珍右翼・高世仁に悪口する(2022年11/5日分)(副題:デマ右翼・野村旗守を褒める高世に呆れる)(追記あり)

野村旗守さんの逝去によせて~「朝銀」取材の思い出 - 高世仁のジャーナルな日々
【最初に追記】
【1】

 この拙記事を高世仁の仕事仲間(?)だった野村旗守が、北朝鮮問題から撤退したあたりが、つまりは連中の北朝鮮分析がろくでもないものである証左だ(関川夏央や李英和らもご同様) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)でご紹介頂きました。いつもありがとうございます。
 しかし以前、

中公新書から中北浩爾『日本共産党』、黒木登志夫『変異ウイルスとの闘い』が発売された - kojitakenの日記2022.5.24
 最後に蛇足だが、本記事からリンクを張った高世仁氏は、某人*1によって「珍右翼」なるレッテルを貼られて以前から攻撃され続けている。某は最近では弊ブログの攻撃にも熱心だが、私の見るところ「珍右翼」とのレッテルは某自身にこそふさわしい*2

「映画『ミスター・ランズベルギス』を観て」、「嘘の上に立つ偽りの帝国(ランズベルギス)」(「高世仁のジャーナルな日々」) - kojitakenの日記2022.12.30
 実にみごとな記事だ。ここまで、引用を省略できる部分を一箇所もみつけることができなかった*3

で高世を美化した「頭のおかしいバカ」id:kojitakenは、未だに「ジンネット倒産後は事実上、ジャーナリスト廃業状態」の「珍右翼」高世のことを「まともなジャーナリストだ」と強弁する気でしょうか?。まあ、どうせ「俺(id:kojitaken)の嫌いなボーガス」が「高世批判してるから高世を褒めよう」程度の「逆張り」でしかないでしょうが。id:kojitakenのようなクズには心底呆れます。
【2】

珍右翼・高世仁に悪口する(2022年11/5日分)(副題:デマ右翼・野村旗守を褒める高世に呆れる)(追記あり) - bogus-simotukareのブログというあなたと野村への批判記事を書いたので是非コメントを頂ければ幸いです。

というコメントを「嫌みとして」高世記事に投稿しましたが多分掲載拒否でしょう。高世もどうしようもないバカです。
【3】
 【11月30日 東京市ヶ谷】協議会主催講演会「野村旗守氏が明らかにしたアジアの諸問題」 | 一般社団法人 アジア自由民主連帯協議会
 【報告】協議会主催講演会「野村旗守氏が明らかにしたアジアの諸問題」 | 一般社団法人 アジア自由民主連帯協議会
 タイトルだけで大笑いです。「プロ右翼活動家」野村がやってることはただの「反中国、反北朝鮮」にすぎないのに「アジア」だそうです。
 「アジアって中国と北朝鮮しかないんだっけ?」と聞きたくなります。
 まあ、講師が「プロ右翼活動家の三浦小太郎(新しい歴史教科書をつくる会理事)」と言う時点で大笑いですが。
 なお、野村は最終的には「北朝鮮叩きでは儲からないから」でしょうが、北朝鮮から手を引いて、中国叩き専門になりましたし、その中国叩きは「臓器移植狩り」などという「法輪功類友以外は騒いでおらず、産経や文春といった反中国右翼メディアも報じない、信用性の怪しい代物」でしかない。
【4】
 安倍ですら「女性が輝く社会*4」と言いだしてからは人は何故、こうも簡単にデマを信じるのだろうか | inti-solのブログ - 楽天ブログやこの拙記事が批判する種の「男女共同参画誹謗デマ」も昔に比べれば減った気がします。
 そういえばなんとも幼稚で愚劣でばかげたことだ - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)(2017.11.16)での安倍のデマも

 首相はこの日、海外の女性指導者らを東京に招いて女性政策を議論する国際シンポジウム(女性版ダボス会議)の関連行事に出席。イヴァンカ氏が設立に関わった女性起業家を支援する基金へ5000万ドル(約57億円)拠出すると表明した。

という「男女共同参画」絡みのデマでした。安倍ですら「自画自賛」に男女共同参画を使おうとしたと言うことが重要ですね。
 また「男女共同参画、岸田」でググると以下の記事もヒットします。少なくとも安倍も岸田も「男女共同参画をデマで誹謗する連中(野村や有本)」ほどにはクズでは無い。まあ、安倍や岸田が立派と言うより「野村たちが酷すぎる」のですが。

令和4年12月15日 男女共同参画会議 | 総理の一日 | 首相官邸ホームページ2022.12.15
 男女共同参画・女性活躍は、生産性の向上や革新的なビジネスの創出といった面のみならず、厚みのある中間層や力強い消費経済を実現するためにも、必須の取組です。
 第1に、女性の経済的自立に向けた取組を更に強化していきます。男女間賃金格差の是正*5、女性に多い非正規雇用労働者の待遇改善や正規化の促進、リスキリング*6、女性デジタル人材や女性起業家の育成、仕事と子育てを両立できる環境の整備など、あらゆる角度から取組を進めてまいります。
 第2に、女性に対するあらゆる暴力の根絶に向けた取組を抜本強化いたします。DV(ドメスティック・バイオレンス)対策の抜本強化に向け、配偶者*7暴力防止法の改正法案の早期の国会提出に向け、準備を加速いたします。

 男女共同参画・女性活躍は、生産性の向上や革新的なビジネスの創出といった面のみならず、厚みのある中間層や力強い消費経済を実現するためにも、必須の取組です。というのは、「岸田の本心」なのか、「男女共同参画に否定的な自民支持層を丸め込むための言い訳(男女共同参画で金が儲かる!)」かはともかく、男女共同参画について「人権面」より「金儲け」が前面に出てる点が「何だかなあ」ですが、「男女共同参画をデマで誹謗する連中(野村や有本)」よりはましです。しかし「演説原稿書いてるのは官僚である(岸田がどれほど男女共同参画に理解や関心があるか疑問)」にせよ、岸田ですらこの程度のことを言うのに、今日のしんぶん赤旗ニュース(2022年12/25分)(副題:改めてMukkeの『ノルウェーに霞を食えとは言えない』を批判する&松竹伸幸に今日も悪口する) - bogus-simotukareのブログで批判しましたが、松竹伸幸の場合、「ジェンダー」でサイト内検索してもヒットする記事はたった4つの上、中身の薄い記事ばかり。「男女共同参画」でサイト内検索するとヒットゼロだから呆れます。「党首選立候補」と駄法螺ふく野郎が男女共同参画ジェンダーにどこまで関心が無いのか(呆)。安保問題ばかり書く松竹のバカさには心底呆れます。
 ちなみに男女間賃金格差の是正と言えば、志位委員長が
首相答弁「評価したい」共産・志位氏 男女の賃金格差開示 [共産]:朝日新聞デジタル(2022.1.20)、男女賃金格差「見える」化へ/共産党質問「重い扉開けた」(2022.3.29)ということで質問してますね。
 そして志位質問後に、「志位氏の主張に沿った施策」が岸田によって実施されています(主張/男女の賃金格差/公表義務を力に是正進めよう(2022.9.25)、
男女間賃金格差の情報開示改善へ 同業他社間比較など/田村智子参院議員事務所に厚労省(2022.11.25)参照)。
 松竹が「一応共産党員(どう見ても反党分子、不良党員、ゴロツキ党員ですが)」ということを考えれば「志位質問をネタに男女間賃金格差問題」を論じてもいいのに「志位氏や岸田を褒めたくないからか*8」「男女間賃金格差問題に興味が無いからか」(俺が思うに恐らく両方でしょうが)、論じないから呆れます。
 その程度のアホが何が「党首公選制があれば立候補」か。「安保問題しか論じない野郎に、男女間賃金格差問題を自党の党首(志位委員長)が取り上げ、政府の制度改正という一定の成果があったのに、『俺を登用せず、冷遇し、党本部職員辞職に追い込んだ』と党首を恨んでるからか、男女間賃金格差問題に興味が無いからか(俺が思うに恐らく両方でしょうが)それを論じない野郎に誰が期待なんかするか!。松竹はふざけんな!」て話です。
 で、俺がそういう批判コメントを松竹記事にすると平然と掲載拒否。良くもそんな野郎が「党首公選で政策論戦」と抜かせたもんです。「麺棒」「すりこ木」といった「棒状の物体」で背中を殴ってやりたくなります(あくまでもそれくらい怒ってるという話であって本当にやりはしませんが)。
 「コメント欄は松竹賛同コメント」しかなく、記事も「松竹の本が売れてる!」と言った自画自賛ばかり。松竹のバカさ、クズさ、デタラメさには心底呆れます。
【追記終わり】

