珍右翼・高世仁に突っ込む(2022年5/16日分)(高世のブログが復活&文章を書き直しました)

ウクライナまで伸びるプーチンの暗殺の手 - 高世仁の「諸悪莫作」日記
 どうせ消滅したままだろう、と思いながら「高世仁」でググったら何と「復活」していました。

破壊される日本の対ミャンマー外交 - 高世仁のジャーナルな日々
【おことわり】
 先日、突然本ブログがアクセスできなくなり、ご不便をおかけしました。みなさまにご心配いただき恐縮です。
 私の一部のブログ記事*1に関してあるところから削除要請があり、私がこれを無視*2したため、公開停止の措置が採られたという事情でした。(ボーガス注:削除要請には応じ?)トラブルは解決しましたのでご安心ください。
 ふたたびブログを公開するにあたって、執筆方針を少し変えざるをえないこともあり、タイトルも一新することにしました。題して「ジャーナルな日々」。

 ということで小生や法華狼氏も同様の措置を過去に食らったことがあります*3が、高世も「同様の事情」とのことだそうです。
 「高世の記事にそんな要請を食らうような代物があったろうか?」と首をひねりますが。
 ということで高世の主張を疑う理由もないので「高世が小生などの批判に音を上げていったん閉鎖したが、結局考えを変えて復活した」という見方についてはひとまず撤回することにします。自分に都合の悪いことを他人などのせいにしているあたりが、高世仁が会社の経営に失敗した遠因でもあったのだろう(福島香織の独立の失敗もあまりにひどい) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)のコメント欄にもその旨を投稿しました。

 早乙女勝元さん*4が亡くなった。90歳だった。

 タイトルが「ウクライナ」「プーチン」でこれです。高世ではいつものことですがいい加減分けて書いたらどうなのか。
 なお、早乙女氏は1932年生まれ。
 1932年生まれの著名人としては

1932年 - Wikipedia
本多勝一(1月28日生まれ)
 元朝日新聞記者。週刊金曜日編集委員
広岡達朗(2月9日生まれ)
 元巨人選手。ヤクルト、西武で監督を務め日本一を達成
白土三平(2月15日生まれ、2021年死去、享年89歳)
 漫画家。代表作『忍者武芸帳 影丸伝』『サスケ』『カムイ伝
谷啓(2月22日生まれ、2010年死去、享年78歳)
 俳優。元『クレージーキャッツ』メンバー
大島渚(3月31日生まれ、2013年死去、享年80歳)
 映画監督
青島幸男(7月17日生まれ、2006年死去、享年74歳)
 放送作家、作詞家。1981年に『人間万事塞翁が丙午』で直木賞を受賞。一時、参院議員、都知事を務めた。
石原慎太郎(9月30日生まれ、2022年死去、享年89歳)
 作家。1956年に『太陽の季節』で芥川賞を受賞。一時、衆院議員、都知事を務めた。
横田滋(11月14日生まれ、2020年死去、享年87歳)
 元拉致被害者家族会代表
田中邦衛(11月23日生まれ、2021年死去、享年88歳)
 俳優。映画『学校』(1993年)で日本アカデミー賞最優秀助演男優賞受賞。その他の出演作として『若大将シリーズ』(1961~1971年)、『北の国から』(1981~1982年)など。
盧泰愚(12月4日生まれ、2021年死去、享年88歳)
 元韓国大統領

などがいます(やはり故人が多いです)。

「1945年の東京大空襲を経験し、戦争の悲惨さを訴え続けた作家」と紹介されるように、早乙女さんの名前は東京大空襲に結びついている。

 高世も「高世さんの名前は北朝鮮拉致に結びついている。」とでも言って欲しかったのでしょうが、結局それは「ジンネット倒産」や「拉致の風化」で夢に終わりました。

東京大空襲・戦災資料センター」の初代館長

 ちなみに今の館長が吉田裕*5・一橋大名誉教授です。

江東の東京大空襲・戦災資料センター 新館長に就任吉田・一橋大名誉教授が抱負:東京新聞 TOKYO Web2019.7.2
 東京大空襲・戦災資料センター(江東区北砂1)で1日、新館長に就任した一橋大名誉教授の吉田裕さん(64)と、前館長で名誉館長に就いた作家の早乙女勝元さん(87)が記者会見した。吉田さんは「憲法改正への動きが強まる中で、東京大空襲を次の世代に伝えていくことが大切だ」と決意を語った。

