今日も松竹伸幸に悪口する(2022年10/8日分)

中国の台湾武力解放方針撤回は共産党の最優先課題 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
 馬鹿馬鹿しいとしか言い様がない。
 何でそんなことが「統一協会疑惑追及」「新型コロナ問題」「円安やウクライナ戦争による物価高→それによる生活苦」「現在進行形のウクライナ戦争」などを差し置いて「最重要問題」なのか。
 松竹は本気で「中国の台湾侵攻が近々ありうる」と思ってるのか?
 「ねえよ、バカ」で終わる話です。

 米軍関係者*1が2027年を台湾武力解放の年と予想しているのも、その年、習近平が4期目をも実現*2するため、武力解放で国内世論の支持を高める*3のではと考えているから

などというのもとても本気とは思えませんね。
 「米軍の軍拡や中国叩き」をするためにそう放言してるだけではないか。
 そしてその場合侵攻の予想時期が「2023年(翌年)」などとあまりにも直近では説得力がない反面、「30年後」などあまりにも遠いと「軍拡や中国叩きがしづらい」ので「適当な時期」として「5年後の2027年」にしてるだけではないか。こんな珍論に賛同する気らしい松竹のアホさには心底呆れます。
 そもそも松竹の言う「中国の台湾武力解放方針撤回」とはどういう意味なのか。
 中国は「台湾が独立宣言しない限り武力解放しない(これは鄧小平時代からそうです、習近平になって何かが大きく変化したということは何もない)」と言ってる以上こんなもんは「台湾が独立宣言しなければ済む話、終わる話」です(なお、さすがに日本共産党に限らず他の政党も「独立宣言なしでの侵攻」は支持しません)。
 それとも松竹は「台湾が独立宣言して何が悪い、いかなる場合も中国は武力侵攻するな」というのか。それこそ中国の「外交方針への不当な内政干渉」だし、日中間の国交樹立の前提である「一つの中国」にも反する。
 あるいは根拠もないのに松竹は「中国は信用できない。独立宣言しなくても侵攻するかもしれない」と中国を嘘つき扱いする気か。
 大体「世界最強の経済大国・軍事大国である米国」相手にすら台湾問題では一歩も引かない中国が「自民、公明のような政権与党」でもない、「立民党のような最大野党」でもない「ミニ野党」にすぎない共産党の主張なんか聞くわけもないでしょう。
 支持者の俺ですがその程度には「共産党を客観評価、冷静に評価」しています。
 松竹が「中国の台湾武力解放方針撤回」を求めるのならそれは共産ではなく「与党である自民、公明」や「最大野党である立民党」でしょうに全く変な男です(まあそんな要求を自民、公明、立民がしたところで中国も応じないでしょうが)。
 大体、日本共産党を敵視するようなウヨ連中は共産党がそんなことを言ったところで「超大国・米国の言うことすら聞かない中国がミニ野党・日本共産党の言うことなんか聞くわけがないだろう」と小馬鹿にするだけです(俺の人生経験上、反共右翼なんてのはそんな生き物です。正直その種の連中とは話をする気には全くなりません)。
 それにしても、小生が松竹に「全く魅力を感じない」のは自公や野党各党(共産を含むがそれに限らない)に比べ「生活に密着した問題への関心」がこの男にはなさ過ぎるからです。
 「消費者庁設置(福田康夫)」「子ども手当、高校無償化(鳩山)」「携帯電話料金引き下げ、不妊治療への経済支援(菅)」「子ども家族庁(岸田)*4」「大学学費無償化、消費税減税など(共産)」等と言った「生活関連の話」を松竹がまるでしないことには心底呆れます。生活問題を訴えずして「松竹のように外交問題ばかり訴えて」日本の政治が良くなるとか、共産の党勢が拡大できると本気でこのバカ(松竹)は思ってるのか。
 ぶっちゃけ外交なんぞ日本では票になりません。
 まあ、生活問題を論じる能力も松竹にはないのでしょうが、それ以前に「生活問題への興味がない」のでしょう。「どんだけ生活が豊かなんだろう、うらやましいわ。著書の印税と、かもがわ出版の給料で贅沢三昧ですか(勿論皮肉)」「これが仮にも共産党の党員か、生活弱者の救済が、昔からの共産党の表看板ではないのか(呆)」という言葉を松竹には贈呈したい。
 それにしても「中国共産党が問題を起こすと日本共産党の政治活動に響く(松竹主張を俺が要約)」ねえ。今時まともな人間は誰も中国共産党日本共産党を同一視してないでしょう。
 というか「レベルの低い反共右翼」だと、「中国共産党」どころか、未だにロシア(プーチン独裁)だのカンボジア(フンセン独裁)だのを共産国扱い(昔はともかく勿論今は違う)したあげく、日本共産党批判につなげたりするので「バカはどうしようもない」と俺個人は「半ばさじを投げています」。
 それにしても「中台有事を口実にした日米の軍拡は事態を悪化させる」と言う共産党などの主張を松竹は「中国免罪」呼ばわりです。むしろ松竹の方こそ「米国帝国主義とその同伴者(日本)の軍拡路線を免罪」してるのではないのか。
 松竹の寝言には心底呆れます。離党後、「自民、国民民主、立民といった共産より右寄りの政党に入党する」か「れいわの山本太郎のように新党を作るか(まあそんな能力は無能な松竹にはないでしょうが)」は松竹の自由ですが、「早く共産を離党しろよ」という言葉を松竹には贈呈したい。
 なお、以上の文章は松竹記事に投稿しましたがどうせ掲載拒否でしょう。まあ掲載したところで松竹本人は応答拒否し、松竹の太鼓持ちがコメント欄で俺に悪口するつうことになるのでしょうが。