 ご縁のあるジャーナリスト、野村旗守(はたる)さんが亡くなった。58歳だった。(生年が1963年なので59歳と記したが、葬儀の場で12月生まれと知り58歳と訂正します)

 1963年生まれの著名人としては

1963年 - Wikipedia
【あいうえお順】
河野太郎
 第三次安倍内閣国家公安委員長、第四次安倍内閣外相、防衛相、菅内閣行革相などを経て現在、岸田内閣デジタル等担当相
ダウンタウン(お笑いコンビ)
 浜田雅功松本人志とも1963年生まれ(どちらも小中学校で同級生)
萩生田光一
 第四次安倍、菅内閣文科相、岸田内閣経産相などを経て、現在、自民党政調会長
◆雅子(皇后)

がいます。「平尾誠二」(2016年、ガンで死去、元ラグビー日本代表)のような故人もいますがやはり早死にと言っていいでしょう。

 野村旗守さんの功績を称え、ご冥福を心よりお祈りします。

 荒木が野村旗守さんと韓光熙の38カ所【調査会NEWS3675】(R4.11.4): 荒木和博BLOGで野村を褒めるのは予想の範囲内でしたがまさか、高世がデマ右翼野村を褒めるほど「バカでくず」とは思いませんでした。高世は「もう少しまともな人間」と誤解していました。俺の高世評価も「実に甘かった」わけですが心底呆れます。「野村の死」については俺はむしろ「死も社会奉仕(元老・山県有朋*9が死去した際に石橋湛山*10が吐いたと言われる言葉、例えば澤藤統一郎の憲法日記 » 死もまた社会奉仕、あるいはまた政界浄化の政治貢献である。参照)」と言いたいですね。
 とはいえ、高世の野村礼賛は「高世記事の副題」である

朝銀」取材の思い出

でわかるように「ジンネットの北朝鮮報道(朝銀取材)を自画自賛するための前振り」にすぎず、ある意味「野村に大変失礼な話」ですが。
 荒木が

野村旗守さんと韓光熙の38カ所【調査会NEWS3675】(R4.11.4): 荒木和博BLOG
 このところしばらく接点がありませんでしたが、ホスピスに入院されていると聞き、驚いてメールを送ったのが9月、見舞いに行きたいと伝えたのですが、「お気持ちは大変ありがたいのですが遠いし、駅からの移動も不便なところなのでお気持ちだけ有り難く頂戴しておきます。退院出来たらまた会いましょう」というのがその返信でした。行ってもご迷惑をかけただけでしょうが、無理矢理でもおしかけた方が良かったのではないかと今も自問自答しています。

と最近の野村との関係に触れ、また

葬儀は以下の通り執り行われます。
日 時 11月7日、10時半
式場名 しののめの里(埼玉県富士見市下南畑(しもなんばた)70-1)、Tel 049-275-3030
喪 主 野村健(弟)様

として葬儀について紹介してるのに対し、高世にはそんな物は何もなく、ただ「過去の自画自賛」のみです。荒木と違い高世は、最近は野村との付き合いはなかったのでしょうが、遺族が高世記事を読んだら「兄貴はあんたの自画自賛のネタか!(弟)」とむしろ激怒するのではないか。
 それにしても、高世が「野村の死」を知った経緯はやはり「荒木からの連絡」でしょうか?。
 高世って比較的最近(2022年6月)も

『北朝鮮 拉致問題』出版記念会見 - 高世仁のジャーナルな日々2022.6.21
 本書について、特定失踪者問題調査会の荒木和博代表がブログでこう述べている。
田中実さんと金田竜光さん【調査会NEWS3621】(R4.6.20): 荒木和博BLOG

と荒木に対し好意的な記事を書いてますからね。
 それはともかく

(つづく)

だそうなのでこのくだらない自画自賛をまだ続ける気らしい。
 ジンネット時代のことを未だに自慢したがる高世のバカさには心底呆れます。もはや高世には「ジンネット時代の栄光(高世が自画自賛するほどにはどう見ても評価されていませんが)」を自画自賛する以外に「生きがい」がないのでしょう。どこまでも哀れな男です。もはや高世は「生き恥をさらしてる」といっても言い過ぎではないでしょう。
 以前、id:kojitakenから中公新書から中北浩爾『日本共産党』、黒木登志夫『変異ウイルスとの闘い』が発売された - kojitakenの日記で「高世さんを右翼呼ばわりするな」と批判されましたが、「デマ右翼」野村を褒める高世は「右翼以外の何物でもない」でしょう。
 kojitakenには「未だに高世のようなクズを評価するのか?」と聞きたくなります(多分、kojitakenにとって都合が悪いので黙りで逃げるのでしょうが。kojitakenも全く卑劣な男です)。
 なお、野村のデマ右翼ぶり(具体的には男女共同参画施策に対する悪質なデマ中傷)については後で簡単に触れますが、その前にいくつかコメントしておきます。

