致解決につながると本気で思うのかと心底呆れます。全く馬鹿馬鹿しい。


維新、韓国側と面会の首相に「外交分かってない」 - 産経ニュース
 「ウヨ支持層に受けること」しか考えてない「維新」にマジレスも「馬鹿馬鹿しい」ですが「外交が分かってない」のは維新の方です。面会を拒否しても喧嘩にしかなりません。


韓国のハンセン病元患者家族10人に補償金支給へ 合同集会で判明:朝日新聞デジタル

 ハンセン病元患者家族補償法にもとづき、韓国の元患者家族約130人が日本政府に補償金を請求したのに対し、10人の支給が決まったことがわかった。

 「130人のうち10人」では手放しでは喜べませんがひとまずは「良かった」と思います。


仙台市職員らの署名集め 北朝鮮の拉致被害家族会へ提出 - 産経ニュース
 市長が部下に強要してるのだから人権侵害も甚だしい。「拉致に限りません」が、当然「目的が正しい」と仮定しても「特定の政治行為を強要していい」ということには全くなりません。


【ザ・インタビュー】拉致への悲しみと怒り 作家・月村了衛さん著『脱北航路』 - 産経ニュース
 「知らない作家」ですが産経が「好意的に紹介」とは「右翼作家の右翼作品」でしょう。
 まともな作家は「救う会や家族会の意向に沿わないと、蓮池透氏のように個人攻撃される」拉致なんてネタで小説を書こうとは思わないでしょう。

【参考】

月村了衛 - Wikipedia
 1963年生まれ。1988年、テレビ東京のアニメ『ミスター味っ子』で、脚本家としてデビュー。その後もテレビ東京のアニメ『機甲警察メタルジャック』(1991年)、『BLUE SEED』(1994年)、『天地無用!』(1995年)、『神秘の世界エルハザード』(1996年)、『少女革命ウテナ』(1997年)、『ノワール』(2001年)、『朝霧の巫女』(2002年)*2などで脚本を担当。しかし、もともと小説家志望であり、40歳を過ぎた頃から再び小説を書き始め、「この頃に脚本家は廃業」と後年記している。
 2010年、早川書房から『機龍警察』で小説家としてデビュー。2012年、シリーズ2作目『機龍警察:自爆条項』で日本SF大賞受賞。2013年、シリーズ3作目『機龍警察:暗黒市場』で吉川英治文学新人賞受賞。2015年に『コルトM1851残月』(講談社→後に文春文庫)で大藪春彦賞を、『土漠の花』(幻冬舎)で日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)を受賞。2019年に『欺す衆生』(新潮社)で山田風太郎賞受賞。

*1:小渕、森内閣文相(科技庁長官兼務)、麻生内閣外相、自民党参院議員会長など歴任

*2:ミスター味っ子』以外はさっぱり分かりません。