台湾有事と戦後平和運動の岐路・7 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba

 「同胞」に対して武力を行使すると堂々と宣言できる気持は、まったく理解できない。

 「はあ?。米国の南北戦争、日本の戊辰戦争とか内戦ならそんなことはいくらでもあるやろ。リンカーンは南部の独立を認めなかったし、明治新政府蝦夷共和国を認めなかった。中国もそれと同じやろ。何で理解できないの?。バカなの?」ですね。
 パキスタンだって「今のバングラデシュ(昔は東パキスタン)」の独立を素直に認めたわけじゃない。バングラデシュ独立戦争があったわけです。自国領が独立するのを素直に認める国はまずないでしょう。
 なお、中国は「独立宣言しない限り」「現状維持に留まる限り」武力行使はしないとしているので「台湾が独立宣言しない限り」何の問題もない。

 イギリス政府はスコットランド独立運動に対して、スペイン政府はカタロニアやバスク独立運動に対して、カナダ政府はケベック独立運動に対して、「最後は武力で鎮圧するぞ」と言えることになってしまう。けれども、いま名前を挙げたどの政府も、そんな発言はしていない。民主主義国家なら、自国民に対して、そんなことは言えないのだ。

 英国やカナダはともかく、スペインについて言えば独立派の元カタルーニャ州首相に対して「国家反逆罪」容疑で逮捕状出して、元首相が国外逃亡してるんで、松竹の描き方はデマも甚だしいですね。それとも「逮捕状と武力行使は違う」と強弁する気か?
 独立を認めずに強権発動してる意味ではスペインと中国は何ら違いがないでしょうよ。反中国で脳みそが狂うとここまでアホなことを言うのか、と松竹には心底呆れます。
 それとも松竹は「発言を修正したい。スペインは民主国ではない、今もフランコ総統派が無視できない力を持っている」とでも言うんでしょうか?

 中国が台湾独立勢力に武力を使うのを容認する人々は、もし沖縄で独立運動が盛り上がったら、武力で鎮圧することを支持するだろうか。

 そもそも「今の沖縄で独立運動なんか盛り上がってない」ので「松竹はアホと違うか」ですね。


「分派」としての宮本百合子 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
 徳田球一書記長時代には「今や『共産の偉人』扱いされる宮本夫妻は分派呼ばわりされて敵視されてた」つう「今更かよ」つう話です。
 だからといって今松竹がやってる「分派的行為」が「宮本夫妻のように将来評価される(松竹はそうした印象操作に励んでいますが)」ことはまずないでしょう。つうか、そういうことを言うこと自体「党内はおろか、党外でも支持者が少ない」と松竹が自覚しているからこその「虚勢」「強がり」でしかないでしょう。

*1:このような曖昧な書き方と言うことは正体不明なのでしょう。正体不明な人間が言う「怪しい話」を信じるほど俺はお人好しではありません。

*2:そもそも「3期目に突入したばかり」なのに「4期目もやる気だ」と勝手に決めつける辺りが失笑物です。

*3:国内世論の支持を高めるためなら戦争などというリスキーなこと(例:ウクライナ戦争でのロシアの苦戦や国際的孤立)をしなくても「好景気の実現」「福祉医療など国民生活の充実」などいくらでも手法はあります。そもそも「鄧小平の改革開放」から「今の習氏」に至るまで中国が「国民支持」を得るために力を注いできたのはそうした「生活改善」でしょうに。昔に比べたら豊かになったとはいえ「内陸部は貧乏な国民が今も多く」、だからこそ習氏が「共同富裕(内陸部の所得向上による格差是正)」を打ち出したのに何が「2027年に台湾侵攻」なのか。あと5年で「共同富裕が実現する保障はない」し、その場合に「共同富裕にさらに全力投球」ならまだしも「共同富裕を犠牲にして戦争」など常識で考えてするわけがない。

*4:別に自民を評価してるわけではなく「自民と比べても」松竹の生活問題への無関心さは酷いという話です。「ある意味、自民以下の男=生活弱者にとことん冷たい男=松竹」といっていい。