不確実性・不透明性の高い環境においては、階級構造が厳格な独裁的組織はリスクが非常に大きいのではないか／本多勝一『アムンセンとスコット』（朝日文庫）の山口周の解説文を読んで思ったこと - kojitakenの日記
今日もkojitaken氏に悪口する（2022年5月14日分） - bogus-simotukareのブログでも批判しましたが、「アムンゼンとスコットの大きな差（他にもあるが）はリーダーとしてのアムンゼンが民主的なところにあった。民主的な組織は部下の諫言で過ちを修正しやすいが独裁的な組織はその逆だ」「維新やれいわを私が批判*1するのも大きな理由は組織が独裁的だからだ（俺の要約）」などと抜かして「民主主義者ぶる御仁」が
天皇制と共産党と山本太郎と - kojitakenの日記
なお、当該の人士*2からのコメントは、ある時期以降は一切承認していないので、読者の目に触れる機会はない。当該の人士を宣伝する愚を避けるためである。
などと抜かして「俺の投稿コメントの掲載拒否」を平然と正当化するのには心底呆れます。
"安倍氏「ロシアにはだまされた感あった」 ＮＡＴＯ拡大で、侵攻は批判"（時事）／タイトルから安倍がプーチンに騙されたと言い訳しているのかと思ったが違った。安倍は山本太郎と同じことを言っていた（呆） - kojitakenの日記
「NATOの東方拡大」は、ロシアによる「外交上の抗議」「経済面での報復」ならまだしも「ウクライナ侵攻の正当化理由」には勿論全くなりません。政治手法として「軍事攻撃」という行為は現在、正当な物として認められてない。しかも「侵攻自体が違法」ですがロシアの場合「民間人虐殺」など「侵攻とは別途、違法行為もしている疑いがある」のだから「なおさら容認などできません」。
一方で「NATOの東方拡大」についてid:kojitakenや類友のように「批判意識ゼロ」で、「NATO東方拡大」批判者を「それだけでプーチン擁護者扱い」もいかがなものか。NATOを東方拡大してロシアとの緊張激化を助長したのは果たして良かったのか。
そもそも【1】ロシアが明白に脅威と化したのはプーチン政権によるクリミア併合（2014年）以降のことだが、一方でNATOはそうした脅威が明らかに存在しなかったエリツィン政権（エリツィンは欧米協調路線だったので）においても拡大していた（NATOの拡大 - Wikipedia参照）、【2】ユーゴ空爆などロシアと関係ないNATOの武力行使もある事を考えれば「プーチンの脅威→NATO拡大」としてその拡大を正当化するのはいかがな物か。勿論NATOに限らず「軍事同盟を手放しで美化していいのか」という問題もある（その点で経済同盟であるEU参加と、軍事同盟であるNATO参加への評価（勿論、前者は認めても後者は認めないと言うこと）が異なってもおかしくないと俺は思っています）。
実際にはNATOは『せっかくつくったからなくすのが惜しい』レベルで続き、『西欧の仲間扱いされるために入りたい（東欧）』レベルで拡大したにすぎないでしょう。
「立憲、安全保障強調の公約発表 衆院選敗北受け路線転換図る」（朝日）／これはとんでもない悪手だ - kojitakenの日記
今回ばかりはkojitakenに同感です。こんなことをすれば、立民からリベラル層の支持が離れていくでしょう。一方で自民や維新などから保守層が立民に動くとも思えない。立民が「虻蜂取らず→参院選敗北」になるのは目に見えています。
国民民主党の支持が低迷してるのはその傍証でしょう。
というか、政治において大事なのはまず「国益のために何が必要だと思うか」「そのためには自分には何ができると思うか」という信念です。「どうやって支持を獲得していくか」はそれ以降の話です。「支持さえ得られれば政策などどうでもいい、防衛費削減でも増加でもいい」なんて態度はむしろ「不信と疑念」を買って支持を減らすだけです。政策が無茶苦茶でも支持されるのは「創価学会という宗教票の公明」「支持者と政治家の関係が利権共同体、しがらみ共同体と化してる万年与党・自民」といった特殊なケースだけです。
澤藤統一郎の憲法日記 » 維新の悪党ぶりは宮武嶺に聞け。
一時は「維新主敵論」とまでぶちあげたのにいつの間にか「れいわ主敵論」になってしまい、澤藤氏や、「澤藤氏が紹介する宮武氏」などと違い、まるで維新批判しなくなったkojitakenには心底呆れます。いや俺もれいわはろくでもないとは思いますが、例えるなら「半グレ（れいわ）より組織暴力団（維新）」の方を問題にしろという話です。