 野村旗守さんが、(ボーガス注:2000年)2月27日の放送を前提に、28日発売の『週刊現代』に韓氏*11の告発をもとにした記事「金正日への秘密資金300億円を私はこうして運んだ」を寄稿していたのだ。
 当時サンデープロジェクトのプロデューサーはABC(大阪朝日放送)のEさんだったが、放送が延びた以上、その記事を差し止めてくれと強く要請してきた。その要請に、野村さんと私たちは応じず、結局その記事が載ったまま雑誌は発売された。
 このままでは、朝銀ネタは「お蔵入り」かと危惧した私たちは野村さんとも相談し、もしこのまま放送が延び延びになるなら、取材したビデオテープと資料すべてを他局に持って行こうと決めた。
 そこに『週刊文春』が動いた。3月5日(日)の夜、ジャーナリストの加藤昭氏*12から私に電話がきて、テレ朝が「朝銀」企画をつぶしたと次号で書くという。
 7日(火)Eプロデューサーが突然ジン・ネットにやってきた。週刊誌から取材が入り、テレ朝幹部が責任をサンプロに押し付けていると憤然としている。サンデープロジェクトという番組はテレビ朝日とABC(朝日放送)が半分づつ出し合って製作しており、総連に屈しているのはテレ朝の方で、朝日放送は放送すべきだという考えだという。
 8日(水)、『週刊文春』の記事の内容が明らかになった。「朝鮮総連の圧力に屈した「サンデープロジェクト」放送中止事件」のタイトルで「発端は昨秋、北朝鮮に関するドキュメンタリー番組制作で名高い」「A社がテレ朝側に企画を持ちこんだことに始まる」とジン・ネットも登場する。
 テレ朝幹部の中には、ジン・ネットが放送させるために週刊誌にたれ込んだのだろうと言う人もいたそうだが、そんなことはしていない。たれ込んだとすれば、露骨なメディアへの介入を許すテレビ局幹部に反発したテレ朝またはABCの誰かだろう。

 ちなみに高世が「朝銀報道をした2000年」には以下のような出来事がありました。赤字が朝鮮半島関係です。

2000年 - Wikipedia2000年の日本 - Wikipedia
◆1月28日
新潟少女監禁事件 - Wikipedia
◆2月6日
 大阪府知事選で太田房江が当選。日本初の女性知事
◆3月18日
 台湾総統選挙で、民進党陳水扁が当選
◆4月2日
 小渕首相、脳梗塞で緊急入院。4月4日に小渕内閣総辞職。4月5日に森内閣が発足し、小渕内閣の全閣僚再任。5月14日に小渕前首相が死去。6月8日に小渕前首相の内閣・自民党合同葬を実施
◆5月7日
 プーチンがロシア大統領に就任
◆5月15日
 森首相が「神の国」発言
◆6月13日
 朝鮮半島の分断後、初の南北首脳会談(韓国は金大中大統領、北朝鮮金正日国防委員長(朝鮮労働党総書記兼務))。金大統領はこの功績により2000年にノーベル平和賞を受賞

◆7月21日
 九州・沖縄で第26回主要国首脳会議(九州・沖縄サミット)が開催
◆9月15日
 シドニー五輪開幕。9月24日に女子マラソンで、高橋尚子が金メダルを獲得
◆10月27日
 中川秀直*13官房長官が、女性醜聞を理由に引責辞任。後任長官は福田康夫*14
◆11月5日
 前期旧石器時代の文化が日本にも存在していたとして注目された、宮城県築館町(現:栗原市)の上高森遺跡と北海道新十津川町の総進不動坂遺跡が「発見者・藤村新一の捏造」と毎日新聞がスクープ報道
◆12月21日
 オランダで世界初の同性婚が成立(施行は翌年4月1日)
◆12月30日
 世田谷一家殺害事件(家族4人殺害)。現在まで犯人が逮捕されていない

 それにしても、こんな「20年以上も前(2000年)のこと」を今更「俺たちは当時、朝鮮総連と戦った」と自慢して何の意味があるのか。
 しかもそんな高世が「救う会や家族会」に対しては何一つ戦わず「特定失踪者(国内で40人以上発見されほとんどが自発的失踪、足立区女性教師殺人事件 - Wikipediaのような犯罪被害の場合も北朝鮮とは無関係)」というデマも容認したのだから、単に「しがらみがない相手」「安全パイと見切った相手」(今回は朝鮮総連)には高世は「強く出られる」と言うだけの話です。そんなことは俺だって誰だってできる簡単なことです。
 それにしても

テレ朝幹部の中には、ジン・ネットが放送させるために週刊誌にたれ込んだのだろうと言う人もいたそうだが、そんなことはしていない。たれ込んだとすれば、露骨なメディアへの介入を許すテレビ局幹部に反発したテレ朝またはABCの誰かだろう。

は「問うに落ちず語るに落ちる」というべきでしょう。恐らくテレ朝幹部が疑ったように「高世が週刊文春にたれ込んだ」のでしょうが、高世は「たれ込んで何が悪い、放送中止を阻止するためには当然の行為だったと俺は今でも思ってる。放送中止を画策したテレ朝が悪い」と言う度胸はないようです。むしろ「私はやってない、潔白だ(オウム真理教風に)」と高世は「言わずにはいられない」らしい。
 さすが今だに「モロバレのデマをNHK相手に放言(高世仁の幼稚なデマ自慢を平然と垂れ流すNHKの馬鹿さとクズぶりに本気であきれ返る - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)参照)する高世らしい」と思います。それにしてもこんなことは「キジも鳴かずば打たれまい」というか言わない方がむしろ「高世のたれ込みに気づかれない」だろうに言わずにはいられない辺り、高世は「小心者」なのでしょう。
 ギャグで「つまみ食いしたでしょ!」「冷蔵庫のプリンなんて食べないよ!」「何で冷蔵庫にプリンがあると知ってるの!」的なネタがありますが、それを連想させる高世の行為です。
 さて、野村の死去も北朝鮮が崩壊する前に亡くなったという話(恵谷治氏)(追記あり) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)といっていいでしょう。
 また、野村の死去も李英和氏の死があまり報じられないことが、対北朝鮮や拉致問題への関心の実情ではないか - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)同様に全く報じられていません。
 野村の死去を報じてるメディアも「わずかながら」一応ありますが

訃報 ジャーナリスト野村旗守氏 58歳 革マル派研究や臓器狩り問題に取り組む | SMGネットワーク | 朝鮮総連 | イカゲーム | 大紀元 エポックタイムズ法輪功系列の大紀元
 野村旗守氏が3日、食道がんのため死去した。

野村旗守さん死去 中国における臓器移植を考える会の事務局長、ジャーナリスト – 看中国 / VisionTimesJP法輪功系列の看中国)
 野村旗守氏(58歳)が入院先の埼玉県富士見市三浦病院で死去した。

というのでは全く評価に値しないでしょう。
 大紀元や看中国(どちらも法輪功)のような

LGBTは治療可能な病気だと差別発言(LGBT差別)
◆進化論は間違っており天地創造が正しいと主張(エセ科学
◆末期ガンでも法輪功を信じれば直ると主張(エセ科学
フェミニズム環境保護運動共産主義の謀略と主張(反共主義陰謀論

などとデマを垂れ流す「統一協会幸福の科学と似たり寄ったりのインチキ宗教連中」に褒められるなど「野村も法輪功の同類だ」と宣伝されてるようなもんです。実際「野村も法輪功の同類」なのでしょうが(そして高世も法輪功の同類?*15)。
 そもそも野村自身、過去に

