「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2022年11/11日:島田洋一の巻)

島田洋一
 小池氏の他者批判の基準に照らせば、当然議員辞職だろう。

 反共・島田らしい悪口雑言ではあります。まともな人間なら小池氏の謝罪と共産党の処分をそれなりに評価するでしょうに。
 それにしても「モリカケ桜の腐敗政治家」安倍すら擁護したクズが良くも言ったもんです。

島田洋一
 圧勝で再選を果たし、次期米大統領の最有力候補に躍り出たロン・デサンティス・フロリダ州知事(共和党、44才)の勝利演説。

 次期大統領選候補としてトランプを持ち上げていたくせに掌返しかと吹き出しました。島田の掌返しは今回、上院では共和党過半数が確保できず、理由として「トランプへの反発」が上げられ、今後、トランプの政治力衰退が予想されるからでしょうが。
 おそらく「上院でも共和党過半数確保」なら、島田は「トランプ復権→大統領返り咲き」を主張していたでしょう。

島田洋一
 野党に見識があれば、最も言動を厳しく追及すべきは林外相のはず

 「林は親中国だから」という反中国ウヨの島田らしい珍論です。
 勿論、明らかな不祥事(中には犯罪の疑いもある)である「葉梨前法相の失言」「寺田総務相の事務所費疑惑」「萩生田政調会長や山際前経済財政担当相の統一協会との癒着」などが問題視されるのは当然です。
 過去の「田中金脈追及」「リクルート疑惑(竹下首相、宮沢蔵相、安倍幹事長、渡辺政調会長など)追及」等と全く変わらない。
 島田とて非自民政権については「細川首相の佐川ヤミ献金疑惑」「鳩山首相故人献金疑惑」などを批判していたくせに良くも言ったもんです。
 大体その「安倍信者」島田の珍論なら林を「第二次、第三次安倍内閣農水相」「第四次安倍内閣文科相」として重用した安倍はどうなるのか?
 李克強首相の訪日時に「異例の北海道訪問への同行」をした安倍はどうなるのか?
 なお、林外相の言動を問題視するならむしろ「島田の非難とは逆」に「安倍政権時代のホワイト国除外、フッ化水輸出禁輸」を今も継続し、ユネスコや韓国への国際公約を無視して「軍艦島の強制連行」をきちんと展示せずに、隠し続けてる上に「佐渡鉱山」についても同様の歴史捏造を画策する「嫌韓国」「戦前美化」といった右翼性でしょう。

島田洋一
 米政界が超党派で台湾防衛を重視する大きな理由の一つは、台湾が、最先端半導体の分野で世界No. 1の地位を築いたことにある。
 日本もそうした状況を作り出さねばならない。
 そのためには、安定的かつ安価なエネルギー確保が必須条件だ。

 「半導体産業が台湾にない蒋介石時代」から「米国は(反共主義から?)台湾防衛の立場」なので、事実認識として間違っています。
 それにしても日本もそうした状況を作り出さねばならない。ねえ。島田の脳内ではよほど日本企業の技術力は「低レベル」なようですが、それは明らかに事実に反するでしょう。
 それにしても安定的かつ安価なエネルギー確保が必須条件(島田の場合原発と同義)て(呆)。原発が本当に「安定的で安価か」どうかはともかく、技術力云々言うなら、そんなことよりも「大学ランキング」「論文本数」で日本が中国に完全に抜かれてることでも問題にしたらどうなのか。

参考

世界大学ランキング、中国勢躍進 東大は35位: 日本経済新聞2021.9.2
 英教育専門誌タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)は2日、最新の世界大学ランキングを発表した。中国の北京大学清華大学がアジア勢で最も高い16位となった。中国の大学は上位200位以内に10校がランクインし、躍進を印象づけた。日本のトップは東京大学の35位で、京都大学は61位となり、上位200位に入ったのは2校のみだった。

中国、最上位論文数も世界一 日本の低落傾向続く―文科省:時事ドットコム2022.8.9
 自然科学系の学術論文のうち、注目度が最も高い上位1%の論文数で、中国が米国を抜き世界1位になったことが9日、文部科学省科学技術・学術政策研究所が公表した報告書「科学技術指標」で明らかになった。中国は昨年、全論文数や上位10%の論文数でも1位になっており、担当者は「中国は論文の責任著者数でも1位で、研究をリードする面でも存在感がある」と述べた。
 日本は全論文数が5位、上位10%が12位、上位1%が10位で、昨年(17~19年の平均)よりいずれも順位を下げ、低落傾向が続いている。