今日の産経ニュースほか(2022年5/2~4日分)

[B! 自民党] 山本ともひろ℗ on Twitter: "午前、自民党文科部会を開催。九州大学の川本芳昭名誉教授から「邪馬台国・卑弥呼の呼称と国号日本との関係」と題して講演して頂き、邪(よこしま)、卑(いやしい)は、当時の中国が周辺国を文明が劣ったものとして蔑称の意味でそれらの文字を当て… https://t.co/4rMmEQnIzy"
 ちなみにこのブクマの中に「日本だって南蛮て、蔑称使ってるだろ(苦笑)」つうブクマには「正論とは言え」吹き出しました。
 今や「鴨南蛮*1」「チキン南蛮*2」「南蛮漬け*3」で使われる言葉「南蛮」も「南の野蛮人」つう意味なので元は蔑称です。勿論、もはや「料理名としての南蛮」にはそうした差別的意味合いは薄れていますが。


【正論】「平和のための軍事力」直視を 防衛大学校教授・神谷万丈 - 産経ニュース
 「ウクライナ戦争(明らかなロシアの侵略とそれに対するウクライナの抵抗)」を口実に「平和のための軍事力」を叫ぶ産経ですが、それならば最低限「南京事件」「慰安婦」などといった「日本軍による侵略」を深く反省すべきでしょう。それなしに「平和のための軍事力」といっても何の説得力もありません(しかし詭弁で『日本の侵略、戦争犯罪』を否定する恥知らずが産経ですが)。
 また「専守防衛」はともかく、自民党や産経が画策する「集団的自衛権(海外での米軍との共同軍事作戦)」は「日本の防衛」とは関係なく、また「平和のための戦争」といえるかも甚だ疑問です(例:米国のベトナム戦争イラク戦争)。
 そもそも「多くの戦争」は(本音はともかく)建前では「自主防衛」を口実としています。太平洋戦争や日中戦争がそうでしたし、ウクライナ戦争ですらロシアは「自衛」を強弁しています。
 また、現状において日本の軍事力は「多額の軍事費で高性能武器を購入していること」もあって、既に「世界有数の物になっている」事にも注意が必要です。


【政界徒然草】亀裂深まる泉代表と剛腕小沢氏 立憲民主 - 産経ニュース
 今の小沢氏に力があるとも思えないので、彼が「何故俺を重用しない」と泉に反発してもどうにもならないでしょう。小沢氏と言えば「菅直人、野田内閣当時」には反主流派として振る舞っていたので彼を重用することは「菅、野田最高顧問(元首相)」「岡田常任顧問(菅内閣外相、野田内閣副総理・行革相)」「枝野前代表(菅内閣官房長官、野田内閣経産相)」との関係を悪化させ党運営に支障を来す恐れもある。重用しても「それほどの成果もない」とみたのでしょう。何せ彼が仕掛け人とされる「日本未来の党」は見事に惨敗しています。彼の政治行為が常に成功してるわけでは全くない。

 参院選の前哨戦とされた参院石川選挙区補欠選挙(4月24日投開票)で、立民候補は自民党候補にトリプルスコアで敗北した。(ボーガス注:森元首相の地盤であり)「保守王国」として知られる石川で立民候補が勝利するのは、そもそも至難の業ではあるが、トリプルスコアはいくらなんでも「負けすぎ」(立民関係者)といえる。

 共産との間に野党共闘が成立しなかったことが「大敗を助長した」といっていいでしょう。今からでも早急に共闘態勢を深化させるべきです。


「愛している」手紙公開 沈没事故で犠牲の鈴木さん - 産経ニュース
 こういうお涙頂戴にはうんざりします。手紙の内容まで公開する必要がどこにあるのか。
 問題はこんなことではなく「事件の真相解明」「関係者(会社社長)の法的責任追及(刑事処罰や民事賠償)」「再発防止」であってこんなお涙頂戴はそのどれにも役立ちません。
 勿論手紙をマスコミに提供したのは「遺族」でしょうが「何考えてるんだろう?」と首をかしげます。ラブレターという物は通常、公開を前提してないので、「被害者が存命ならこんなことは希望しないだろうに?」と思いますね。


「飯食えへんやんけ」と叫び声 立憲・福山氏秘書への暴行容疑、26歳男を逮捕 - 産経ニュース
 現職国会議員への暴行事件という重大事件をろくに報じず「ウクライナガー」「知床遊覧船ガー」のテレビ局には心底呆れます。
 しかし「与党議員なら殴っていいわけではない」ですが野党議員に向かって「飯が食えへん」とは「阿呆か?」「与党への批判ならまだしも野党に言うことか?」「お前、ただの自民信者の右翼だろ?」ですね。
 しかし例のkojitaken氏も最近は「れいわのロシア擁護ガー」ばかりで心底呆れます。維新主敵論とやらは一体どこに行ったのか?

*1:鴨肉(合鴨肉を含む)とネギが入った蕎麦。鴨肉の代用として鶏肉(かしわ肉)が使用されることもあり、その場合には「鶏南蛮」や「かしわ南蛮」と呼ばれる。また、カレー粉を使う場合はカレー南蛮と呼ばれる。(鴨南蛮 - Wikipedia参照)

*2:宮崎県発祥の鶏肉料理で、鶏肉の唐揚げを甘酢に浸し、さらにタルタルソースを掛けた料理(チキン南蛮 - Wikipedia参照)

*3:肉や魚の唐揚げにネギや唐辛子の入った甘酢を絡めた料理(南蛮漬け - Wikipedia参照)