今日の産経ニュース(2022年9/28分)

旧統一教会で足並み乱れ…政府与党、次期国会に課題 - 産経ニュース
 10/3(月)にやっと国会開会だそうです。9/27(火)の国葬前に国会をやりたくなかったことがモロバレで心底呆れますが、野党には岸田を徹底的追い詰めて欲しい。


「宗教2世」の虐待防止対策を 当事者が署名7万筆 - 産経ニュース
 山上が安倍を暗殺しなければこうした問題に果たして光が当たったか?、と思うと複雑な気持ちになります。


ノーベル平和賞ベロ司教、性的虐待か 東ティモール - 産経ニュース
 ノーベル平和賞を受賞した人間が「性犯罪疑惑」とは全くげんなりします。


【世界を解く-細谷雄一】英女王の死去 立憲君主の価値高まる - 産経ニュース
 今後「女王の死を契機に、英連邦王国からの離脱が増えるのではないか」と言われてるのに全くとんちんかんな細谷です。おそらくは「結論ありき」なのでしょうが。


「山県有朋」本に注目 国葬弔辞で紹介、重版決定 - 産経ニュース
 「悪い本ではない」でしょうがそんなことで本当に注目が集まるんですかね。もしかしてウヨ連中の組織購入か?


【産経抄】9月28日 - 産経ニュース

 葬儀の当日は、静かに故人を見送るのが、最低限の礼節ではないだろうか。

 国葬当日の「デモなど反対運動への産経の悪口」ですがそんな礼節をでっち上げるなと言いたい。

 小紙のパリ特派員を長く務めた山口昌子さん*1が、「Hanada」に寄稿したリポートは興味深かった。フランスの歴代大統領は当然、国葬の対象となる。

 未だに統一協会とズブズブのHanadaになど良く寄稿できると呆れますがそれはさておき。
 今のところ安倍のような「不祥事まみれの元大統領」がフランスで国葬対象になったことはないでしょうからね。その点、控訴中で逆転無罪の可能性もあるとは言え「刑事告訴され有罪判決も出た、フランスの安倍晋三」元大統領サルコジの扱いは今後果たしてどうなるか。
 また以前、小生の別記事で既に書きましたがフランスの場合、

国葬 - Wikipedia
◆『レ・ミゼラブル』などで知られる作家のビクトル・ユゴー(1885年死去)
◆『動物の謝肉祭』などで知られる作曲家のカミーユ・サン=サーンス1921年死去)
◆女優のサラ・ベルナール(1923年死去)
◆詩人のポール・ヴァレリー(1945年死去)
◆歌手、俳優のシャルル・アズナブール(2018年死去)

と政治家以外(文化人など)も国葬になったことがあり、日本に比べれば明らかに国葬のハードルは低い。日本では「ノーベル文学賞受賞者(川端康成大江健三郎)」「文化勲章受章者(映画監督の黒沢明新藤兼人山田洋次、俳優の高倉健杉村春子(但し、杉村が受賞を辞退)、仲代達矢森繁久弥、森光子、山田五十鈴など:文化勲章受章者の一覧 - Wikipedia参照)」「国民栄誉賞受賞者(映画監督の黒沢明、俳優の渥美清森繁久弥、森光子など:国民栄誉賞 - Wikipedia参照)」という「大物文化人」でも「国葬」と言う話はあまり出てこないでしょう。
 ちなみに以前も小生の別記事で書きましたが米国大統領は国葬を受ける権利があるところ、「ウォーターゲートで大統領辞任」ニクソンについては「遺族が国葬を辞退」したそうです。


【政界徒然草】防衛相〝不在〟の無責任 立民「次の内閣」 - 産経ニュース
 外相が防衛相(但し何故か、立民党の呼び方では安保担当相)を兼務してるだけであって「不在」のわけではありません。
 また、

