臨時国会 3日間で閉会/塩川氏、会期延長を要求/衆院議運委理
「統一協会問題」「安倍国葬への批判」「物価高」「コロナ蔓延」への批判から逃げる卑怯な態度であり、心底呆れます。
下村氏の意思働いた/統一協会名称変更 前川元文科次官証言/野党の聴取に
この野党共同ヒアリングに「自民党補完勢力」の「国民民主」「維新」の名がないことが興味深い。別途、前川氏などからヒアリングするかと言ったら「自民の補完勢力」なので恐らく何もしないでしょう。勿論「国民民主」「維新」自体に「統一教会との癒着の疑惑」もある。
松本清張は戦後作家の中で群を抜く巨星です。『点と線』『ゼロの焦点』など社会派ミステリーで一大ブームを起こしました。『日本の黒い霧』『昭和史発掘』といったノンフィクションでは歴史と権力犯罪の闇に迫りました。
勿論、清張の社会派ミステリは偉大ですが、彼の活躍した時代には
◆土地開発公団の汚職を描いた黒沢明『悪い奴ほどよく眠る』(1960年)
◆池田首相の九頭竜川ダム疑惑を描いた石川達三『金環蝕』(1966年(昭和41年)に『サンデー毎日』で連載)
◆「戦闘機商戦での商社の政界工作(ダグラスグラマン事件などがモデル)」などを描いた山崎豊子『不毛地帯』(1973年から1978年まで『サンデー毎日』に連載)
などあるので「そういう話が受ける時代」であり、時代に恵まれた面もあるでしょう。
首相演説 憤る被爆者/NPT再検討会議
被爆地「広島」出身をアピールしたところで核廃絶は口にせず、こうして「廃絶派の批判」を受ける岸田にも困ったもんです。
カルト被害拡大も/熊本県の旧統一協会系行事後援/共産党、取り消し求める
本来、申し入れがなくても熊本県が自主的に後援を取り消すべきでしょう。申し入れに対しても「撤回する」とは確約せず「検討する」止まりであることにも絶句します(結果的には撤回するかもしれませんが)。
【追記】
熊本県が後援取り消す/旧統一協会系行事 共産党指摘受け/県民から党に激励
ということで幸いにも取り消されたようです。問題はこれが「恐らく氷山の一角に過ぎない(他にも取り消されるべき後援が恐らく多数ある)」ということですが。
【追記終わり】
徹底追及 統一協会/旧統一協会名称変更に不備/文化庁 新規則提出受けず認証
「安倍首相や下村文科相(当時)による政治的圧力による許可」だったがゆえに「まともにチェックしておらず」、故に生まれたミスではないのかと疑わざるを得ません。主張/統一協会名称変更/岸田政権は全経過を公表せよが批判するように岸田首相自身が調査に乗り出すべきです。
これについては以下の指摘も紹介しておきます。
紀藤正樹
いつも文言を細かくチェックしてくる行政が変更表の誤記に申請段階から決済段階まで全く気づかないということ自体が認証手続が結論ありきで拙速に行われた証拠だと思われます。不備があれば差し替えて是正させるのが本来の行政で「要件がそろったので認証」という宗務課の主張が根幹から崩れています。
宮本徹
統一協会の名称変更の決裁文書の綴りにある、統一協会の申請書類に間違い(紀藤弁護士が発見)。統一協会が添付した統一協会の規約の29条が「文化庁の認証」となっています。まともに申請書類もチェックせずに、異例、杜撰な形で、名称変更の認証手続きが行われたことを示すものではないか。
統一協会の名称変更申請書には添付書類として「新規則の全文」とありますが、添付されていた規則は、名称は(ボーガス注:旧規則の)「世界基督教統一神霊協会」のまま(第一条)。29条も旧規則なら認証するのは「都知事」、新規則なら「文部科学大臣」のはずで、「文化庁」はあり得ない。統一協会も杜撰、チェックする側も杜撰。
この点、文化庁の宗務課に確認したところ、「チェックミス」だとのこと。本来ならば、間違いがある申請書類を受理すること自体がありえません。統一協会の名称変更は、政治家の関わりが指摘されていますが、役所もそちらに気を取られて、当然やるべきチェックに気も手も回らなかったのでしょうか。