野村旗守 - Wikipedia
北朝鮮関係】
◆『北朝鮮送金疑惑:解明・日朝秘密資金ルート』(2002年、文春文庫)

北朝鮮報道はある物の、昨今は

◆『中国は崩壊しない:「毛沢東」が生きている限り*16』(共著、2010年、文藝春秋
◆『中国臓器移植の真実』(共著、2021年、集広舎)

ということで「関川夏央のように」北朝鮮関係からは完全に足を洗っています(むしろ中国非難に力を入れていた)。
 これについては荒木の

野村旗守さんと韓光熙の38カ所【調査会NEWS3675】(R4.11.4): 荒木和博BLOG
 野村さんは最近は中国における「臓器狩り」の問題を中心に取り組んで

と言う記述も紹介しておきます。
 そのこと自体、「高世がどう強弁しようとも」、野村の北朝鮮報道が世間から「全く評価されてなかったことの傍証」といっていいでしょう(なお「臓器狩り」云々も勿論全く評価されていません)。
 また野村が

◆『Z(革マル派)の研究』(2003年、月曜評論社)
 月曜評論社は月曜評論という右翼ミニコミを出していた極右出版社

なんて本を出してることも考えれば奴はただの「レベルの低いウヨ」でしかないことは明白です。
 さて最後に野村がデマ右翼ぶりを「わかりやすい形で」炸裂させている駄本である別冊宝島Real069「男女平等バカ:年間10兆円の血税をたれ流す、“男女共同参画”の怖い話!」(野村編著、2005年、宝島社:以下、野村「男女平等バカ」と呼ぶ)を見てみましょう。
 まず第一に副題の年間10兆円の血税をたれ流す自体が完全なデマです(常識で考えてそんな巨額の金が男女共同参画施策に使われるわけがない)。
 これについては「男女共同参画、10兆円」でググるとヒットする以下の記事を紹介しておきます。

「男女共同参画予算10兆円」のカラクリ - 『バックラッシュ!』発売記念キャンペーン跡地(2006.7.5)荻上チキ*17
 「男女共同参画に10兆円!」
 「ジェンダーフリーに10兆円!」
 一時期、こんなフレーズが一人歩きしていました。
 私がこのことを聞いたときも「そんなバカな」とまず思いました。但し、それは「そんなバカな(ことが行われているなんて!)」ってことではなく、「そんなバカな(こと、あるわけないじゃん)」って意味で。予算の総額がいくらかを考えれば、普通そんなことありえないわけで、何かカラクリがあるだろうと思ったわけですね。
男女共同参画の予算の対象は何か
 国の「男女共同参画推進関係予算」というものがとりまとめられています。(ボーガス注:平成)17年度の総額は、なんと10兆6045億円になります。すごい額です。そのため、「防衛関係費よりも多いなんて!」というフレーズがあちこちで見受けられました。よりによって防衛費と比べたがる人が多いのは不思議ですが、何か大人の事情があるのでしょう。
 さて、これをみて「やっぱりそれだけ使われてたんだな、フェミニストの陰謀じゃ!」と騒ぐのは気が早いです。
 まず「男女共同参画推進関係予算」とは、文字通り、各府省の所管している予算のうち、男女共同参画に関係している予算を選び出して整理したものです。ですから、「社会保障関係費」約20兆円の次に、多額の「男女共同参画推進関係予算」のカタマリが存在するわけではありません。社会保障関係費」、「公共事業関係費」、「文教科学振興費」などの中から、関係している事業・政策を取り出してまとめていたものを「関係予算」と呼んでいるわけです。
 このうち、ずばぬけて多いのが (6)「高齢者等が安心して暮らせる条件の整備」で、ここには介護給付費の国家負担金約1兆9518億円、厚生年金の国庫負担約4兆5394億円、国民年金の国庫負担約1兆7201億円が含められ、(6) だけで約8兆9854億円です。その次が、(5)「男女の職業生活と家庭・地域生活の両立の支援」で、児童手当給付、母子家庭等対策費、保育所運営費などが含められ、約1兆3988億円となっております。3番目は、(10)「男女共同参画社会を推進し多様な選択を可能にする教育・学習の充実」で、専修学校教育の振興、放送大学の拡充・振興などが含められ、約1378億円です。これら3分野で約10兆5220億円です。
 特筆すべきは、(6)「高齢者等が安心して暮らせる条件の整備」に、厚生年金、国民年金の国庫負担が含められ、これらが約6兆2595億円に上っていること。これは、男女共同参画推進関係予算」全体10兆6045億円の約6割を占めています。要するに、関係予算の6割が「年金の国庫負担」(支払う年金の足りない分を税金で負担するということ)だったのです。
 ちなみに、なぜ「関係予算」に高齢者の予算が含められているかというと、「男女」も年をとること(高齢者も「男女」であること)、高齢者介護がこれまで「嫁」の仕事とされていたりしたこと、男性と比べて女性の平均寿命の方が長く、つまり高齢者には女性が多いことなどが理由のようです。但し、「関係予算」に組み込まれるか否かというのは、あんまり使い道には関係がありません。「これだけ仕事やってまっせー」という国民へのアピールみたいなものです。
 これまで、男女共同参画推進関係予算に対して、「約10兆円!」というフレーズをつかった批判があちこちで見られました。例えば「男女平等バカ」(宝島社、2005)という、タイトルの通り男女平等についてのバカな意見をバカ*18が書いてバカが読む本(え、ちがうの?)の表紙にも「年間10兆円の血税を垂れ流す“男女共同参画”の怖い話!」と書いてあります。もちろん予算の妥当性については吟味が必要ですが、ほとんどの批判が予算の意味を分かってないか、あるいはフレーズだけ繰り返して煽るような議論であるという印象を持ちますよね。対象をしっかり知らないで批判していると、空疎な議論になるか、結局自分は損をして、みんなを扇情して儲かる人だけが笑う結果になってしまいます。特に「防衛費の3倍!」みたいな議論を高齢の方が行っているのをよく見かけますが、保障なんていらないからワシを軍隊に入れてくれってことなんでしょうか。不思議です。

 後で紹介するバズフィードの記事も同様の指摘をしていますが、青字部分が重要ですね。赤字部分は完全にふざけていますが、「バカ」を連発する荻上が「野村の10兆円デマ」にマジで怒ってることが窺えます(怒って当然ですが)。高世はこうした「荻上のような野村批判」にどう返答する気なのか?。そして高世を美化するid:kojitakenは「高世がデマ右翼・野村」と交遊していたことを何とも思わないのか。id:kojitaken人間性を心底疑いますね。

