アリヤ代表、日本チベット国会議員連盟事務局長を訪問 | ダライ・ラマ法王日本代表部事務所
アリヤ代表は、安倍晋三元首相の痛ましい銃撃事件に衝撃と落胆を表明した。「故・安倍氏はチベット問題の解決のため、常に親身になって私たちを支持し、優れた指針を示してくれました」とアリヤ代表は語った。
過去にダライが安倍と会ってることを考えれば「予想の範囲内」ですが随分とみっともなく安倍シンパにこびるもんです(呆)。ここでの発言は「客観的事実でない」のは勿論、どう見てもチベット側の本心ではないでしょう。
チベット・ウイグル・南モンゴルセミナー 中国共産党政権下の占領地:共通基盤の構築 | ダライ・ラマ法王日本代表部事務所
パネリスト(ボーガス注:一部のみ紹介)
ペンパ・ツェリン 氏(中央チベット政権 主席大臣)
下村博文氏*1(衆議院議員/日本チベット支援議員連盟会長)
櫻井よしこ氏(国家基本問題研究所 理事長)
三ツ林裕巳氏*2(衆議院議員/日本ウイグル支援議員連盟 事務局長)
石川昭正氏*3(衆議院議員/日本チベット支援議員連盟事務局長)
牧野聖修氏*4 (セーブ・チベット・ネットワーク・ジャパン 会長)
下村や櫻井と言ったトンデモ極右といつまで野合すれば気が済むのか(呆)。下村以外の自民党議員もおそらくは「下村と同類のウヨ」なのでしょう。
響く叫び声、戻った顔は恐怖に白く ウイグル「収容所」教師が語った:朝日新聞デジタル
有刺鉄線に監視カメラ、レイプが日常的に…中国のウイグル人「再教育施設」元教師が証言 「戦場のような緊張状態」:東京新聞 TOKYO Web
「日本の悲劇にならぬように」 不妊手術強要 ウイグル女性が証言 - 産経ニュース
繰り返し強制不妊処置 ウイグル自治区の迫害語る―亡命女性シディクさん:時事ドットコム
全て「同一人物(ケルビヌル・シディク氏)」の証言による記事です。真偽不明ですが一応紹介しておきます。
澤藤統一郎の憲法日記 » 日中国交「正常化」から50年。様変わりの中国とどう付き合うべきか。
私は学生時代から中国に人類の希望を見ていた。中国共産党の道義性を高く評価してもいた。50年前の時点で、その気持ちはなお健在だった。
1949年の新中国建国直後(蒋介石政権の腐敗や独裁などへの反発からの中国共産党高評価)ならまだしも、「50年前(1972年の日中国交正常化)は毛沢東が無法な文革*5をやらかしてたのに『中国共産党の道義性を高く評価』?。言ってる意味が分かりません」ですね。日本共産党やウヨなどがリアルタイムで文革(1966~1976年)を批判していたはずですが、その点は澤藤的に「どう理解されていた」のか。まさか文革支持だったとは思いませんが。
その後半世紀を経て、なんと事態は様変わり*6してしまったことだろうか。私の対中国の思い入れも確実に変わらざるを得ない。とりわけ衝撃的だったのは天安門事件、そしてそれに続く中国共産党の「断固たる民主化運動に対する弾圧」の姿勢である。
「あえて言えば」文革(文革批判派を激しく弾圧)に比べれば「天安門事件や今の方がまし」だと思います。
「中国が経済的に豊かになった」のは勿論「人権や民主主義の観点」でも「今の方が50年前よりまし」「いや天安門事件時点でも50年前よりまし」でしょうに何でこういう意味不明な話になるのか?
まあ「とはいえ」
一昨日(9月27日)の毎日新聞朝刊1面に、「日中 対話を重ねる以外にない | | 河野洋平 | 毎日新聞「政治プレミア」」という河野洋平(元衆院議長*7)の見解が紹介されている。「対話を重ねる以外にない」という、その姿勢に賛意を表明
ということで、澤藤が
中国包囲の国際的枠組み「賛同しかねる」 共産・志位氏 - 産経ニュース
「今の中国の行動、覇権主義や人権侵害について厳しい批判を表明してきた。この立場は変わりない」と強調。その上で、「『軍事対軍事』の対抗の悪循環に陥ってはならない。あらゆる問題を平和的な話し合いによって解決することに徹することを大原則に据えるべきだ」と語った。
また、「中国を排除、包囲するような国際的な枠組みをつくる方向に私たちは賛同しかねる。排除の論理ではなく、包摂の立場で国際的な関係をつくっていく必要がある」とも述べた。
という志位委員長と同様の態度であることは評価しますが。
なお、「河野洋平」について言えば「息子の太郎があまりにも酷すぎる(第四次安倍内閣外相時代の『次の質問どうぞ』、菅内閣行革相時代の澤藤統一郎の憲法日記 » 河野太郎よ、悪代官スガの腰巾着となって歴史に悪名を残そうというのか。、総裁選での澤藤統一郎の憲法日記 » 河野太郎 「『桜を見る会・前夜祭』に関する公開質問状」を受領拒否(受領拒否したのは河野だけ、他の候補(岸田(現・首相)、高市(現・経済安保相)、野田)は無回答の場合でも受領はさすがにした)など)」ので「河野談話」などを考慮しても、俺の洋平評価は「バカ息子を育てたダメ親」「あげくそのバカ息子を後継者(世襲議員)にした」としてかなり低いです。
*1:第一次安倍内閣官房副長官、第二次安倍内閣文科相、自民党選対委員長(第二次安倍総裁時代)、政調会長(菅総裁時代)など歴任。安倍派会長代理
*2:菅内閣で内閣府副大臣(地方創生等)。安倍派所属。元埼玉県幸手町(現幸手市)長の三ッ林幸三は祖父、中曽根内閣科学技術庁長官を務めた三ッ林弥太郎は父という世襲議員(祖父が元幸手町長と言うことで分かるとおり選挙地盤は幸手市)。
*3:國學院大學文学部神道学科卒。第四次安倍内閣で経産大臣政務官(復興大臣政務官兼務)
*4:羽田内閣法務政務次官、野田内閣経産副大臣など歴任。2012年の衆院選で落選し、2015年に政界引退を表明
*5:勿論、一方で劉少奇国家主席(文革で失脚し、迫害死)、周恩来首相など文革を批判した、あるいは距離を置いた党、政府幹部の存在も無視してはいけませんが
*6:読めば分かりますがここでの「様変わり」とは「中国の経済発展」を意味しません。
*7:話の内容が「日中関係であること」を考えれば肩書きは「元外相(村山、小渕、森内閣)、現在は日本国際貿易促進協会会長」の方が適切ではないか?