kojitakenに悪口する、ほか(2022年6月10日分)

元プレジデント編集長の小倉健一が「私が共産党幹部なら参院選で10万票を山本太郎に融通する」という怪文書を垂れ流した(呆) - kojitakenの日記
 「kojitakenが呆れるように」タイトルだけで唖然とする小倉のアホ文章です。
 こうなると俺も「れいわ批判ももっとやった方がいいかも」と思い始めてきました。
 アンチ共産のkojitakenもここまで酷い暴論には「共産に失礼だ」というわけです。kojitaken記事に寄れば「共産党目黒区議・斉藤優子氏」も

日本共産党目黒区議・斉藤優
 本当は与党支持者*1が、代表*2に近づき、裏で仕掛ける分断を狙っているのではないかと思っています。

と憤慨してるそうですが。
 第一に確かに「東京は複数議席で、共産党も長年、強い支持基盤がある」とはいえ、そんなことができるほどの余裕は「残念ながら(?)」共産党には勿論ありません。むしろそんなことを共産党がわざわざしなくても、「一部の薄い共産支持者(ちょっとしたことで共産以外に投票)」が「れいわに流れること」が危惧される状況でそんなことをするわけがない。そんなことを頼むのならむしろ「山添氏よりも当選の可能性が高い立民の蓮舫(支持者としてこんなことは書きたくないですが事実そうでしょう)」にでも頼んだらどうか(勿論あくまでも小倉やれいわへの「嫌み」でいっており、本気で蓮舫に融通して欲しいわけではない)。
 第二に「ロシア擁護(勿論、共産はロシア批判)」「岸田への不信任決議案で棄権(共産は賛成)」なんてれいわに何で共産が協力できるのか。執行部どころか党員、後援会員が「れいわなんか支持できるか」と反発するでしょう。本気で「共産から票を融通して欲しい」のなら、「共産にそうしてもらえるだけのまともな対応をしろ、不信任決議案に賛成してロシア擁護も辞めろ」という話です。
 結局

◆共産は、山本に10万票くらい回しても何とか下位で当選可能らしい
◆山本も後10万票くらいあれば何とか下位で当選可能らしい
 実際、どうなのかはひとまず置きます。「ロシア擁護での陰謀論支持」でわかるように、自分に都合が良ければ出所不明のガセ情報でも飛びつく連中がれいわです。そもそも斉藤区議もいうように選挙予想なんてもんは特に「公示前」の現時点では全く当てになりません。こんなもんを信じて「山添氏は大丈夫らしい」なんて共産支持者が油断するのは斉藤区議も言うように愚の骨頂です。

ということでれいわ支持者の小倉が因縁つけてるだけでしょう。それとも小倉が「ウヨ雑誌プレジデント出身」ということは、kojitaken氏や斉藤区議が疑うようにいわゆる「東京は共産大丈夫論」による「山添落選狙い」の謀略か(そんな謀略だとして、そんなネタに使われるような山本の東京選挙区出馬はやはり愚策でしょう)。
 いずれにせよkojitaken同様、俺も小倉には心底呆れます。勿論れいわの山本にも改めて呆れます。


澤藤統一郎の憲法日記 » 内閣不信任案否決の過程に見えてくる各党の政治姿勢

 れいわ新選組は採決を棄権した。おやおや、この党は国民生活擁護、反権力をウリにしていたはずではなかったか。
 結局、賛成は,立憲民主・共産党社民党となった。

という澤藤氏と違い「日頃から、れいわに悪口するid:kojitaken」がこの件に今のところ触れないのはどういうことなのか?
(追記:その後、不信任決議案に色がついてる訳ではない。不信任にする理由はれいわが独自に述べれば良いだけ。立民に追従というのは意味不明(by 渡辺輝人弁護士) - kojitakenの日記×××新選組の内閣不信任案棄権を支持・擁護・正当化することは、戦前の政党政治崩壊を肯定するに等しい愚挙だ(怒) - kojitakenの日記でkojitakenはれいわ批判しましたが、下記の文章はそのまま残しておきます)
 「泉のくだらないパフォーマンスなど評価しない」ということか。そういう話ではないと思いますが。泉の思惑に関係なく「今の岸田政権が信任に値するかどうか」で判断すべきでしょうに。
 なお、れいわは「反対しても自民が多数議席なので否決されるだけ」と言い訳してるようですが、その物言いは「自民、公明、維新、国民民主、立民、共産」を下回る議席数しかない「れいわの自己否定」といっていいでしょう。その理屈なら、「自民、公明、維新、国民民主、立民、共産」を下回る議席数しかないれいわ(勿論、参院選での大幅議席増の見込みもない)など「国会に存在意義はない」のでとっとと解散して欲しいもんです。


「反対するのは簡単」とか「批判は誰にでもできる」などという俗説は嘘八百。賛成する方がはるかに簡単だ - kojitakenの日記
 「何でid:kojitakenはこういうアホな文章を書くんだろう」とは思います(コメント欄でも同様の酷評がありますが)。
 簡単なのは「賛成」でも「反対」でもなく「多数派の意見に同調すること」です。
 というか、kojitakenが書いてることも「多数派の意見に同調することは簡単(反対意見が多数派なら確かに反対は簡単だが、少数意見なら簡単ではないし、反対意見が少数派であることは珍しくない)」なので「何でこういうタイトルにするんだ?」ですね。

【追記その1】
 マンマ氏のコメントが「俺に対する物かkojitakenに対する物か」、「何が自称中立なのか(「共産支持」俺も「アンチ自公、維新、れいわの自称リベラル」kojitakenも中立を自称したことは一度もない)」など、さっぱり意味不明なのでいっそ削除しようかとも思いましたが一応残しておきます。
【追記その2】
 マンマ氏から追加のコメントがあったことに触れておきます(特に応答はしません)。

*1:例えば小倉のこと

*2:れいわ代表の山本のこと