常岡浩介&kojitakenに悪口する(2022年7月1日分)

常岡浩介がリツイート
◆ 平野高志
 3月末時点ではウクライナは「中立化の準備がある」と述べていた。中立化とは、NATO加盟の断念。それが、イェルマーク(ボーガス注:アンドリー・イェルマーク - Wikipediaに寄れば、大統領補佐官を経て、現在、大統領府長官。テレビプロデューサーとして「コメディアン」ゼレンスキーと知り合う。ゼレンスキーの大統領就任前からの側近)は昨日、ウクライナNATO加盟を断念しないと述べている。全面的侵攻〜3月下旬の頃の宇政権の発言から変わったらしいのは、戦争勝利の定義も。(ボーガス注:当初は「2月末の侵攻前まで戻す」だったのが)今は(何らかの手段で)(ボーガス注:2月の侵攻以前からロシアが支配していた)クリミア・ドンバスも奪還、と述べる場面が増えている。(ボーガス注:NATOの軍事支援で善戦していることで自信が出てきたのか?)ゴールを上方修正したことになる。

 『ウクライナ・ファンブック』(2020年、パブリブ)の著者・平野は「ウクルインフォルム通信(ウクライナ)編集者」という「ウクライナ政府シンパ」なのでその発言は割り引く必要があるでしょうが、これが事実なら「え?、マジ?」ですね(「戦意高揚のためのハッタリ」だとしても、特に「クリミア奪還」と言う辺りが)。

天皇制と共産党と山本太郎と - kojitakenの日記
 これまで共産党の主張ややることなすことに大部分盲従*1し、一般人は誰も読まない*2理論月刊誌『前衛』にまで目を通してきたはずのさる「共産党『信者』」もしくは「共産趣味者」が、ことウクライナ戦争に対する共産党の姿勢に全く同調しない*3という珍妙な現象が観察される。

と俺に悪口する「id:kojitakenのような御仁」に「ロシア擁護」と誤解、曲解されることを恐れずに言えば「2月末の開戦から4ヶ月経って、ロシアがかなり押せ押せ(NATOの軍事支援もあって、政権打倒には挫折したものの、マウリポリなどいくつかの場所が陥落)」なのにウクライナ政府は「そんなに放言していい」のか?
 なお、ウクライナ側の厳しい状況については
損耗率50%といえば通常は「全滅」:退却を転進と言い換えていた頃と基本的に進歩がない: 白頭の革命精神な日記
現代に蘇った「転進」論: 白頭の革命精神な日記
を紹介しておきます。
 俺がイェルマークの立場なら「現状では、2月の侵攻前まで戻せればひとまず御の字(ただこっちにも面子があるのでそこまで戻さないととても停戦できない)。2月末の侵攻以前から、というか、2019年のゼレンスキーの大統領就任以前の、2014年からずっとロシア支配だったドンバスやクリミアの奪還なんて、2月末の侵攻前にすら戻せてない今の時点ではとても言えない。そんなことは2月の侵攻前まで戻してからの話だ。そんなに簡単にクリミア、ドンバスが奪還できるならゼレンスキー政権誕生直後にとっくにやってる。NATO加盟も当面はノーコメント(申請してもすぐには認められそうにないし、プーチンに挑発と見なされ、ショッピングモール砲撃(例えば商業施設へのミサイル攻撃で16人死亡 59人が負傷、救出活動続く [ウクライナ情勢]:朝日新聞デジタル参照)のような、無茶苦茶な報復を招く恐れがあるので)」ですが。
 イェルマークは「考えが甘い」のか、あるいは「(拉致敗戦を続ける救う会のように)戦争継続がむしろ利益になる(→挙国一致体制が作れるし、今のところ、継戦路線への批判も少ないので?)」のかと疑いたくなります。まあ、こういうことを書くから「とにかく徹底抗戦すればいい」と思ってるらしいkojitakenが俺に悪口するのでしょうが。

*1:少なくとも主観的には「盲従」はしていません。

*2:こうした「共産党への無礼な文章(「俺が共産支持者だから」と言う面は否定しませんが、支持者でなくても、「反共分子でない」まともな人間はこんな無礼な文章は書くどころか、思いつくことすらしないでしょう)」を書く野郎id:kojitakenが「共産支持」の俺に向かってNHKの参院選候補者アンケートによれば、ロシアに対する経済制裁に関する意見が両極端に位置するのは共産党と×××新選組 - kojitakenの日記で「反共分子」呼ばわりとは全く呆れます(そもそも、kojitakenが支持したor支持する社民党社民連(既に消滅)の機関誌の方が誰も読んでないでしょう。前衛と違って、書店で見たことなんかないし。そう言ったら自分の「共産への無礼」を棚に上げて「社民党社民連を馬鹿にするな」と激怒しそうですが)。「繰り返しますが」kojitakenの方こそ明らかに「反共分子」です。こんな野郎が良くも新選組・水道橋博士の街宣に吐き気を催した - kojitakenの日記などと書けたもんです。どうせこいつが博士発言の「古政党」に「無礼だ」と怒ったのは「社民党(今のkojitakenの支持政党)が馬鹿にされて怒った」にすぎないでしょうが。自分の「共産への態度」が「博士並みに無礼」と思わないならkojitakenも呆れたバカです。

*3:「全く同調しない」どころか俺の自己認識は「共産のロシア批判は概ね正しい(日本はクリミア2開発から撤退するなどもっと制裁を強めるべき)」なので「概ね同調(kojitaken風に言うと「共産党のロシア認識に概ね盲従」)」ですが。なお、クリミア2ですが、マスコミ報道に寄れば、皮肉なことに「ロシアが強制接収(結果として日本の撤退と同じ)」になりそうですね。