今日の産経ニュース(2022年4/26、27日分)

知床事故受けドラマ放送を延期 「金田一少年の事件簿」 - 産経ニュース
 かなりネタばらしになりますが「今回の事件のような無法観光船で家族が事故死→事故の原因を作った社長や船長に遺族が報復殺人*1」つう設定だったかと思います。偶然とは言え、かなり話がかぶる上「社長ら会社関係者への報復そそのかし」と誤解されかねないので仕方がないのでしょうね。
 しかし今回の件に「ホテルニュージャパン火災(後に金をケチってスプリンクラーの故障などを放置し、火事被害を助長したことが判明)のような無茶苦茶な金儲け主義が事故の一因ではないか?」という批判が出るのは当然と思いますね。


維新市議「つぶしたる」とどう喝か 奈良・橿原市長が刑事告訴を検討 - 産経ニュース
 また「維新の不祥事」です。どこまで低劣なのかと心底呆れます。『議員辞職』に追い込まれたとはいえ、それで済む話ではなく、徹底的に批判されてしかるべきです。まずは刑事ないし民事で告訴すべきではないか。


「外国人被害者も支援充実を」 殺害されたベトナム女性遺族支援の住職訴え - 産経ニュース
 そもそも日本人被害者の支援自体が「まだまだ」ですからね。


国民・玉木代表が連合会長に陳謝 維新と合意文書「手続きに瑕疵」 - 産経ニュース
 謝罪するのなら連合よりもむしろ党員ではないか。とはいえ、恐らく、国民民主党の場合、「民主的な党運営」ではなく「党執行部が決めたこと」に下がついて行くという「独裁的党運営」なのでしょう。そして「党員イコール連合」に近い状態でもあるのでしょう。
 

知床観光船事故、社長が土下座し謝罪 - 産経ニュース
 大事なことは「何故事故が起きたか(例えば何故強風の中、出航を強行したのかなど)」という説明です。土下座でごまかそうと思ってるのならとんでもない話です。


地方選で苦戦続く共産 野党共闘批判が打撃か - 産経ニュース
 途中までしか読めませんが、産経らしい反共記事です。「各地方には各地方の事情がある」「国政選挙とは必ずしも関係ない」ので当然ながら「ある地方議会の選挙(産経によれば埼玉県春日部市議選で共産の現職2人が残念ながら落選したそうですが)」で共産が議席を減らしたことが「野党共闘の影響だ」と見なすことは「よほどの根拠」がない限りできる話ではない。というか本当に野党共闘が悪影響と思うのなら「反共・産経」の立場ならむしろ「黙っているべき」であり内心では「野党共闘を脅威に感じ」足を引っ張りたいという産経の願望がダダ漏れの記事です。勿論こんな駄記事で執行部は勿論、共産の党員、後援会員、支持者が「野党共闘否定」の立場になるわけがない(泉立民が共闘に後ろ向きなので結果として共闘が成り立たないことがあるとしても共産から積極的に共闘を辞めることはないでしょう)。
 いずれにせよ共産支持者として「議席減」は残念です。難しいことではありますが、敗戦原因を分析の上、何とか次回、巻き返して欲しい。


山梨で発見の人骨は子供の骨か 不明女児との関連を慎重に捜査 - 産経ニュース
 「関連を慎重に捜査、て何?」ですね。「遺骨=女児」かもしれないが、「いきなりDNA鑑定への協力(毛髪などの提供)を母親に依頼したら(手っ取り早いとは言え)『娘を死んだと決めつけるな!』とマジギレされかねない」ので、「これこれこういう理由で女児の可能性が高いと思われるのでDNA鑑定をしたい」つう「理論武装をする必要がある」つうことでしょうか?。


憲法に「緊急事態宣言」規定を 医療、経済界の有志が提言 - 産経ニュース
 まん延防止等重点措置すら「景気への悪影響」を恐れて発動できないのによくもアホなことが言えたもんです。


【政界徒然草】野党分断は、なぜこうも進んだのか - 産経ニュース
 国民民主と維新は以前から「第二自民党」であり連中が自民にへいこらしようと野党分断とは言えません。
 問題は「連合に忖度する立民」が国民民主に曖昧な態度をとり続け、また共産党との野党共闘に後ろ向きなことです。先日の参院選石川補選でも「野党共闘が成立しなかったこと」は非常に残念です。このままでは「共産が何とか現状維持、あるいは微増する*2」としても「自民勝利、立民惨敗」は避けられないのではないか。下手をすると維新躍進もあり得る。げんなりします。

*1:ただし当初は「犯人側は、勿論負い目がある被害者側も過去のそうした事実をひた隠しにしていた」ので、そうした事情は探偵役の金田一少年には分かりませんが

*2:支持者の俺もさすがに「大躍進」は期待していません。主観的には大躍進して欲しいところですが。