防衛大臣 - Wikipedia
◆石橋内閣防衛庁長官
 小瀧彬が防衛庁長官に任命されるまでの「数日間に留まる」が岸外相(後に首相)の兼務
◆第三次安倍内閣防衛相
 「南スーダンPKO日報問題」「都議選失言問題」で稲田防衛相が引責辞任し、小野寺五典が後任防衛相に任命されるまでの「数日間に留まる」が岸田外相(現・首相)の兼務

ということで「過去にも兼務は一応ある」ようです。
 そして立民党の場合、「次の内閣」大臣が適材適所か*2よりも【1】支持率の低さから当面、政権が奪取できると思えない、【2】過去の鳩山、菅、野田内閣では「次の大臣」と関係なく「当選回数や党の要職を務めた経験などから」大臣人事がされたので、政権奪取時に「また同じ事がされる疑いがある」、つまり「次の内閣」が「首相(党代表)以外全く信用できないこと」でしょう。
 例えば

立憲民主党 泉「次の内閣」 - 立憲民主党
長妻昭*3官房長官
玄葉光一郎*4外務*5・安全保障大臣*6拉致問題ODA

などは「過去に要職を歴任したこと」を考えれば「次の大臣」通りになるかもしれない。
 しかし

立憲民主党 泉「次の内閣」 - 立憲民主党
【経歴はウィキペディア参照】
◆杉尾秀哉内閣府担当大臣(災害対策・消費者・科学技術・デジタル・行政監視)(参院議員、現在2期目)
野田国義総務相参院議員、現在2期目)
◆早稲田ゆき厚労相衆院議員、現在2期目)

などは「衆院議員より軽く扱われがちな参院議員であること」「当選回数がそれほど多くないこと」や「過去、党幹部ポスト(幹事長、政調会長、代表代行など)、民主党政権時代の政務三役など要職にあまりついていないこと」を考えれば「本当にその人事で行く気なのか?」と疑念を抱きます。
 また、この「次の内閣」に「逢坂*7代表代行」「西村*8代表代行(前幹事長)」「岡田*9幹事長(元代表)」「安住*10国対委員長」といった党幹部の名前が「泉代表(次の首相)、長妻政調会長(次の官房長官)」を除いて、「ないこと」も「本当かよ?」ですね。 

*1:著書『シャネルの真実』(2008年、新潮文庫→『ココ・シャネルの真実』と改題して2016年、講談社+α文庫)、『原発大国フランスからの警告』(2012年、ワニブックスPLUS新書)、『フランス流テロとの戦い方:全仏370万人「私はシャルリ」デモの理由』(2015年、ワニブックスPLUS新書)、『大統領府から読むフランス300年史』(2017年、祥伝社黄金文庫)など

*2:それも勿論大事ですが

*3:鳩山、菅内閣厚労相民主党代表代行(岡田代表時代)、民進党選対委員長(前原代表時代)、立民党選対委員長、副代表等を経て現在、立民党政調会長

*4:菅内閣少子化等担当相(民主党政調会長兼務)、野田内閣外相、民主党選対委員長(岡田代表時代)、立民党副代表など歴任

*5:玄葉が野田内閣外相だったことを考えれば「野田内閣外相時代をどう総括しているのか」が問題です。野田内閣外相時代を評価しない人間にとっては「それなし」ではとても玄葉の「次の外務大臣」は評価できないでしょう。

*6:防衛相のことのようです

*7:菅内閣総務大臣政務官、立民党政調会長などを経て代表代行

*8:鳩山、菅内閣外務大臣政務官、野田内閣厚労副大臣、立民党幹事長などを経て代表代行

*9:鳩山、菅内閣外相、民主党幹事長(菅代表時代)、野田内閣副総理・行革相、民主党代表代行(海江田代表時代)、代表などを経て立民党幹事長

*10:民主党選対委員長、国対委員長(菅代表時代)、野田内閣財務相民進党国対委員長岡田代表時代)、代表代行(蓮舫代表時代)等を経て現在、立民党国対委員長