◆荒木ツイート
荒木和博
労働新聞2020年10月15日付「敬愛する最高領導者・金正恩同志におかれては咸鏡南道自然災害復旧建設場をご覧になられ建設事業を指導された」という記事。
「拉致との関係の有無(恐らく拉致とは全く関係ないでしょうが)」以前に荒木が何が言いたいのか全く分かりません(呆)。アンチ北朝鮮の荒木なので褒めてないことだけは分かりますが。人間大なり小なりこうした「自己中心的なところ」はありますが、荒木の場合、それがあまりにも酷すぎる。
荒木和博 on Twitter: "令和4年10月22日土曜日「荒木和博のショートメッセージ」第921号。インターネットの発達によって紙のメディア、特に新聞は苦戦をしているようですが、ネットはいつの間にか操作されているということもあり、あらためて新聞を見直す話です。 https://t.co/MK75mlgjit @YouTubeより" / Twitter
ネットと新聞(R4.10.22) - YouTube
5分27秒の動画です。心底呆れます。
第一に説明文で分かるように拉致問題と何一つ関係ない。
何せ荒木が最初に話し出したのは
京都橘高校、台湾式典で演奏へ 双十節、異例の招待:時事ドットコム
【動画】日台友好の代名詞は「オレンジの悪魔」 京都橘吹奏楽部が圧巻パフォーマンス - 産経ニュース
台湾で社会現象になった京都橘高校吹奏楽部「オレンジの悪魔」が象徴する「日台友情」の現在地(野嶋剛) - 個人 - Yahoo!ニュース
なんて話で「日台友好万歳」です。「反中国、親台湾」の荒木らしいですが、何一つ拉致と関係ない。
それにしても
【動画】日台友好の代名詞は「オレンジの悪魔」 京都橘吹奏楽部が圧巻パフォーマンス - 産経ニュース(矢田幸己)
台湾の建国記念日に当たる「双十節*1(そうじゅうせつ)」(10日)を祝う式典に、マーチングバンドの強豪で(ボーガス注:オレンジのチームウェアから)「オレンジの悪魔」の異名でも知られる京都橘高校(京都市伏見区)の吹奏楽部が招かれ、圧巻のパフォーマンスで台湾の民衆を魅了した。
ねえ。学校の理事長や校長が台湾ロビーの右翼なんでしょうか。
第二に「ネットはデマ、新聞は正しい」みたいな荒木の物言いは勿論間違いです。産経が分かりやすいですが、新聞でもいくらでもデマはある。大体「慰安婦問題」などで朝日を「デマ新聞」呼ばわりする荒木がよくも言ったもんです。
というか「新聞」もホームページなどのネット広報を行ってるのに何を言ってるのか?
国連自由権規約委員会で特定失踪者の問題について発言【調査会NEWS3667】(R4.10.22): 荒木和博BLOG
第一に「日本国内で40人以上見つかり、そのほとんどが自発的失踪、北朝鮮拉致と認められた物は一つもない」特定失踪者を持ち出すことに呆れます。
第二に
という「慰安婦違法性否定のデマ右翼」とつるんでることに呆れます。
拉致被害者家族会も「山本のようなデマ右翼」を拉致問題に引っ張り込む荒木についていい加減批判したらどうなのか。
なお、国際歴史論戦研究所ですが
国際歴史論戦研究所 (iRICH) の概要 – 国際歴史論戦研究所(iRICH)
【会長】
杉原誠四郎*3:元「つくる会」会長、現在は「つくる会」顧問
【上席研究員】
藤岡信勝*4:「つくる会」副会長
茂木弘道*5:「つくる会」副会長
松木國俊*6:「つくる会」副会長
【ゲスト・フェロー】
田中英道*7:元「つくる会」会長
高橋史朗*8:元「つくる会」副会長
【顧問】
荒木田修:「つくる会」理事
伊藤隆*9:元「つくる会」理事
【事務局長】
越後俊太郎:「つくる会」事務局長
ということで大幅に「つくる会」と役員が重複しており「つくる会のダミー団体」といっていいでしょう(役員構成|新しい歴史教科書をつくる会参照)。
*1:1911年10月10日に発生した武昌起義を記念。武昌起義は辛亥革命の発端となり、その2か月後には中国各地で革命運動が続発し清朝が崩壊し、アジア初の共和制国家である中華民国が成立した(中華民国国慶日 - Wikipedia参照)。
*2:なでしこアクション代表。「歴史の真実を求める世界連合会日本」副代表。著書『女性が守る日本の誇り:「慰安婦問題」の真実を訴えるなでしこ活動録』(2014年、青林堂)、『女性だからこそ解決できる慰安婦問題』(共著、2018年、自由社)
*3:著書『日本の神道・仏教と政教分離:そして宗教教育(増補版)』(2004年、文化書房博文社)、『よい教科書のための教科書制度改革論』(2013年、自由社)、『理想の政教分離規定と憲法改正』(2015年、自由社ブックレット)など
*4:著書『自由主義史観とは何か』(1997年、PHP文庫)、『「自虐史観」の病理』(2000年、文春文庫)、『教科書採択の真相』(2005年、PHP新書)など
*5:著書『戦争を仕掛けた中国になぜ謝らなければならないのだ! :日中戦争は中国が起こした』(2015年、自由社ブックレット)など
*6:著書『「従軍慰安婦」強制連行はなかった』(2011年、明成社)、『軍艦島・韓国に傷つけられた世界遺産:「慰安婦」に続く「徴用工」という新たな「捏造の歴史」』(2018年、ハート出版)、『恩を仇で返す国・韓国:韓国を救った「日韓併合」』(2019年、ワック文庫) など
*7:東北大学名誉教授。著書『まとめて反論:「新しい歴史教科書」の思想』(2002年、扶桑社)、『「やまとごころ」とは何か』(2010年、ミネルヴァ書房)、『戦後日本を狂わせた左翼思想の正体』(2014年、展転社)、『戦後日本を狂わせた反日的歴史認識を撃つ』(2016年、展転社)、『戦後日本を狂わせたOSS「日本計画」』(2017年、展転社)、『日本人にリベラリズムは必要ない。「リベラル」という破壊思想』(2017年、ベストセラーズ)、『新しい日本史観の教科書』(2019年、ビジネス社)、『左翼グローバリズムとの対決』(2020年、扶桑社)など
*8:明星大学教授。著書『教科書検定』(1988年、中公新書)、『脳科学から見た日本の伝統的子育て:発達障害は予防、改善できる』(2010年、モラロジー研究所)、『家庭教育の再生:今なぜ「親学」「親守詩(おやもりうた)」か』(2012年、明成社)、『日本が二度と立ち上がれないようにアメリカが占領期に行ったこと』(2014年、致知出版社)、『「日本を解体する」戦争プロパガンダの現在:WGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)の源流を探る』(2016年、宝島社)など
*9:東大名誉教授。著書『大政翼賛会への道:近衛新体制』(2015年、講談社学術文庫)、『歴史と私』(2015年、中公新書)など