今日の朝鮮・韓国ニュース(2022年6月20日分)

韓国 ユン大統領 NATO首脳会議で北朝鮮問題への協力訴える | NHK | 日韓関係
 NATO北朝鮮をテーマとした団体ではないし、今はウクライナ問題で手一杯だと思うんですけどね。意味が分かりません。


私の問いに総理は即断した 「小泉訪朝」20年に想う 田中均元外務審議官【特別寄稿】:時事ドットコム

 「知る人の人数を限れ」というのが小泉総理の厳命だった。当初から承知していたのは総理と私のチーム以外には、福田康夫*1官房長官古川貞二郎*2官房副長官、川口順子*3外相、竹内行夫外務事務次官だけだった。

 予想の範囲内ですが「安倍官房副長官(当時)」は完全に蚊帳の外だったわけです。

 拉致問題の解決を考えた時、残念ながら亡くなった拉致被害者を生き返らせることは可能ではない。

 要するに「北朝鮮が死亡発表した人間(例:横田めぐみ氏)は実際に死んでるだろう」つう話です。「全員帰国」なんて言ってたら、いつまで経っても拉致は解決しない。


韓国半導体素材、国産化足踏み 日本の輸出管理措置3年: 日本経済新聞
 「不当な嫌がらせ行為」を「輸出管理の厳格化」と表現する日経には心底呆れます。いずれにせよ、こうした行為は安倍の思惑に反し、日本企業にとって不利益しかなかった。「韓国という大口輸出先」が失われるリスクが高まったからです。
 これに対し日本企業は「日本以外からの韓国への輸出」「韓国国内での製造」で「安倍の規制」を乗り越えようとし、韓国側は韓国側で「日本以外への調達先切り替え」で対応しようとしました。
 「日本企業が安倍の行為に協力」し、韓国側は「安倍に屈服する」という話には全くならなかったわけです。


北朝鮮「拉致問題はすでにすべて解決された」日米両国をけん制 | NHK | 拉致
 例えば「牽制として意味があるかどうか」はともかく「日本がウクライナ侵攻を理由に対ロシア制裁するなら島なんか返さない、だから制裁するな(ロシア)」「少女像(慰安婦像)を撤去しないならホワイト国除外する、だから撤去しろ(日本)」「日本がホワイト国除外など敵対的措置を執るならGSOMIA延長なんかしない、だから敵対的措置を辞めよ(韓国)」などは「牽制ではある」でしょう。
 「拉致問題は既に解決した、日本の不当な要求には応じない」つう主張はどういう意味で「牽制」なのか?。
 牽制とは「A(報復や制裁)されたくなかったらBしろ*4」「あなたのためにA(御礼)するからBしてくれ」など相手に対して「自分の望む行為B」をさせるためにする行為A(御礼の提供や、逆に制裁や報復)ではないのか。
 「拉致はもう終わった話だ」と突っぱねることで「北朝鮮は日本からどんな行為を引き出せる」というのか?。単に「日本なんか相手にしない」と冷淡な態度を取ることは「牽制ではない」と思うのですが?
 NHKには「牽制ってどういう意味?」と聞きたくなります。特に「米国を牽制」とはどういう意味なのか。
 「日本とは友好国」である以上、米国も「当事者じゃないから関係ない」とはさすがに言えませんが、内心、拉致問題にそれほどの関心はないでしょう。


怒りの叫び、無視されても—2013年から続く「金曜行動」 – イオWeb
 日本人として「本当に申し訳ない」という「慚愧」「屈辱」といった思いを禁じ得ないのでメモしておきます。


「5年内に朝鮮半島で大きな変化」 龍谷大の李相哲教授が講演 仙台「正論」懇話会 - 産経ニュース
 この種の「北朝鮮崩壊するする詐欺」を飽きもせずによくやれるもんです。
 「お前ら太陽政策盧武鉉政権に代わって、右派の李明博政権になったときもほとんど同じ事言ってたよな?」と心底呆れます。
 それにしてもこの李教授、もともとは

李相哲 - Wikipedia
◆『朝鮮における日本人経営新聞の歴史1881~1945』(2009年、角川学芸出版
◆『日中韓の戦後メディア史』(編著、2012年、藤原書店

という著書(朝鮮半島関係だが、恐らく、アンチ北朝鮮嫌韓国ではない)を出していたのがいつの間にか

◆『北朝鮮がつくった韓国大統領・文在寅政権実録』(2018年、産経新聞出版→2020年、光人社NF文庫)
◆『「反日親北」の韓国 はや制裁対象!』(共著、2019年、ワック文庫)
◆『反日種族のタブー:従軍慰安婦マネーの汚れた真実』(2020年、宝島社)

という「アンチ北朝鮮嫌韓国路線」だから「何があったんだ?」ですね。

*1:森、小泉内閣官房長官を経て首相

*2:元厚生事務次官

*3:森、小泉内閣環境相小泉内閣外相を歴任

*4:勿論、それに対して「Bなんかできるか」「Aしたければしろ」などと言った反応(牽制の意図の失敗)は勿論あり得ます