今日の産経ニュースほか(2022年8/22分)(副題:統一協会問題など安倍暗殺続報ほか)

笹本恒子さんが死去 女性報道写真家の草分け - 産経ニュース
 1914年生まれだそうです。ちょうどこの年にジーメンス・ビッカース事件(単にジーメンス事件とも言う。ドイツのジーメンス社、英国のビッカース社が起こした海軍の贈収賄事件で第一次山本内閣が崩壊)や第一次大戦がありました。
 なお、1914年生まれは

1914年 - Wikipedia
【没年順】
金丸信(1996年死去、享年81歳)
 田中内閣建設相、三木内閣国土庁長官福田内閣防衛庁長官自民党国対委員長(大平総裁時代)、総務会長、幹事長(中曽根総裁時代)、中曽根内閣副総理、自民党副総裁(宮沢総裁時代)など歴任
後藤田正晴(2005年死去、享年91歳)
 元警察庁長官。大平内閣自治相・国家公安委員長、中曽根内閣官房長官総務庁長官、宮沢内閣副総理・法相など歴任

など、当然ながらもはやほとんどが故人です。


岸田首相、閣僚と旧統一教会「関係を断つよう徹底」 - 産経ニュース
 「関係を断つよう要請した」だけで「関係を調査する」とは言わないから呆れます。そんなことだから「関係はありません、と政務三役や党役員が嘘をつく」→「岸田政権が容認」→「マスコミや野党の調査で嘘がばれる」と言う醜態になる。


首相「被害救済は極めて大切」 旧統一教会問題 - 産経ニュース
 「統一教会との縁切り」「萩生田政調会長ら疑惑高官の更迭」「宗教法人格剥奪」を論じないことが実に分かりやすい。「霊感商法、高額寄付などの被害救済」のみに話を矮小化したいようです。


松野長官、旧統一教会と接点の閣僚交代否定 - 産経ニュース
 「統一協会問題」を理由に改造しながらこれです。心底呆れます。


【産経・FNN合同世論調査】内閣支持率54・3% 8・1ポイント減 政権発足後初めて6割下回る - 産経ニュース
 毎日新聞に比べればかなり高いですがそれでも下がってはいます。数値の違いは「調査方法の違い(毎日の場合、わからないと回答した場合それ以上聞き直さないが、産経の場合、「どちらといえば」と一度は聞き直す)など」によるもので毎日が故意に低く出してるとか、産経が故意に高く出してるというわけでもないでしょう(とはいえ「江沢民死去(実際は存命)」「ミンダナオ島日本兵発見」など捏造記事常習の産経では故意の数値を疑いたくもなりますが)。


内閣支持率16ポイント急落36% 発足以降で最低 毎日新聞世論調査 | 毎日新聞
 まだ「アンチ岸田」俺的には「高い」のですが一時に比べれば大分降下しました(この3割程度の支持がいわゆる「何があっても自民支持」の岩盤支持層でしょうか)。やはり統一教会疑惑に対する批判が強いと言うことでしょう。その点は素直に喜びたい。
 それにしてもさすがに数は少ないとは言え「統一教会との関係に問題はない」と堂々と回答している人間がいる(4%)のにはびっくりです。よほどの自民狂信者か、はたまた統一協会関係者か。 
 なお政党支持率が「維新13%>立民10%」と言うのには「大阪のコロナ禍が酷いのに」「維新にも統一疑惑があるのに」「維新は不祥事やデマ常習なのに」「日本人はアホか」とげんなりですが「立民10%の次が共産5%」というのは「(後で紹介する各党の4%と共産の5%は)誤差の範囲内」とはいえ素直に喜びたい。統一協会問題の好影響(日本共産党統一教会と癒着しておらずそれどころか長年批判してきた)でしょうか。
 それにしても「参政、国民民主、れいわ新選組各4%」というのにはげんなりですね。特に「トンデモ右翼政党」「今年の参院選が初の国政進出」「他のウヨ政党(自民、維新、国民民主)同様に統一教会とのつながりが指摘される」参政の一体何を支持するのか(国会がまだ開かれておらず参政の主張は理解しがたいのに)。安倍長期政権で日本の右傾化が深刻化したと言うことでしょうか。公明が前回調査5%から2%にまで落ちたのは驚きですが統一協会問題(自民党に厳しい態度を取らない上、一部の所属議員が関係していたことが発覚)が影響してるのか。前回調査、今回調査とも数字がどちらも正しいのなら、公明党の支持層も今やかなりの部分は「創価学会員でない層」なのか、はたまた創価学会員でももはや必ずしも公明支持でないのか。今回調査の「瞬間数値」であったとしてもここまで落ち込んだことは公明にとって衝撃でしょう。
 なお、社民党が「それ以下」と言う惨状には「過去の数値から予想の範囲内」ですが、絶句ですね。
 俺もそうですがほとんどの左派はもはや「共産>社民」という評価を変えないでしょう。辻元氏など「立民への離党者」を続出させ、一方で「共産の山添氏」のような若手育成にも失敗したことが大きいのでしょう。