「国防費より男女平等に多くの税金」は本当か? 拡散した「男女共同参画費8兆円」の情報はミスリード2020.8.18
 ネット上で「防衛費が5兆円に対し、男女共同参画に関する予算に8兆円以上が使われている」という指摘が拡散している。
 この指摘は、ミスリード*19だ。そもそも、「男女共同参画」の予算は、全省庁が計上した関連予算をあわせたものであり、単体で計上されているわけではない。
 教育や介護、雇用などの社会保障費も含まれており、防衛費との単純比較ができる性質のものではないのだ。BuzzFeed Newsは、ファクトチェックを実施した。
 また、東京都知事選に立候補した元在特会会長で「日本第一党」の桜井誠*20も、都知事選挙に立候補した際のVR演説*21(6月23日、下記写真)で男女共同参画センターに言及しながらこう語っている。
「センターだけではないんですが、1年間に8兆3千億円もの予算を使っています。日本の国防費より高い値段も使って一体何やってるのか。男と女は平等です。これだけです」
 こうして最近相次いで広がる「男女共同参画に8兆円」の反応はどれも否定的だ。防衛費と比較*22されるものが多いほか、「利権」や「異常」「狂気」であると指摘する声、さらには使途が不明であると指摘する声が少なくない。
 こうした指摘は、いずれもミスリードである*23といえる。なお、「男女共同参画センターに8兆円」というような指摘は明確に誤り*24だ。
 そもそも政府がまとめている「男女共同参画推進関係予算」とは、各省庁の予算のうち、「男女共同参画」に関係する予算を内閣府がまとめたもの。
 内閣府男女共同参画局が、8兆円を超える独立した予算を計上しているというわけではない。たとえば令和元年度の「男女共同参画推進関係予算」は8兆9923億円だが、その内訳(ネット上に公開されている)は幅広い。
 教育関連の費用や子どもたちへの児童手当、介護やシルバー人材センター、障害福祉奨学金、雇用関係費用など、さまざまなものが含まれているのだ。
 どれも結果として各省庁によって「男女共同参画に資するもの」とされていることになる。金額の大きいものは、以下の通りだ。
◆介護給付費国庫負担金等(2兆8841億円)
◆児童手当制度(1兆3480億円)
◆子どものための教育・保育給付など(1兆1851億円)
◆良質な障害福祉サービスの確保(1兆1731億)
 これだけで6兆5903億円と、全体の73.2%を占めていることがわかる。内閣府男女共同参画局の担当者は、BuzzFeed Newsの取材にこう語る。
「8兆円を単体で男女局として計上しているわけではありません。男女共同参画関連の施策だけではなく、たとえば社会保障の関係経費も入っています。予算をどの切り口としてみるかということで、男女共同参画に関係する費用をまとめたもの。防衛関連予算とは性質がまったく違うものになります」
 つまり、「男女共同参画推進関係予算」とは、各省庁が自らの予算のなかで男女共同参画に関係する(と思われるもの)をピックアップし、それを内閣府まとめたもの。単体で計上されている防衛費とは比較することができない性質のものである、ということだ。
 ちなみに、この「男女共同参画推進関係予算」のなかには防衛省のものも含まれている。「女性専用施設(更衣室、仮眠室等)の整備」に19億円、「自衛官の制服における妊婦服等の整備」に3億7千万円など、だ。
 こうした施策を担当する防衛省人事計画補任課によると、これらは防衛関連予算に計上されているものだという。このことからも、防衛費と男女共同参画推進関係予算を比較することがミスリード*25であることは、明らかだ。

 こうした言説は過去から、たびたび拡散している。
 たとえば10〜15年ほど前には「男女共同参画に10兆円」という言説が大きく広がったことがあった。2005年には、そうしたタイトルの書籍*26も発売されている。
 2005年度の「男女共同参画推進関係予算」が10兆円を超えていたためだとみられる。この時の予算には上記表のように、介護給付費の国庫負担に加え、厚生年金や国民年金の国庫負担(6兆円以上)が含まれていた。
 「8兆円」のパターンは2019年の頭ごろからじわじわと広がりを見せていた。一部で拡散していた「8.3兆円」も、18年度の予算額から引かれたものとみられる。
 いずれにせよ、息の長いミスリード*27言説であるため、注意が必要だ。

 赤字部分(防衛省関係の男女共同参画予算云々)は俺的に興味深かったので赤字にしてみました。
 要するに「是非はともかく」女性自衛官が増えてると言うことでしょう。「セクハラのために退官した」とはいえ「セクハラ告発の五ノ井さん」もその一人です。

「防衛費5兆円、男女共同参画8兆円」はミスリード?/杉田水脈議員が過去に言及した「科研費」や「あいちトリエンナーレ2019」と類似の構造だと指摘する人も - Togetter2020.9.30

 さて話を野村「男女平等バカ」に戻しますが、この本は目次が「目を疑う」ほど、相当に酷いです。一部のみ引用しておきますが

別冊宝島Real069 男女平等バカ│宝島社の公式WEBサイト 宝島チャンネル
第2章 男女平等利権
 県予算の3分の1がジェンダーフリーに!、堂本暁子、狂気のフェミナチ千葉県政
 男女共同参画御殿(3)国立女性教育会館(埼玉*28):フェミニズム真理教のサティアン「ヌエック」見学ツアー
第3章 ジェンダー冤罪の構図
 世紀の邪法「DV防止法」は家族解体法である!
 米田建三帝京平成大学教授・元衆議院議員)『ジェンダーフリーはまるで中国の文化大革命だ』

て「おいおい」ですね。小生も「男女共同参画の専門家では勿論ない」ので「具体的な証拠を出して反論できない点」が大変恐縮ですが、県予算の『1/3』がジェンダーフリー予算なんて常識で考えてあるわけがないでしょう。そんな無茶苦茶な予算を組むわけがないし、組んでも千葉県議会(千葉県議会は自民党王国)を通過するわけがない。まさかとは思いますが「予算は議会を通過しないといけない」ということを知らず「知事の一存で予算措置が何でもできる」と思ってるのかと疑いたくなります。
 社会党(後に新党さきがけに移籍)出身とは言え「自民党王国・千葉県」で「2期8年(2001~2009年)」知事を務め、

 自民、公明推薦の岩瀬良三*29、民主(当時)、社民、連合千葉推薦で出馬した若井康彦*30らを破り、当選

という2001年選挙はともかく、再選された2005年選挙では

 主要政党(民主(当時)、社民、公明、市民ネットワーク・千葉県。なお自民党は党としての候補者擁立を断念)と連合千葉の支持を受けて出馬、自民党系の森田健作を破り、再選を果たした

という「(自民や共産が入ってない物の)ほぼオール相乗り」堂本氏(森田健作知事(2009~2021年まで3期12年)の前任知事)が「フェミナチ」のわけもない(堂本暁子 - Wikipedia参照)。
 そして国立施設を「フェミニズム真理教のサティアン」呼ばわりとはどれほど非常識なのか。
 まあ、以前、つくる会が「つくる会教科書を不合格にした文科省検定官」を「左翼呼ばわり」したことなどを知ってれば意外性は何もないのですが、国立施設でそんな過激なことができるわけがないでしょう。
 世紀の邪法「DV防止法」て(呆)。

DV被害、コロナ禍で潜在化か 専門家「より地獄のような状況に」:朝日新聞デジタル
 警察が昨年把握した配偶者などパートナーからの暴力(DV)被害は、18年連続で最多を更新した。警察庁が3日発表した。新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛の影響などで潜在化しているおそれもあり、同庁は「被害のきっかけとなる情報の把握に努める」としている。

