「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2022年5/6日分:荒木和博の巻)

国際社会は悪い奴らばかり(R4.5.6): 荒木和博BLOG

 ロシアとウクライナの問題を見ていても国際社会はヤクザの縄張り争いです。

 6分29秒の動画です。
 タイトルと説明文だけで見る気が失せます。そんなことが「荒木らが建前とする」拉致解決と何の関係があるのか。何の関係もない。心底呆れます。
 それにしても荒木が「ロシアを一方的に悪者にしていいのか」「盗人にも三分の理という。NATOの東方拡大に問題はなかったか」「問題解決のためにあえて妥協する道(ウクライナNATO加盟しないことを正式表明など)もあるのでは」(以上は俺の要約、後で紹介する荒木発言も要約であって一言一句、同じ訳ではありません)と言い出したのには吹き出しました。
 「北朝鮮を一方的に悪者にしていいのか」「盗人にも三分の理という。米国の北朝鮮政策に問題はなかったか」「拉致問題や核ミサイル解決のためにあえて妥協する道(経済支援と拉致被害者帰国のバーター取引、核廃棄とのバーターで米国が北朝鮮と国交樹立して相互不可侵条約を結ぶなど)もあるのでは」と言う主張には「北朝鮮に甘い」という奴が何でこんなにロシアに甘いのか?
 まあ、一方で「ロシア、中国、北朝鮮が核保有している以上、日本も核武装の必要ガー」という「拉致問題と関係ない」右翼暴言も「忘れない(?)」荒木ですが。
 それにしても荒木が「国際社会は映画『アウトレイジ』(2010年公開)みたいなもんで『全員悪人(アウトレイジ公開時のキャッチコピー)』」と言いだし「話が脱線しますが、善人役をやることが多い」

【以下はウィキペディアを参照】
北村総一朗
 映画では山王会会長・関内。
 1997年、フジテレビ『踊る大捜査線』での神田総一朗・湾岸署署長役で一躍人気役者となり、共演した小野武彦(秋山晴海副署長)、斉藤暁(袴田健吾刑事課長)の3人で合わせて「スリーアミーゴス」と命名して、フジが売り出し、一時はフジのバラエティー番組にも出演*1。なお、スリーアミーゴス (踊る大捜査線) - Wikipediaによれば、本人たちは「3人セットでしか『踊る大捜査線』に登場しなくなった」と嘆いている。
三浦友和
 映画では山王会若頭・加藤。組長・関内(北村総一朗)を謀殺し、自らが組長に成り上がる。
 もちろん出世作である「赤い疑惑」シリーズ(1975~1980年)では好人物の役です。
小日向文世
 映画では、山王会と癒着し賄賂を受け取っている悪徳刑事・片岡。
 木村拓哉主演のフジテレビ月9ドラマ『HERO』(2001年)にメインキャストの1人(末次隆之・検察事務官)として起用されたことでブレイク。2004年の『銀のエンゼル』で映画初主演。2008年の関西テレビ制作・フジテレビ系『あしたの、喜多善男:世界一不運な男の、奇跡の11日間』で連続ドラマ初主演(勿論(?)これらの主演作では悪人ではない)。2016年1月9日より日本テレビぶらり途中下車の旅』に、体調不良を理由に降板した藤村俊二(2代目ナレーター、2017年1月に死去)の後を引き継いで3代目ナレーター*2に就任

など出演俳優が「悪人役を見事に演じてるのには感心した」と述べたのには「拉致と関係ねえ(呆)」と呆れながらもうまい役者は、善人を演じればほんとに善人、悪人を演じればほんとに悪人に思える - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)つう事なのだろうとは思います(映画公開時の予告編の宣伝は見たことがありますが映画自体は俺は未見です)。
 なおウィキペディアによれば

アウトレイジ (2010年の映画) - Wikipedia
 北村総一朗(山王会会長・関内)、三浦友和(山王会若頭・加藤)、加瀬亮*3(大友組組員・石原)など、善人役のイメージが強くヤクザ映画の出演経験に乏しい俳優を意図的に起用したという。石原役候補の俳優は加瀬亮の他に押尾学がいたが、「胡散臭い感じがする」という理由で、押尾のキャスティングは見送られた。英語が得意で武闘派を嫌う「インテリヤクザ」キャラの石原のイメージに合わなかったからと言われる。「もしも(押尾を)採用していたら、恐らく作品がお蔵入り*4になって、他の出演者への賠償がとんでもないことになっていた」と押尾学事件*5報道の際、監督のビートたけしが自身の出演番組であるTBS『情報7days ニュースキャスター』で語っている。
 また、映画宣伝の際には、たけしは「加瀬君は、悪人に見えにくかったので、インテリヤクザという設定にした」とも語っている。

とのこと。


解放号事件 (日本における外事事件の歴史18)【調査会NEWS3600】(R4.5.5): 荒木和博BLOG

 この事件は昭和37(1962)年9月下旬、1年前に日本に潜入し東京都内に潜伏して活動していた北朝鮮工作員と、交代するため潜入しようとした工作員及び案内人と思われる人物の計3人が新潟県村上市で逮捕されたもの
(中略)
 工作員もスーパーマンのような人間ばかりではないし、身体能力や頭脳が優れていても失敗はするということは認識しておいて良いと思います。

 そんなことが拉致解決と何の関係があるのか。何の関係もない。心底呆れます。

*1:当たり前ですがバラエティー番組に出演するには「好人物イメージ」が必要なわけです

*2:当たり前ですがバラエティー番組のナレーターをするには「好人物イメージ」が必要なわけです

*3:2007年に映画『それでもボクはやってない』で痴漢冤罪に苦しむ無実の被告人(主人公)を好演しキネマ旬報主演男優賞、ブルーリボン賞主演男優賞、報知映画賞最優秀主演男優賞を受賞(加瀬亮 - Wikipedia参照)

*4:「お蔵入りにはならなかった」ものの、実際に事件発覚直前に押尾が出演した映画「誘拐ラプソディー」では押尾の全出演場面の削除を決定。脇役ではあるがストーリー進行上欠かせない重要な役であるため、急遽代役をたてて撮り直し、公開日も延期することとなった(誘拐ラプソディー - Wikipedia参照)

*5:2009年8月3日、押尾が合成麻薬MDMAを服用したとして麻薬取締法違反で逮捕。その際、押尾と一緒にMDMAを使用した女性が死亡していたことも発覚。その後、『MDMAを服用して意識不明となった女性に対して適切な処置をせずに死亡させた保護責任者遺棄致死罪』で裁判となり、2012年2月に最高裁で「懲役2年6月の実刑判決」が確定。この結果、過去のMDMA服用事件での執行猶予判決(2009年)も取り消され、『保護責任者遺棄致死罪』『MDMA使用』の2件の刑期を合わせた3年6月を服役することとなった。2014年12月に静岡刑務所から仮釈放されたが、芸能界への復帰の可能性は全くないという(既にこの事件によって所属事務所エイベックスを解雇されている)。またこの事件によって妻の矢田亜希子(女優)とも離婚している(押尾学事件 - Wikipedia参照)