 東京大空襲の記憶、コロナ禍で語り継ぐ オンライン配信:朝日新聞デジタル2021.3.11
 センターの吉田裕館長(66)によると、センターの運営に携わる戦争体験者は、オンライン開催に積極的だった。
「『次の世代に戦争の記憶を伝えたい』との思いが強い。できるだけ応えたい」
 吉田さんも動画で「今、戦争体験と向き合う」と題して講演。戦争遺跡の観光地化などへの危惧を述べながら、「戦争体験の継承の原点は、死者を悼み、生き残った人々に寄り添うこと」と指摘した。

語る:開館20年の東京大空襲・戦災資料センター館長 吉田裕さん 戦争の実相、発信続ける | 毎日新聞2022.5.8
 東京大空襲・戦災資料センター(東京都江東区北砂1)が、開館20年を迎えた。行政の支援がない民立・民営でどんな役割を果たしてきたのか。戦争体験者が減少し、やがていなくなる中、体験や記憶を継承するために何が課題なのか。同センター館長で一橋大名誉教授の吉田裕さんに聞いた。

を紹介しておきます。

 早乙女さんは山田洋二監督とも親しく、映画「男はつらいよ」の舞台が柴又になったのは、山田さんが早乙女さんに案内されたことがきっかけだったそうだ。

 勿論「山田洋次*6」が正しい。ファンを自称する人間が「堂々と誤記」とは「舐めてるのか」といいたい。
 つうか俺が打つと最初に出てくるのは「山田洋次」なんですが。これは山田に限らず、有名人の名前を打つと予測変換でそうなることが多いです。
 なお、記事タイトルの「プーチンの暗殺」云々については「プーチン擁護」と誤解されることを恐れず書いておけば「その疑いがある」レベルであって「動かぬ証拠まではないケース」がほとんどです。
 そもそも「ウクライナ侵攻の評価」は「ウクライナ侵攻に至る経緯」で判断すべきであって

これを見ても、「どっちもどっち」(ロシアも、ウクライナも悪い)は通用しない。

つうのはおかしな理屈です。
 「ウクライナ侵攻に至る経緯」だけで「先に侵攻したのはプーチンであり、その先制攻撃を正当化する理由があるとは思えない」ということで、「ロシアに非がある」と判断可能*7なのだから「プーチンの暗殺疑惑」云々など持ち出す必要は「ウクライナ侵攻の評価」という意味では全くない。

 世界の国々を見回しても、ここまで露骨に体制の敵対者を暗殺しつづけるのはプーチンのロシアだけだ。外国まで暗殺者を派遣して。

 「駐トルコのサウジ大使館で反体制派を暗殺したサウジは?」「マレーシアの空港で金正男を暗殺したと思われる北朝鮮は?」と揚げ足を取っておきます。

*1:詳しいことを高世が書かないのは素直に考えれば「抗議相手がそれを望んでないから」でしょう。

*2:これは「削除要請の存在を高世は知っていたのに当初はあえて無視した」ということなんですかね。小生の場合は「はてなからの通知メールを見落としたので結果として無視になった」だけで「故意に無視したわけではなかった」のですが。

*3:小生の場合は結局削除要請に応じました。

*4:著書『東京大空襲』(1971年、岩波新書)、『東京が燃えた日』(1979年、岩波ジュニア新書)、『ベトナム「200万人」餓死の記録:1945年日本占領下で』(1993年、大月書店)、『戦争を語りつぐ:女たちの証言』(1998年、岩波新書

*5:著書『天皇の軍隊と南京事件』(1985年、青木書店)、『昭和天皇終戦史』(1992年、岩波新書)、『現代歴史学と戦争責任』(1997年、青木書店)、『日本の軍隊:兵士たちの近代史』(2002年、岩波新書)、『日本人の戦争観』(2005年、岩波現代文庫)、『アジア・太平洋戦争』(2007年、岩波新書)、『現代歴史学軍事史研究』(2012年、校倉書房)、『日本軍兵士:アジア・太平洋戦争の現実』(2017年、中公新書)、『日本人の歴史認識東京裁判』(2019年、岩波ブックレット)、『兵士たちの戦後史』(2020年、岩波現代文庫)など

*6:なお、山田は1931年生まれだそうなので、1932年生まれの早乙女氏よりも年上です。

*7:つう事でkojitaken氏の悪口「ボーガスはロシア擁護」呼ばわりとは異なり俺は別にロシア擁護の立場ではありません。