が報じるように、「コロナ禍もあって、DVが深刻化する今」、こんな暴言はよほどのキチガイ右翼でなければ今や放言できないでしょう。野村ですら今はこんなことは言えないのではないか(仮に言えたとしても野村が気違いなだけですが)
 またジェンダーフリーをどう評価するにせよあれは「文革などと言う代物」ではない。そんな野蛮な代物が現代日本で実行できるわけもない。
 しかし「話が脱線しますが」日本ウヨって何かにつけて相手を非難するときに「文革」と言いたがりますよね。
 習近平氏についても

習主席がとなえる「共同富裕」とは 中国に文革の影…: 日本経済新聞2021.10.13
 毛沢東氏が反対派を粛清した「文化大革命」の記憶がよぎる。

なんて記事が一部にあることには心底呆れます(「文革習近平」でググったらヒットした)。
 習氏の施策をどう評価するにせよ「文革」と同一視できるわけもない。
 「お前、文革と言えば最大級の罵倒だと勘違いしてないか?」「今時、文革なんかある訳ねえだろ、バカ。むしろお前の主張の説得力がなくなるだけだぞ」と小一時間説教したくなります。
 なお、ジェンダーフリー文革呼ばわりした米田については

米田建三 - Wikipedia
 自民党衆議院議員だった中山正暉*31が、取材に来た斎藤貴男*32に対して「斎藤さん、私は怖いんです」と前置きして、米田との間に以下のようなやり取りがあった事を語ったという。
「(米田建三君が)『中山先生、北朝鮮テポドンを撃ってくるというならば、こちらから先制攻撃をかけましょう』と言い出したんです。私は『米田君、待ってくれ、ミサイルを撃ったらそこには人が住んでいるんだよ、人が死ぬんだ。そのことを君はわかっているのかね』と言い返したが、わかっていなさそうだった」

を紹介しておきます。こうした指摘が事実なら米田は気違いとしか言い様がないですね。
 中山氏は「元・青嵐会メンバー」で決してリベラル派ではないですが、そんな御仁ですら震え上がる暴言を吐くというのは尋常ではない。
 それはともかく、「フェミナチ呼ばわりした堂本氏」らに野村や宝島社が「名誉毀損で訴えられても文句は言えない」でしょうが、そうした話は聞きません。おそらく「バックに安倍晋三など自民党ウヨ政治家や日本会議統一協会神社本庁などがいることが明白」なので、「提訴すること」に躊躇したのでしょう。
 山梨県警が「荒木和博のデマ中傷(例えばもう一度「山本美保さんDNAデータ偽装事件」を考える【調査会NEWS3571】(R4.3.3): 荒木和博BLOG参照)」を未だに名誉毀損で提訴しないのと構図は全く変わらない。
 いずれにせよ、目次を見るだけでも、内容を読むまでもなく明らかにデマです。もはやこの本は野村にとっても「黒歴史」ではないか。
 野村のこうした行為は明らかに「統一協会神社本庁など宗教右翼(あるいはこれらの宗教右翼とつるむ自民党極右議員)の男女平等バッシング」と連携している(統一協会など宗教右翼の組織購入狙い:神社本庁の組織購入狙いだったろう高世の著書『神社は警告する:古代から伝わる津波のメッセージ』(共著、2012年、講談社)と似たり寄ったり)とみていいでしょう。
 ただし「モンタナ州立大准教授」山口智美氏に寄れば、こうした野村の「男女平等バッシング商売」は

https://twitter.com/yamtom/status/1553579283805016064
 一連の(ボーガス注:男女平等やフェミニズムへの誹謗を売りにした)「バカ女」シリーズについては、宝島社の人と、『男女平等バカ』などの編集に関わった野村旗守さんにもお話を伺いに行ったので、その辺りは今も記憶に残っているところ。野村さんにはその後もお会いする機会が複数回ありました。『まれに見るバカ女』(2003年)は確かにかなり売れたようなのですが、『男女平等バカ』(2005年)はそんなには売れなかったとのこと*33。『社会運動の戸惑い*34』第1章p.37にその辺りの経緯は簡単に書いてあります。売れたのは『まれに見るバカ女』くらいで、他はそんなに売れなかったんじゃないかな。

ということで『まれに見るバカ女*35』(2003年)を除けば幸いにも「あまり売れなかった」ようです(ちなみに高世の本『神社は警告する:古代から伝わる津波のメッセージ』(共著、2012年、講談社)も恐らく全然売れなかったのでしょうね)。
 で、そうした統一協会と連携した「男女平等バッシング」を性的少数者の権利でも後れをとる日本 - 高世仁のジャーナルな日々で批判していたのが高世です。
 統一協会の「男女平等バッシング」を批判していた男(高世)が「統一協会と大同小異のデマ中傷を男女平等施策に対して行った男、どう見ても統一協会と連携してるとしか思えない男(野村)」を「北朝鮮批判の英雄」として手放しで礼賛する。
 高世がこうした野村の問題点に気づいていないのなら「無知すぎる」し、気づいた上で故意に無視しているのなら「下劣すぎる」(多分、高世は「下劣」の方でしょうが)。
 どっちにしろ高世にこの辺りのことを問いただしたらあの男は確実にしどろもどろになるでしょう。いつもながら高世も呆れたバカです。
 ちなみに「59歳で早死にした野村(1963年生まれ?)」に対して、野村がデマ本でフェミナチ呼ばわりし、誹謗した「堂本暁子氏(1932年7月31日生まれ、90歳)」が政界を引退したとは言え、未だにご健在であること(後で記事を紹介します)は何とも皮肉な気がします。
【参考:堂本暁子

法務省:「女子刑務所のあり方研究委員会」から金田法務大臣へ「要望書」が提出されました(平成28年12月22日(木)) – Gov base
 平成28年12月22日(木),「女子刑務所のあり方研究委員会」から,女子刑務所において新たに改善すべき事項・課題をまとめた「要望書」が金田法務大臣へ提出され,その後,同委員会委員長の堂本暁子氏,同委員の南野知惠子氏,田島良昭氏*36,小畑輝海氏*37及び村木厚子*38から要望書の説明がありました。

 小泉内閣法相当時はあまりにも答弁がとんちんかんすぎたために「素人大臣」と酷評され、実際酷かったと思います(例えば法律にあまり強くない人が法相をすることは根本的に無理があると思う - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)参照)が、この記事を読むに南野氏は「自民党内においては良識派の方」なのだとは思います。「女子刑務所なんて票や利権になるとは思えない話」に関わってると言うだけで俺的に「南野評価」が大幅にアップしました。
 ちなみに「素人大臣と非難された」と言う点では上で名前が出てくる金田大臣も相当酷かったことは法律にあまり強くない人が法相をすることは根本的に無理があると思う - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)も指摘しています。

