今日の朝鮮・韓国ニュース(2022年12月3日分)

キムチを買って朝鮮学校支援 豊明市がふるさと納税の返礼品に採用:朝日新聞デジタル
 豊明市がウヨの恫喝で「ふるさと納税返礼品*1」から外さないかという危惧はありますが、こうした記事には大いに共感するので紹介しておきます。


拉致被害者の地村保志さんが母校の小学校で早期解決訴える|NHK 福井県のニュース
 選挙権のある大人相手ならともかく小学生相手にこんなことを言って何の意味があるのか?、と地村氏には心底呆れます。


北朝鮮人権週間 自民がブルーリボン着用を通達 - 産経ニュース
 そんな事が拉致被害者帰国と何の関係があるのかと心底呆れます。


集中欠き格下の韓国に屈したポルトガル ロナルド「教訓に」 - 産経ニュース
 こんなタイトルの記事を書きながら「集中欠き格下の日本に屈したドイツ、スペイン」と誰かが書いたら産経は「日本を馬鹿にするな」「何故日本の健闘を素直に評価できない」等とマジギレするんだろうなとは思います。


【ソウルからヨボセヨ】政治家になった記者の話 - 産経ニュース

 韓国では昔から政界入りする新聞記者が多い。学者もそうだから韓国の知識人は政治(権力?)志向が強いということ

 吹き出しました。
 日本とて

政治部記者 - Wikipediaなど参照
【あいうえお順】
安倍晋太郎毎日新聞
 岸元首相の女婿。安倍元首相の父。三木内閣農林相、福田内閣官房長官自民党政調会長(大平総裁時代)、鈴木内閣通産相、中曽根内閣外相、自民党幹事長(竹下総裁時代)など歴任
石井光次郎朝日新聞
 元朝日新聞専務。吉田内閣運輸相、岸内閣副総理、池田内閣通産相、佐藤内閣法相、衆院議長など歴任
緒方竹虎朝日新聞
 朝日新聞政治部長、編集局長、常務、専務など歴任。後に政界に進出し吉田内閣官房長官、副総理、自由党総裁など歴任
北村経夫産経新聞
 元産経新聞政治部長。第三次安倍内閣で経産大臣政務官
◆楠田実(産経新聞
 元産経新聞政治部次長。1967年に産経を退社し、1967年から1972年まで佐藤栄作首相の首席秘書官を務めた。
 なお、産経在職中から「1964年7月に行われた自民党総裁*2に佐藤が出馬する際の公約作りに関与」「1964年11月に佐藤が首相に就任した後も、私的ブレーンとして演説原稿を作成」するなど佐藤とはズブズブの関係にあった(政治記者として明らかに許される態度ではない*3)。佐藤退陣後は、福田赳夫安倍晋太郎のスピーチライターを務めたという(楠田實 - Wikipedia参照)。
鈴木恒夫毎日新聞
 福田康夫内閣で文科相
額賀福志郎産経新聞
 森内閣経済企画庁長官、小渕、小泉内閣防衛庁長官自民党政調会長(小泉総裁時代)、第一次安倍、福田内閣防衛相など歴任
◆橋本登美三郎(朝日新聞
 朝日新聞外信部長、東亜部長など歴任。池田、佐藤内閣建設相、佐藤内閣官房長官、運輸相、自民党幹事長(田中総裁時代)など歴任
羽田武嗣郎朝日新聞
 羽田元首相の父。衆院議員(自民党
◆松島みどり(朝日新聞
 第二次安倍内閣で法相
茂木敏充(読売新聞)
 小泉内閣沖縄・北方等担当相、福田内閣金融担当相、自民党政調会長(谷垣、第二次安倍総裁時代)、第二次安倍内閣経産相、第四次安倍内閣経済財政担当相、菅、岸田内閣外相等を経て現在、自民党幹事長

など「政界と密着した元記者」がいるのによくも韓国を中傷する放言ができたもんです。新聞記者の中に「権力に接近してうまい汁が吸いたい」あるいは「新聞記者として感じた矛盾を政治進出で解決したい」などの理由で政界進出する人間がいるのは古今東西珍しくない話でしょう。
 大体、安倍政権時代は「日刊・安倍晋三」だった産経新聞が良くもふざけたことが言えたもんです。

*1:ふるさと納税について「返礼品を使って税金を集めようとするのは税金の本来の趣旨に反するのではないか」という批判があることは知っていますがそれはひとまず置きます。

*2:現役の総理・総裁である池田が佐藤に勝利したが結局病気(末期ガン)のために1964年10月に退陣表明を余儀なくされた。池田退陣後、総裁選は行われず、池田の後継指名で佐藤が11月に総理・総裁に就任。池田は1965年8月に死去

*3:新聞記者として求められる政治的中立性、政府批判意識が、楠田から完全に欠落してることは非常に問題ですが有能な人間ではあるのでしょう。安倍との交遊を自慢しながらおそらくは安倍に評価されてなかった阿比留とは大きな違いです。