https://twitter.com/tadashishimizu/status/1532885562675167232
清水ただし*1
今でも日本の軍事費は世界第9位、自衛隊は世界ミリタリーランキングで概ね第5位と評されています。そこに最強を誇る第7艦隊率いる米軍が131の基地を置いて日本に駐留しています。日本が軍事費を倍増させ、核を共有し、先制攻撃能力まで保有すれば、周辺諸国との軍事的緊張はますます高まるばかりです。
全く同感なので紹介しておきます。
5年以内の防衛力強化 NATOのGDP比2%以上 骨太に明記 - 産経ニュース
「ウクライナ戦争ガー」で軍拡を画策とは岸田のバカさにうんざりします。こうしたことをまともに報じないテレビ局にもうんざりしますが。
主張/刑法の侮辱罪/厳罰化阻み言論の自由守ろう
テレビ局がこの酷い法案をろくに批判報道しないことにはいつもながら呆れます。今の自民多数議席では「可決される危険性」は残念ながら高いでしょうが不幸にして可決されても「悪用を許さない闘い」「懲役刑を廃止する闘い」は今後も勿論続ける必要があります。
“右”から軍拡あおる維新/参院選の公約発表/軍事費2%への増額 中距離ミサイル配備
いつもながら維新の極右性には呆れますし、こんな政党を支持する人間がいることにも絶句します。
5月30日放送のTBSラジオ「森本毅郎スタンバイ!」では、軍事費の増額をめぐる各党の姿勢が話題になりました。コメンテーターの山田惠資氏(時事通信)は、GDP(国内総生産)比2%への大軍拡を公約にする自民党はもちろん、立憲民主党などの野党も軍事費の増額を「参院選の争点にはしない」と主張しているとして、「反対している人は選挙で誰に入れればいいのかという話になる」と指摘。森本氏が「これはもう共産党しかないんじゃないか*2」と発言すると、山田氏も「いま本当に明確に共産党しかない形になっている」と応じました。
さらに山田氏は、NHK「日曜討論」(5月29日)での各党の議論にも触れながら、軍事費増額反対の立場を(ボーガス注:疑いの余地なく明確に)示したのは「(日本共産党の)小池晃書記局長が唯一と言っていい」と強調しました。つづけて、「相当な増額*3」の財源を追及した小池氏の主張を紹介し、「当然こういう疑問は国民の中からでてきてもおかしくない。予算は限られている」と指摘。“軍事力強化さえすれば平和になる”とする流れがあると述べ、「もし参院選で自民党が勝利すればこのまま(ボーガス注:大軍拡に)突き進むことになる」と危機感を示しました。
参考
赤旗軍事費増額 各党は
「共産の野党共闘相手」「最大野党」立民は「軍拡反対ではない」という話なので、共産支持者として手放しで喜べない話です。しかも今のところ「岸田の軍拡表明」が世論調査を信じる限り自民支持率低下に結びついていないのでげんなりします。
「ウクライナでロシアが苦戦してる」「日本の自衛隊はウクライナなど比べものにならない強大な軍事力」「在日米軍まで駐留する上にウクライナと違って島国」なのに「侵略の脅威ガー」なんて思ってる日本人が多いのならば「アホか」と心底呆れます。
日本は福祉後進国であり軍事費ではなく福祉予算こそ増やすべきです。
なお、山田氏も、森本氏も「ハト派リベラル」ではあるでしょうが勿論共産主義者ではない。
それにしても岸田の「宏池会(池田元首相、大平元首相、鈴木元首相、宮沢元首相など)」は歴史的にはハト派リベラルなのですが、岸田はとてもそうは言えませんね。
確かに
◆池田
岸内閣で蔵相、通産相
◆宮沢
中曽根内閣で蔵相
と「安倍内閣外相だった岸田」同様、岸や中曽根に重用はされています(池田に至っては岸から政権を禅譲すらされています)が、さすがに池田や宮沢は岸や中曽根ほどの極右ではありませんでした。今の岸田はどれほど安倍と違うというのか。