「共生社会考える契機に」 元千葉知事・堂本さん、著書出版 女子刑務所の実情訴え | 長崎新聞2021.12.5
 医療・福祉や司法関係者らでつくる「女子刑務所のあり方研究委員会」委員長で元千葉県知事の堂本暁子さん(89)が著書「声なき女性たちの訴え:女子刑務所からみる日本社会*39」を出版した。女子刑務所の問題点を提示してきた活動の軌跡をつづり、堂本さんは「社会的課題のるつぼである刑務所の実情を通し、男女共同参画、偏見や差別のない共生社会を考える契機に」と語る。
 堂本さんが女子刑務所を初めて視察したのは2012年9月。高齢や障害のある受刑者が目立ち「まるで福祉施設では」と衝撃を受けた。

まるで福祉施設ではと言う感想は以前、俺も

昨日の報道特集がマジでショックだった(「松本清張シリーズ・虚飾の花園」のネタばらしがあります) - bogus-simotukareのブログ2019.5.19
 高齢者の無期刑だと認知症や寝たきりになっちゃう人間も出てくる。報道特集の取材「どんな刑を受けたのか」に「無期刑だ」ということは言えても「何をやったのか」については「殺人」としかいえない。まともな記憶力や表現力が失われてるわけです。
 刑務官3人がかりで、そういう囚人が風呂やトイレの世話をされる姿*5を報道特集で見ていると「こういう人を刑務所にいれてて何か意味があるのかなあ*6」感が激しくするわけです(被害者遺族はまた気持ちが別かもしれませんが)。刑務所と言うより老人ホーム(老人介護施設)にしか見えない。もうそういう囚人なんかは風呂に入ってる姿がガリガリに痩せててあばらなんか見えちゃったりするわけです。

と書いたので堂本氏には全く共感します。同じ「元千葉県知事」とはいえ森田健作などとは人間のできが明らかに違います。

特集ワイド:女性問題、当事者が立って 元千葉知事・堂本暁子さん、政界内外で声上げ 「意思決定、男女半々がベスト」 | 毎日新聞2022.3.8
「我が国の取り組みが諸外国と比べて、遅れていることを示していると謙虚に受け止めている」。
 岸田文雄首相が1月末に衆院予算委員会で述べた言葉である。男女格差の国際比較で、日本は特に政治と経済分野での遅れが指摘され、岸田首相もそれを認めた形だが、日本が変わる日は来るのか。政界の内外で女性問題に取り組んできた元千葉県知事の堂本暁子さん(89)に聞きに行った。
 「社交ダンスの教室を見つけてね。楽しいのよ」。
 千葉県内の自宅を訪問して呼び鈴を押すと、ちょうど汗を流して帰宅した堂本さんが後ろから現れた。2009年に政界を引退してから13年近いが、いまもエネルギッシュに日々を過ごしているようだ。2021年11月には、女性受刑者の社会復帰に向けた課題などをまとめた著書『声なき女性たちの訴え:女子刑務所からみる日本社会』を出版し、活動意欲は衰えを知らない。
(この記事は有料記事です)

里見まつりに参加しました(2022年9月9日)
 私は9月4日に鳥取県倉吉市で開かれた「里見まつり」に参加してきました。
 私の母方が里見氏の末裔なので、ご縁の深い催しです。
 15世紀から16世紀にかけて、房総半島を支配したのが戦国大名の里見義堯ですが、1614年、義堯の曾孫、里見忠義は改易されて安房国館山から伯耆国倉吉(現在の倉吉市)に移りました。その8年後の1622年、忠義は安房国への想いを抱きながら、弱冠29歳で亡くなり、倉吉市の大岳院に葬られたのです。
 倉吉市では毎年、忠義を供養する「里見まつり」が開かれ、子供歌舞伎や、里見八犬伝にちなみ「仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌」の文字をあらわした8張の太鼓と笛の演奏なども披露され、甲冑に身を固めた武者行列が町を練り歩きます。

他自治体に広がり期待 公平な観点で職務を 元知事 堂本暁子さん(90) 【ちば令和の女性リーダー】(中) | 千葉日報オンライン2022.9.24
 千葉県初の女性知事を2期8年務めた堂本暁子さん(90)が千葉日報社の取材に応じ、県内で女性首長が増えている現状を「素晴らしい。他自治体でも立候補しやすくなる」と評価した。
(以下は会員登録が必要)

*1:ちなみに俺のことです。

*2:俺は「珍右翼」高世と違って「デマ右翼」野村旗守、三浦小太郎、渡辺京二を褒めたり、「デマ右翼」荒木和博と交遊したりするような恥ずかしい所業はしてないのに何が「珍右翼」なのか。「自称アンチ右翼」kojitakenには「荒木、野村、三浦、渡辺」をどう評価するのか聞きたいもんです。

*3:珍右翼・高世仁に悪口する(2022年12/28日分) - bogus-simotukareのブログ珍右翼・高世仁に悪口する(2022年12/29日分) - bogus-simotukareのブログで高世記事を紹介する際に省略した俺への「嫌みのつもり」なのでしょうが、id:kojitakenも呆れたバカです。

*4:ちなみに「SHINE(英語で輝くの意味)」が「女性が輝く社会」のキャッチコピーだったので「SHINE安倍(この場合はローマ字読みする)」と一部の安倍批判派が散々安倍をバカにしてました。そういえば名探偵コナンにも「shineネタ」がありましたね(例えばメールに「shine(死ね)」と書いて脅迫容疑で逮捕 「名探偵コナン」に似た事件と話題: J-CAST ニュース(2014.1.23)参照)。

*5:勿論、「サントリー常務だった川口外相」「村木厚労事務次官」のようなエリート女性を除いて、一般的に言って「女性の非正規雇用が多いこと」もあって女性の方が賃金が安いわけです(とはいえ統計上、「正規雇用女性」でも多くの女性は男性より賃金が安いのですが)。

*6:スキリングが、「スキル(能力)を高めること」で、リ(再び)がつくことで「大学卒業後も、企業内研修等で再びスキルを高めること(勿論、この場合、文脈上、仕事のスキルですが)」と言う意味です。こうした言葉の背景には「デジタル化で従来のスキルが急速に陳腐化している」と言う認識があるようです。「リ」+「ホニャララ」は他にも「リスケジュール(予定変更:略してリスケというようですが、俺も古い人間なので若い世代から最初聞いたときは意味が分かりませんでした)」「リスタート(再出発)」「リテイク(撮り直し)」「リライト(書き直し)」とかいろいろあります。

*7:一般的に配偶者と言った場合「結婚前の恋人関係」は含まれず、一方でDVには「恋人間の暴力」も含まれるので「配偶者暴力防止法」と言う名前はやや不適切です。可能ならば「もっと適切な名前に改称すべき」でしょう。とはいえ俺には妙案はありませんが。

*8:仮にも党員が「自党の党首の手柄を宣伝しない」とは何を考えてるのか(呆)

*9:陸軍卿、内務卿、第一次伊藤内閣内務相、首相、第二次伊藤内閣司法相、枢密委員議長など歴任

*10:戦後、吉田内閣蔵相、鳩山内閣通産相を経て首相

*11:元・朝鮮総連財政局副局長で、『わが朝鮮総連罪と罰』(2005年、文春文庫) と言う著書がある韓光煕のこと

*12:当時の文春は加藤を売り出したかったのでしょうが、今や「大宅壮一ノンフィクション賞」を受賞した文藝春秋社の本ですら、文春文庫に(他社の文庫にも)なっていないことがある - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)が指摘するように「今の加藤が何をしてるか」さっぱり分からない惨状です。

