今日の産経ニュース(2022年9/9分)

特別支援教育中止など要請 国連委が日本政府に勧告 - 産経ニュース

 障害児を分離した特別支援教育の中止を要請

なので産経の記事タイトルは不適切です。国連が要請したのはおそらく「障害児と健常児が一緒に行う形の障害児教育(特別支援教育)」でしょう。

 精神科の強制入院を可能にしている法律の廃止

 これについては「どこまで事実に基づいてる」のか知りませんが、週刊漫画ゴラクに連載されてる『ミナミの帝王天王寺大・原作、郷力也・作画)』が現在
【1】『精神科の強制入院制度』を悪用し『患者の財産横領』など不正な目的のために精神病院院長の悪徳医師が「患者*1」の家族と結託し、「精神病でもない」患者(?)を「精神病だ」とインチキ診断したあげく、自らが経営する精神病院に不当に長期(数年)にわたり強制入院
【2】その後、ある事情で運良く退院した患者。悪徳医師や家族の法的責任を追及するが、「知らぬ存ぜぬ」で刑事責任を回避する悪徳医師と家族。警察、検察、行政機関も「証拠がない」として追及に後ろ向き
【3】悪徳医師への復讐として被害者である元「患者たち」が彼を誘拐し「俺たちの恨み、苦しみを思い知れ」と長期に拉致監禁
という話が連載されています(勿論、今回の国連勧告と重なってるのは単なる偶然です)。どういう落ちになるかは今のところ不明です。
 そもそも現時点では、主人公である「ミナミの帝王」こと街金業者「萬田銀次郎」が登場しません。
 なお、「ミナミの帝王」は毎回こうした「社会派ネタ(?)」では必ずしもないこと、俺的に週刊漫画ゴラクで愛読してるのは「ミナミの帝王」より「酒のほそ道ラズウェル細木)」「江戸前の旬(作画:さとう輝 / 原作:九十九森)」(以上、定期連載)、「駅弁時間(六月柿光)」(不定期連載)といった「食マンガ」であることをお断りしておきます。


事件から18年「風化している」 愛知・豊明の母子4人殺害 - 産経ニュース
柴又女子大生殺害から26年、遺族が解決願い呼びかけ - 産経ニュース
 もはや事件は解決しないでしょう。いい加減遺族も潔く諦めたらどうか。この記事も率直に言って「遺族が町でビラを配った」というだけのどうでもいい「くだらない話」です。


小池都知事、安倍氏国葬は「テロ断固反対の発信」 - 産経ニュース
 デタラメも大概にしろと心底呆れます。「モリカケ桜」「レイプもみ消し」「統一教会癒着」「河井案里公選法違反」「ニッキョーソ野次」の安倍の国葬の何が「テロとの戦い」なのか。
 その理屈ならそれこそ、過去に暗殺された政治家、例えば「石井衆院議員(民主党所属、2002年)」「伊藤長崎市長(2007年)」などを国葬にしたらどうだったのか。
 そして小池は「関東大震災でのテロ(朝鮮人虐殺)」について「テロとの戦い」として追悼文を出したらどうなのか。


共産町議提案 国葬反対の意見書可決 神奈川県葉山町 - 産経ニュース
 タイトルは「国葬反対=共産党」という印象操作をしたいんでしょうが【1】共産支持者としては「残念ながら」共産の力だけで可決できるほど葉山町に共産の議席はない、【2】世論調査でも反対が多数なのだから、全く馬鹿馬鹿しい。


立民、国葬出欠で「執行部以外は議員個々の判断」 - 産経ニュース
 「国葬欠席」の党議拘束をかけ、それに反したら除名しろとまでは言いませんが「モリカケ桜疑惑」「レイプもみ消し疑惑」「河井夫妻の公選法違反」「統一教会との癒着」と疑惑、不祥事まみれの安倍の国葬出席を「自由に任せる」とはそれでも最大野党なのか。そんなていたらくだから参院選でも敗北するし、支持率も低迷するのではないか。心底呆れます。


森元首相を参考人聴取、元理事との関係確認か 五輪汚職 東京地検特捜部 - 産経ニュース
 過去に収賄で訴追された元首相は「昭和電工事件の芦田均*2」「ロッキード事件田中角栄*3」しかおらず「ダグラスグラマン疑惑の岸信介*4」「九頭竜川ダム疑惑の池田勇人*5」「リクルート疑惑の中曽根康弘*6竹下登*7」「佐川ヤミ献金疑惑の細川護熙*8」「日歯連疑惑の橋本龍太郎*9」「故人献金疑惑の鳩山由紀夫*10」「モリカケ桜疑惑の安倍晋三*11」と言った元首相は訴追されなかったところ、果たして検察が森*12元首相を訴追できるのかどうか。正直「検察にはあまり期待していません」。むしろ野党やマスコミの追及を期待したい。

*1:ちなみにこの患者は複数います

*2:幣原内閣厚生相、片山内閣副総理・外相を経て首相

*3:岸内閣郵政相、池田内閣蔵相、佐藤内閣通産相自民党政調会長(池田総裁時代)、幹事長(佐藤総裁時代)などを経て首相

*4:戦前、満州国総務庁次長、商工次官、東条内閣商工相を歴任。戦後、日本民主党幹事長、自民党幹事長(鳩山総裁時代)、石橋内閣外相を経て首相

*5:大蔵次官から政界入り。吉田内閣蔵相、通産相、石橋内閣蔵相、岸内閣蔵相、通産相などを経て首相

*6:岸内閣科学技術庁長官、佐藤内閣運輸相、防衛庁長官、田中内閣通産相自民党幹事長(三木総裁時代)、総務会長(福田総裁時代)、鈴木内閣行政管理庁長官などを経て首相

*7:佐藤、田中内閣官房長官、三木内閣建設相、大平、中曽根内閣蔵相、自民党幹事長(中曽根総裁時代)などを経て首相

*8:熊本県知事、日本新党代表を経て首相

*9:大平内閣厚生相、中曽根内閣運輸相、自民党幹事長(宇野総裁時代)、海部内閣蔵相、自民党政調会長(河野総裁時代)、村山内閣副総理・通産相を経て首相。首相退任後も森内閣で行革相

*10:新党さきがけ代表幹事、細川内閣官房副長官民主党幹事長(小沢代表時代)などを経て首相

*11:自民党幹事長(小泉総裁時代)、小泉内閣官房長官を経て首相

*12:中曽根内閣文相、宮沢内閣通産相自民党政調会長(宮沢総裁時代)、村山内閣建設相、自民党総務会長(橋本総裁時代)、幹事長(小渕総裁時代)などを経て首相