◆黒坂のツイート
黒坂真
プーチンはウクライナの非ナチ化*1、と称して侵略。集団的自衛権ではないでしょう。
◆宮本徹
ロシアがウクライナへの侵略をはじめたのも、アメリカのベトナム侵略も「集団的自衛権」の名で。
プーチンは1)ロシアの個別的自衛権と2)「ロシアが国家承認*2した」ドネツク共和国、ルガンスク共和国の要請による集団的自衛権の両方を「侵攻理由」としているので、宮本氏の指摘が正しく、黒坂が間違っています。
黒坂真
中野顕さん。中朝露は共謀して、日本と台湾を攻撃し支配を策しているとみるべきではないですか。
本気でそんなことを黒坂も思ってるわけではないでしょうが正気の沙汰ではない。
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◆松崎いたる・板橋区
白鳥警部は日本共産党札幌地区委員会の組織的犯行により殺害されたというのが裁判で認定された事実です。
おいおいです。その理屈だと例えば「帝銀事件の犯人は平沢貞通(どう考えても不自然ですが)」になるでしょうに。当然ながら冤罪主張されてる事件で「冤罪主張はこれこれこういう理由で間違い」というのでなければ何の意味もありません。
歴史学研究上は「大逆事件はでっち上げ」が通説ですが再審無罪判決は結局出なかったので、この松崎の理屈なら「幸徳秋水らが天皇暗殺を企んだというのが裁判で認定された事実」になってしまう。それにしても松崎も「党を除名→無所属でも当選できると自負していたのに板橋区議選で落選(自己過信を露呈)」で逆恨みしてるのでしょうが随分と落ちぶれたもんです。
黒坂真がリツイート
さいとう和子さんが下記で主張されているように、日本共産党は朝鮮労働党の核軍拡を防衛目的*3と見ていますね。
◆さいとう和子(斉藤和子*4)
北朝鮮がミサイルを発射するたびに、なぜ!?と思う。ある方が「自衛のため」とおっしゃった。「攻められたら」と危機感を持っているのは、むしろ北朝鮮の側ではないのか!?。日本がアメリカとの一体化を進め、軍事演習を繰り返せば繰り返すほど、軍事的緊張は高まる。
「過去に米国はアフガン・タリバン政権やイラク・フセイン政権を転覆した。北朝鮮も『イラクなどのように侵攻され政権転覆されたら』と恐れてるだろう。しかし通常兵力を整備できるほどの経済力がないので北朝鮮は核開発に力を入れている。核廃棄をさせたいなら、米国は体制保障をすべきだ。(米国からの北朝鮮攻撃ならともかく)軍事力で劣る北朝鮮から核先制攻撃することはまず考えられない」というのが斉藤氏の主張であり、俺も全く同感です。俺も斉藤氏も「北朝鮮を擁護している」のではなく「現実的な問題解決」を主張しているに過ぎません。
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山添拓*5議員。国連憲章を守れという国際世論が高まるとプーチンは改心して、ロシア軍撤退指令を出すとお考えですか。
◆山添拓
ウクライナ侵略は「脅威が作り出された」ことが理由だといい、「ロシアが行ったのは、侵略に備えた先制的な対応だ」とプーチン大統領。こんな無法を許してはならない。国連憲章守れの声で、改めて包囲を!
以前も書きましたが、山添氏は「改心」を期待してるのではなく、国際社会の圧力に対し「政治的に不利だから国際社会の要望に応じる」とプーチンが考えて「軍を撤退すること」を期待してるに過ぎません。
まあ、理由が損得勘定であっても、「良い方向に態度を変更するなら改心(道徳的な反省でなくても)」と評価するなら、この場合も「改心」ですが。
というか山添氏に限らず、国連総会ロシア非難決議や『欧米などの経済制裁』も「ロシア軍撤退」が目的です。過去にも「制裁に耐えられなくなった南ア」が「アパルトヘイト廃止」したことがある。あれだって誰も「南アの改心(道徳的反省)」を期待したわけではない。
そもそもこの黒坂の詭弁では『黒坂さんたち救う会の皆さん。拉致問題で、北朝鮮を非難する国際世論が高まると金正恩は改心して、拉致被害者を帰すとお考えですか?』となってしまい『黒坂ら救う会のやってる北朝鮮非難(あるいは国連総会での北朝鮮非難決議)は全く無意味』になってしまう。
勿論、黒坂は「そうだ、北朝鮮非難など無意味だ」とはいわないでしょうが、その一方で、山添氏にこうした因縁をつけるのだから呆れます。
そして恐らく『黒坂さんたち救う会の皆さん。拉致問題で、北朝鮮を非難する国際世論が高まると金正恩は改心して、拉致被害者を帰すとお考えですか?』という皮肉には「北朝鮮をかばうのか」「支援団体と拉致被害者家族を馬鹿にするのか」とでも言うのでしょう。
その理屈なら黒坂のツイートも「ロシア擁護」「ウクライナ国民への侮辱」でしょうに。