松竹伸幸のバカさに呆れる(2022年8月1日記載)

共産党の党首公選を考える・10 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba

 現在、立憲民主党のなかにも選挙敗北の責任を問う声があるが、泉さんが聞き入れることがないのも、自分だけが投票で選ばれているということが大きいだろう。

 勿論「枝野前代表」が「選挙で選ばれた」にもかかわらず「衆院選の敗戦責任」を問われて辞めたことで分かるように「枝野を敗戦を理由に代表を辞めさせ、後釜に自分が座った」癖に、「自分は参院選の敗戦責任を取らない」泉の態度はただの醜い居直りでしかありません。要するに「泉執行部(泉以外では西村幹事長、小川政調会長など)を引きずり下ろすだけのガッツのある、火中の栗を拾う勇気のある政治家(菅*1、野田*2、岡田*3元代表、枝野*4前代表など)がベテラン、長老であれ、中堅、若手であれ党内にいない」と泉が党所属議員を舐めてるわけです。
 舐められる所属議員も無様ですが、居直る泉執行部も無様です。何せ居直ったところで泉執行部には現状を立て直す案は何もないでしょう。既に多くの世論調査では「維新>立民」であり、このまま立民の支持率がどんどん下がっていき、選挙(当面国政はないので地方選挙ですが)でも敗北の連続、にっちもさっちもいかなくなっていずれは泉執行部も辞めることになるでしょう。
 むしろ「決選投票は議員選挙」とはいえ、一応、党員選挙で選ばれた「泉の醜い居直り」こそが「松竹の党首公選制バラ色論」を否定してるのに、そうは理解せず「党首公選制をバラ色に描き出す」松竹のデタラメさには心底呆れます。党首の選び方が何であろうが選ぶ側がろくでもないのなら、大して意味はない。大体この松竹の理屈なら『議院内閣制(議員が首相を選ぶ)の英国や日本』より『大統領制の米国やフランス、韓国』の方が民主的であることになり「日本は首相公選制にすべきだ」ということになるでしょうがそこまで言う度胸が松竹にあるのか(おそらくないでしょうが)。
 なお、松竹を見ていると「当選できなくてもいい、党首公選制をてこに俺の主張を党内外に広めたい(松竹が党首選に立候補ということ)」と言いたげですが「バカか?」ですね。まずは松竹は地道に「自著*5の普及」にでも取り組んだらどうか。松竹が「著書を出した」と自慢しようが「共産党内部どころか、野党支持層ですらほとんど話題になってない」「一部の松竹ファンでしか話題になってない」でしょう。その状況でまあ良くも「党首公選制をてこに俺の主張を党内外に広めたい」などと「誇大妄想な勘違い」ができるもんです。仮に「公選制」が実現し、松竹が立候補したところで党内外での奴の評価は「ドクター中松」「羽柴誠三秀吉」「マック赤坂」「(2018年に埼玉県東松山市長選挙に出馬し惨敗した)安富歩*6」のような泡沫、あるいは「当選者を出したとは言えトンデモ右翼政党扱いされてる参政党やN国党」のような「キワモノ」扱いでしかないでしょう。
 以上は松竹記事に投稿しましたが「批判意見はいつも通り掲載拒否(支持意見のみ掲載)」でしょう。松竹も呆れたバカです。


マルクス主義の活性化が共産党の外で進む | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
 「松竹とその類友(松竹は勿論、それ以外も恐らく日本共産党とは不仲の関係)」という「閉じられた世界」での議論を「マルクス主義の活性化が共産党の外で進む」と大言壮語するのだから吹き出しました。 
 いわゆる「構造改革論社会党書記長だった江田三郎など)」ほどの「社会的影響力も知名度もない」であろうに大風呂敷を広げたもんです。
 大体、出てくる類友

◆柴垣和夫(1934年生まれ)
 東京大学名誉教授、武蔵大学名誉教授。著書『日本金融資本分析』(1965年、東京大学出版会)、『三井・三菱の百年』(1968年、中公新書)、『日本資本主義の論理』(1971年、東京大学出版会)、『現代資本主義の論理』(1997年、日本経済評論社)、『マルクス=宇野経済学とともに』(2011年、日本経済評論社)など
◆聽濤弘(1935年生まれ)
 日本共産党国際部長など歴任。著書『21世紀と社会主義』(1984年、新日本出版社)、『社会主義をどうみるか』(1986年、新日本出版社)、『資本主義か社会主義か』(1987年、新日本出版社)、『ソ連はどういう社会だったのか』(1997年、新日本出版社)、『新ロシア紀行』(2004年、新日本出版社)、『カール・マルクスの弁明』(2009年、大月書店)、『レーニンの再検証』(2010年、大月書店)、『マルクス主義福祉国家』(2012年、大月書店)、『マルクスならいまの世界をどう論じるか』(2016年、かもがわ出版)、『ロシア十月革命とは何だったのか』(2017年、本の泉社)、『200歳のマルクスならどう新しく共産主義を論じるか』(2018年、かもがわ出版)、『マルクスの「生産力」概念を捉え直す』(2021年、かもがわ出版

と「一線を退いたはずの高齢者」ばかりなのだから「何だかなあ」ですね。

*1:社民連副代表、新党さきがけ政調会長、橋本内閣厚生相、鳩山内閣副総理・財務相、首相などを経て立憲民主党最高顧問

*2:鳩山内閣財務副大臣菅内閣財務相、首相、民進党幹事長(蓮舫代表時代)などを経て立憲民主党最高顧問

*3:鳩山、菅内閣外相、民主党幹事長(菅代表時代)、野田内閣副総理・行革相、民主党代表代行(海江田代表時代)、代表などを経て立憲民主党常任顧問

*4:鳩山内閣行政刷新担当相、菅内閣官房長官、野田内閣経産相民主党幹事長(海江田、岡田代表時代)、民進党代表代行(前原代表時代)、立憲民主党代表など歴任

*5:松竹『憲法九条の軍事戦略』、『集団的自衛権の深層』(以上、2013年、平凡社新書)、『改憲的護憲論』(2017年、集英社新書)、『対米従属の謎』(2017年、平凡社新書)、『〈全条項分析〉日米地位協定の真実』(2021年、集英社新書)など

*6:東京大学東洋文化研究所教授。著書『生きるための経済学』(2008年、NHKブックス)、『生きるための論語』(2012年、ちくま新書)、『満洲暴走』(2015年、角川新書)など