今日の朝鮮・韓国ニュース(2022年7月11日分)

【追記】
 けっきょく高沢皓司も、高世仁や小林峻一らと同様、ネタに遭遇したから本を書けた一発屋だったのだろう - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)でこの拙記事を紹介いただきました。ありがとうございます。
 また高沢については高沢皓司がジャーナリスト活動を続けられなくなったのは、このようなデタラメな取材も一因ではないか - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)も紹介しておきます。
【追記終わり】
高沢皓司氏死去 ジャーナリスト - 産経ニュース
 「八尾恵*1」とともに「もはやほとんど忘れ去られた存在」であり「拉致の風化」を象徴する人物と言ってもいいでしょう。
 ググってもヒットする一番新しい本は20年以上も前の『宿命:「よど号」亡命者たちの秘密工作』(2000年、新潮文庫)です。訃報記事にも「最近の活動」は書かれていません。恐らく「事実上、廃業状態」だったのでしょう。『宿命』よりもっと古い著書として『新左翼二十年史』(1981年、新泉社)、『朝鮮民主主義人民共和国:「よど号」グループの朝鮮レポート』(編著、1994年、三一新書)、『女たちのピョンヤン:「よど号」グループの妻たち』(1995年、三一新書*2)、『歴史としての新左翼』(1996年、新泉社)、『さらば「よど号」!:25年の軌跡』(1996年、批評社)等があります。そのほとんどは「新左翼関係」であり「新左翼とのつながり(それも主としてよど号)でしか本が書けない人=要するに無能」だったんでしょう。
 だから『宿命』でよど号グループ批判して、グループとの関係が切れると皮肉なことに「何の本も書けなかった」のでしょう。そもそも『宿命』自体、彼の取材能力という話ではなく、八尾が持ち込んだ『有本恵子拉致への関与話』をもとにしただけでしょうが。
 誤嚥性肺炎て、まだ75歳(1947年生まれ)なら

1947年 - Wikipedia
【あいうえお順】
赤嶺政賢
 衆院議員。日本共産党沖縄県委員長
穀田恵二
 衆院議員。日本共産党選対委員長(国対委員長兼務)
三遊亭小遊三
 落語家。日テレ「笑点」メンバーの一人

と言う御仁の存在でわかるように、そんなことで死ぬような年じゃないと思うんですが、よほど体が弱っていたのか。そしてそれは果たして「事実上廃業状態」と関係はある(ライターとしての不遇がストレスとなり体調に悪影響)のか、ないのか。


救う会米上院「安倍晋三感謝決議案」に拉致問題明記
 そんなことが拉致の解決と何の関係があるのかと心底呆れます。そんな決議が可決されたからと言って拉致の解決に資するわけでは全くない。
 勿論、【1】米国には米国の思惑があるし、【2】そもそも日本政府の働きかけでこうなったマッチポンプの疑いもあるので、こんなことは「拉致問題解決において安倍が評価できる根拠」には全くなりません。


https://www.sankei.com/article/20220712-YZ6O5Z2S4RIDLN52N5772DSLYM/
 早紀江がこうした文章を書くのは予想の範囲内ですが「事実に反する(小泉訪朝に安倍はノータッチ)」ので心底呆れます。


韓国・尹錫悦政権、就任2カ月で支持率急落 近親者の特別扱い相次いで発覚 不支持率は57%に:東京新聞 TOKYO Web

 尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領就任からわずか2カ月で、尹政権の支持率が早くも4割を割った。尹氏の近親者が大統領府から特別待遇を受けたとされる疑惑などが原因とみられる。
 尹氏の母方の親戚が大統領府に行政官として勤務し、尹氏夫妻が今月入居する新大統領官邸に関する業務を担当することも分かり、物議を醸している。
 李俊錫(イ・ジュンソク)代表(37)が過去にIT企業から性的接待*3を受けたとされる疑惑で、党の信用を失墜させたとして党中央倫理委員会が8日、李氏の党員資格6カ月停止の懲戒処分*4を決めた。

 発足して2ヶ月しか経っていませんが、随分と支持率が急落しました。「クリーンな政治」を標榜したが故に「嘘じゃねえか」という反発が出てるのでしょう。


韓国与野党の若きトップが〝強制退場〟 選挙終われば「使い捨て」に - 産経ニュース
 野党はともかく与党は「使い捨て」ではなく「党代表の自業自得」です。性接待疑惑なんて不祥事が浮上した人間をどうして担げるのか?。それとも産経はこの一件を「党内反主流派の言いがかり、性接待なんか事実無根」とでも言う気なのか?

*1:著書『謝罪します』(2002年、文芸春秋)。八尾については例えば有本恵子さん拉致の全貌 4-八尾恵の法廷証言 - 高世仁のジャーナルな日々参照

*2:この頃はよど号グループとの関係も良好だったのでしょう。

*3:要するに買春接待でしょう。

*4:「党首を首にしろ」と思いますができない理由があるのか。