「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2022年9/16日分:荒木和博の巻)

◆荒木ツイート

荒木和博 on Twitter: "2022年9月17日土曜日「荒木和博のショートメッセージ」第886号。第1次小泉訪朝で金正日が拉致を認め謝罪してから20年になります。あらためてこのときの意味を考え直してみました。https://t.co/I9Q9xKrmNk @YouTubeより" / Twitter
金正日が拉致を認めて20年(R4.9.17) - YouTube

 8分51秒の動画です。「小泉訪朝は何故5人の帰国という成果を上げたのか」「何故その後、成果がないのか」という問題設定をするならともかくそうでないなら、20年前の訪朝を論じることに「拉致問題解決」と言う意味では「意味はない」でしょう。そして勿論荒木はそういう問題の立て方をしないわけです。

荒木和博 on Twitter: "令和4年9月16日金曜日「荒木和博のショートメッセージ」第885号。平成14年(2002)9月17日朝、平壌で3枚の文書が日本側に手渡されました。 https://t.co/Jnvw70al7k @YouTubeより" / Twitter
20年前北朝鮮赤十字から渡された文書(R4.9.16) - YouTube

 8品5秒の動画です。馬鹿馬鹿しいので心底呆れます。
 第一にこの荒木動画は飯倉公館事件で日本政府が隠そうとした北朝鮮赤十字からの文書(R3.11.2): 荒木和博BLOGの二番煎じに過ぎません。
 第二に「荒木が建前上の目的」とする拉致被害者の帰国と何一つ関係ない。

 
国連自由権規約委員会に意見書を提出【調査会NEWS3654】(R4.9.16): 荒木和博BLOG
 国連クマラスワミ報告、マクドガル報告(慰安婦関係)など自分に都合の悪い国連の指摘は無視する野郎(荒木)が拉致問題で国連に意見書提出か、と心底呆れます。

特定失踪者問題調査会顧問 梅原克彦(元仙台市長)

梅原克彦 - Wikipedia参照
 梅原は市長在任中、タクシーチケットの不正使用を問題とされ、これは梅原が市長選再選を断念する主因となった。
 梅原が市長に就任した2005年(平成17年)5月から2008年(平成20年)9月末までに市長の名前で使ったタクシーチケットのうち、行き先を記入していなかった1,364枚分、総額約221万円を市に返納するとともに、2009年(平成21年)1月から3カ月間、給与を2分の1に減額された。
 さらに、これらタクシーチケットには、梅原の東京出張中に仙台市内で使われていたものもあったことから、梅原による他者へのタクシーチケット譲渡が発覚した。また、仙台市の監査委員が、市長名義で使われたタクシーチケットを2009年(平成21年)3月までに監査した結果、梅原が公務で使用したと認められたのは全体の1割に満たない54枚であり、公務以外での使用の疑いが63枚、確認が取れないものが573枚であった。梅原は2009年7月1日、仙台市長選挙への立候補を取り止め、一期限りで市長を辞めることを表明した。

という梅原が顧問とは心底呆れます。
 それにしても顧問就任当初はともかく

 私は2018年7月より、勤務地の台湾*1に在住しているため、とりわけ、この2年半余り、コロナ禍の影響を受け、日本への一時帰国もままならない状況が続いておりました。このため、調査会・(ボーガス注:特定失踪者)家族会の各種会議や街頭署名、各地での現地調査*2をはじめとする諸活動には、なかなか直接参加出来ず、大変申し訳なく思っておりました。

という「今の梅原」は顧問の名に全く値しないでしょう。

 ご協力いただいた山本優美子・国際歴史論戦研究所*3所長

山本優美子 - Wikipedia参照
 なでしこアクション代表、歴史の真実を求める世界連合会日本副代表。
 慰安婦について「慰安婦は性奴隷ではなく戦時売春婦である。慰安婦は、契約の下に自由時間があり高額の報酬も得ていた人で、決して奴隷ではない。」と主張している。
【著書】
◆『女性が守る日本の誇り:「慰安婦問題」の真実を訴えるなでしこ活動録』(2014年、青林堂

というプロ右翼活動家・山本との交遊を公言するとは心底呆れます。まあ、荒木もその種のプロ右翼活動家の一人ですが。

*1:梅原克彦 - Wikipediaによれば現在、梅原は台湾の中信金融管理学院教授

*2:特定失踪者はそもそも北朝鮮拉致ではないですが、仮に北朝鮮拉致でも「事件から何年も経ってから犯行現場調査」などしても意味がない。国松警察庁長官狙撃事件(1995年)など未解決事件の現場で調査しても意味がないのと同じ話です。しかも荒木らは捜査の素人です。

*3:国際歴史論戦研究所 (iRICH) の概要 – 国際歴史論戦研究所(iRICH)によれば会長が杉原誠四郎(新しい歴史教科書をつくる会(以下、つくる会)顧問)、上席研究員が藤岡信勝松木國俊茂木弘道(いずれもつくる会副会長)、顧問が荒木田修(つくる会理事)、事務局長が越後俊太郎(つくる会事務局長)という右翼団体。というか、ここまでつくる会とメンバーがかぶってるのでは「つくる会のダミー組織」といっていいのではないか。