◆黒坂ツイート
黒坂真
中野顕さんは、憲法九条が中朝露の日本攻撃に反撃するとお考えですか。それならウクライナでも憲法九条完全実施、すなわちウクライナ軍解散をウクライナ政府が実行すれば、プーチンはロシア軍に撤退指令を出すと本気でお考えですか。
◆中野顕
これは重大だと思います。
集団的自衛権を認める安保法制は、9条に反する違憲立法。憲法審査会は改憲を発議するための機関です。安保法制が廃止されていないもとで、憲法審査会で9条改憲めざす議論をするのは、立憲主義に根本から反します。
立憲・泉代表「9条も必要なら憲法審で議論すればいい」 [立憲]:朝日新聞デジタル
立憲民主党は(憲法審査会の開催について)極めて自然体で、あくまで必要であれば開くという立場。日本維新の会は改憲(を掲げる)政党ではあるが、実はそんなに差がないと思っている。憲法裁判所、緊急事態条項は、我々も議論はやっていいと思っている。
憲法9条(改正)も、集団的自衛権をフルで認めるのは我々はまだ問題があると思っているので、必要であれば憲法審で議論すればいい。決定的な対立ではないのかな、と感じている。
中野氏のツイート(泉発言への批判)と黒坂のリツイート(共産党を中朝露シンパ呼ばわり)が全くかみ合ってない(黒坂が泉発言への評価をしないで逃げること)のには呆れます。大体「泉発言批判(中野氏)」からどうしてそんな話になるのか。
護憲派が問題にしてるのは「改憲した場合、自衛隊が米軍と海外で『専守防衛に該当しない』合同軍事作戦(一緒に戦争)*1をするかもしれない」ということであって、日本共産党も含め、大多数の護憲派は「専守防衛」には反対していない。反対しているのはあくまでも「集団的自衛権の行使」など「専守防衛に当たらない戦争行為」です。
*1:まあ、防衛戦争でないので侵略と言っていいでしょうが