今日の朝鮮・韓国ニュース(2022年12月18日分)(副題:蓮池薫のバカさに心の底から呆れる、ほか)

略奪文化財の返還決まる/英からナイジェリアへ/「ベニン・ブロンズ」116点/「返すべきだ」世界で認識広がる
 日本にも「朝鮮半島からの略奪文化財問題」があり、他人事ではありません。


朝鮮人遺骨の返還を 市民団体が政府間協議要請 祐天寺の700人分:朝日新聞デジタル

 戦時中に日本軍に動員され死亡した朝鮮人軍人・軍属や労働者らの遺骨を祖国に返そうと、市民団体が19日、韓国・北朝鮮両国との政府間協議を求めて厚生労働省に要請書を提出した。

 ノーコメントで紹介だけしておきます。


〈独自〉政府、北情報の収集分析強化 拉致啓発へ「こどもサミット」 - 産経ニュース
 小泉訪朝から20年も経ってから今更「分析強化」もないもんです(呆)。

 「こどもサミット」は、全国各地の中学生を集めた会議を東京で開催。

 これが「児童虐待」「ブラック校則」「いじめや体罰」「ヤングケアラー」「スクールセクハラ」など子どもが密接に関わる問題で「子どもサミット」ならまだわかる。拉致で子どもサミットなんかして何の意味があるのか(呆)。


◆バーター取引を主張する点は評価できるが「家族会、救う会批判ができない中途半端な」蓮池薫

「拉致問題の解決を諦めない姿勢で」蓮池薫さんが高松市で講演|NHK 香川県のニュース
 問題の解決のためには、拉致被害者を返還する代わりに北朝鮮への制裁を一部解除するなど、条件を付けて交渉することも必要だと指摘しました。

北朝鮮の拉致被害者帰国へ「関心持って」 蓮池薫さんが講演 松山 | 毎日新聞
 「アメ」の例として新型コロナウイルスのワクチンなどの人道支援*1を挙げた。

 結局それ以外に解決策はないと思います。それにしても「記事本文に一部解除主張について記載があるだけマシ」ですが救う会や家族会を恐れてるのか、NHKも毎日も記事タイトル(ただの精神論)が酷いですね。

 帰国がかなっていない被害者の親が高齢化しており、「『交渉するのは親が存命の間だけ』など(北朝鮮に)圧力をかけてほしい」と訴えた。

 おいおいですね。蓮池薫のアホさには心底呆れます。
 まず第一に何故蓮池は「特定失踪者デマ」を批判しないのか。あんなデマが日本政府に黙認されてるようでは北朝鮮が交渉したがらないのは当然です。
 第二に何で「親の世代が存命」という言う意味不明な縛りをかけるのか。
 例えば、「きょうだいが存命」では何故ダメなのか。いやそもそも「拉致被害者の家族が全員死亡した」ところで、拉致被害者が帰国することには意味があるでしょうに。「拉致被害者の親」も「まともな親」なら「私が存命の内に帰国して欲しいが、最悪、私の死後に帰国でも構わない。一番大事なのは帰国だ」と言うでしょう(但し、そういうまともな親の声が聞こえてこないのが何ともかんとも)。

北朝鮮は日本のマスコミから『拉致』の言葉が消えるのを期待している。逆に関心が高まればごまかしきれず、避けて通れないと思わせられる」と語り、関心を持ってほしいと訴えた。

 おいおいですね。「横田滋の命日(6/5)」「小泉訪朝(9/17)」「拉致被害者5人の帰国(10/15)」「北朝鮮人権侵害問題啓発週間(12/10~16)」等といった特定の時期を除けば、既に「ほとんどマスコミから『拉致』の言葉は消えてる」でしょう。しかも特定の時期だって「東日本大震災(3/11)」「終戦記念日(8/15)」等と比べてそんなに騒がれてるわけでもない(呆)。後述しますがこの蓮池講演会だって人の入りは相当悪いようですし。
 そして関心が消えるのは拉致問題に進展が無いからです。進展も無いのに「関心を持て」と言ったところで大抵の人間は関心なんか持ちません。一方で「2002年の小泉訪朝」のように進展があれば自然と関心は高まる。何で「国民に関心を持たせるために拉致問題を進展させよう、まずは平壌に常駐事務所を置こう」と蓮池は言わないのか。そんなに家族会や救う会が怖いのか?。家族会や救う会をろくに批判しない蓮池薫には心底呆れます。

 約200人(オンラインを含む)が耳を傾けた。

 オンラインも含めて200人という「人の入りの悪さ」ではもはや拉致は風化したと言っていいと思います。まあ俺も蓮池の講演を今更わざわざ聴きたいとは思いませんし。

*1:人道支援について言えば「制裁解除」や「経済支援」とは違い、「アメ」ではなく「人道主義から当然にすべきこと」と思います。また北朝鮮に限りませんが「外国でコロナが終息しない」と「ワクチンが効きにくい変異株が外国で発生し結果として日本に被害が来る可能性がある」のでそういう意味でもワクチン支援すべきでしょう。