*13:橋本内閣科技庁長官、森内閣官房長官自民党政調会長(小泉総裁時代)、幹事長(第一次安倍総裁時代)など歴任

*14:森、小泉内閣官房長官を経て首相

*15:なお「話が脱線しますが」澤藤統一郎の「常軌を逸したアンチ中国」を嗤う(2020年7/15日分)(副題:法輪功は間違いなく邪教ですよ!、澤藤さん)(追記あり) - bogus-simotukareのブログで批判しましたが法輪功擁護としか理解できない文章澤藤統一郎の憲法日記 » 法輪功を邪教として弾圧する、中国政府の言い分に耳を傾ける。を書く一方で、澤藤統一郎の憲法日記 » 統一教会の信者獲得方法は、対象者の「信教の自由」を侵害する違法なものである。などで統一協会を「違法カルト」と批判する澤藤統一郎のデタラメさには心底呆れます。

*16:勿論、この場合の「生きてる」とは「毛沢東思想」「国父としての毛沢東」といった意味でしょうが

*17:「高世の朝銀報道」の2000年当時はまだ無名だった荻上が今や「TBSラジオ荻上チキ・Session』のMC」等として活躍する一方、2000年当時は羽振りが良かった高世が「ジンネットが倒産」し、完全に没落とはまさに「諸行無常」の感があります(と言うと高世はマジギレでしょうが)。まあ、荻上には「才能があり地道にやってきた」のにたいし、高世は「才能ないバカが図に乗ってただけ」なのである意味「当然の結末」でしょうが。

*18:例えば野村のことです

*19:スリードと言うよりデマ中傷と言っていいでしょう

*20:著書『反日韓国人撃退マニュアル』(2009年、晋遊舎ブラック新書)、『日本侵蝕』(2010年、晋遊舎ブラック新書)、『在特会とは「在日特権を許さない市民の会」の略称です ! 』(2013年、青林堂)、『大嫌韓日記』(2016年、青林堂)、『日本第一党宣言』(2017年、青林堂)、『ネトウヨアメリカへ行く』(2018年、日本一出版)、『武漢肺炎』(2021年、日本一出版)など

*21:櫻井らのデマ発言は「金額が微妙に違う」とはいえ元ネタは明らかに「2005年の野村本」でしょう。

*22:明らかに「当時の安倍内閣による防衛費増額」正当化の思惑がありますね。

*23:「しつこく繰り返しますが」ミスリードと言うよりデマ中傷と言っていいでしょう

*24:「しつこく繰り返しますが」誤りと言うよりデマ中傷と言っていいでしょう

*25:「しつこく繰り返しますが」ミスリードと言うよりデマ中傷と言っていいでしょう

*26:野村の著書である別冊宝島Real069「男女平等バカ:年間10兆円の血税をたれ流す、“男女共同参画”の怖い話!」(2005年、宝島社)のこと

*27:「しつこく繰り返しますが」ミスリードと言うよりデマ中傷と言っていいでしょう

*28:ちなみに比企郡嵐山町にあります。他にも国立施設としては「防衛医科大学校所沢市)」「司法研修所理化学研究所和光市)」なんかがあります。埼玉県民(?)としてメモしておきます。

*29:参院議員(自民)、元佐原市

*30:野田内閣で国交大臣政務官

*31:竹下内閣郵政相、村山内閣総務庁長官、小渕、森内閣建設相など歴任。池田内閣厚生相を務めた中山マサは母。海部内閣外相を務めた中山太郎は兄。第3次安倍内閣外務副大臣菅内閣防衛副大臣などを務めた中山泰秀は長男

*32:著書『源泉徴収と年末調整:納税者の意識を変えられるか』(1996年、中公新書→後に『大増税のカラクリ』と改題し、2006年、ちくま文庫)、『プライバシー・クライシス』(1999年、文春新書)、『梶原一騎伝』(2001年、新潮文庫→2005年、文春文庫、後に『「あしたのジョー」と梶原一騎の奇跡』と改題し、2016年、朝日文庫)、『小泉改革と監視社会』(2002年、岩波ブックレット)、『バブルの復讐:精神の瓦礫』(2003年、講談社文庫)、『安心のファシズム:支配されたがる人びと』(2004年、岩波新書)、『国家に隷従せず』(2004年、ちくま文庫)、『希望の仕事論』(2004年、平凡社新書)、『不屈のために:階層・監視社会をめぐるキーワード』(2005年、ちくま文庫)、『ルポ改憲潮流』(2006年、岩波新書)、『住基ネットの「真実」を暴く』(2006年、岩波ブックレツト)、『「非国民」のすすめ』、『報道されない重大事』(以上、2007年、ちくま文庫)、『消費増税で日本崩壊』(2010年、ベスト新書)、『東京を弄んだ男:「空疎な小皇帝」石原慎太郎』(2011年、講談社文庫)、『「心」と「国策」の内幕』(2011年、ちくま文庫)、『強いられる死:自殺者三万人超の実相』(2012年、河出文庫)、『安倍改憲政権の正体』(2013年、岩波ブックレット)、『分断される日本』(2013年、角川文庫)、『戦争のできる国へ:安倍政権の正体』(2014年、朝日新書)、『民意のつくられかた』(2014年、岩波現代文庫)、『民主主義はいかにして劣化するか』(2014年、ベスト新書)、『「東京電力」研究』(2015年、角川文庫)、『ジャーナリストという仕事』(2016年、岩波ジュニア新書)、『機会不平等』(2016年、岩波現代文庫)、『国民のしつけ方』(2017年、集英社インターナショナル新書)、『「明治礼賛」の正体』(2018年、岩波ブックレット)、『日本が壊れていく』(2018年、ちくま新書)、『ちゃんとわかる消費税』(2019年、河出文庫)、『カルト資本主義(増補版)』、『決定版・消費税のカラクリ』(以上、2019年、ちくま文庫)など

*33:山口氏(勿論、彼女は野村の言動には批判的)の精神力には感心します。俺だったら「確実に憂鬱になる」ので、野村のようなゲスにはインタビューする気はとてもわきません。

*34:副題は『フェミニズムの「失われた時代」と草の根保守運動』。山口氏と斉藤正美氏(富山大学非常勤講師)、荻上チキ氏の共著。2012年、勁草書房

*35:むしろ高世と野村の方が「まれに見るバカ男」でしょう。

*36:社会福祉法人「南高愛隣会」元理事長。著書『施設解体宣言から福祉改革へ』(2004年、ぶどう社)、『一隅を照らす蝋燭に:障がい者が「ふつうに暮らす」を叶えるために』(2018年、中央法規出版

*37:更生保護法人「両全会」理事長

*38:元厚労事務次官。著書『日本型組織の病を考える』(2018年、角川新書)、『公務員という仕事』(2020年、ちくまプリマー新書)など

*39:小学館集英社プロダクション