「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2023年1/3日分:荒木和博の巻)

俺Antif@拉致ゲーの強制イベントから逃げられません。前編|富田庵@漫画描き|note
 荒木が紹介していたので気づいたサイトです。作者の富田安紀子も過去には商業誌連載経験(一番のヒット作がTBSでドラマ化された作品)も一応あるのに

富田安紀子 - Wikipedia
◆日之丸街宣女子1~3(2015年、2016年、2018年、青林堂
◆日本が好きでなぜ悪い!*1:拝啓、『日之丸街宣女子』から思いを込めて(2015年、ワニブックスPLUS新書)

ということで今や完全にプロ右翼に転落していますね。
参考

富田安紀子 - Wikipedia
 1987年(昭和62年)の週刊少年ジャンプ37号掲載の「死神に乾杯!」でデビュー。以降、週刊少年ジャンプにおいて富沢佑名義で読み切り作品を発表。その後、青年誌にも活動の場を広げ、1996年(平成8年)からビジネスジャンプ*2に富田安紀良名義で連載されて全8巻で刊行された「ほっといてよ!ママ」は2000年から2002年にかけてTBSテレビの愛の劇場*3にて「ママまっしぐら!」のタイトルでドラマ化された。2006年以降、富田安紀子名義も使用している。


◆荒木ツイート

荒木和博 on Twitter: "労働新聞読者A「ヨボ、金正恩同志や幹部たちが手を挙げてるぞ」 Aの妻「どうせお手上げってことでしょ」 と言っているかどうか分かりませんが労働新聞2020.1月.1「主体革命偉業勝利の活路を明らかにした不滅の大綱(途中長いので略)朝鮮労働党中央委員会第7期全員会議に関する報道」+α。 https://t.co/wmtlMk3Jue" / Twitter

 パロディのつもりのようですがただのくだらない悪ふざけでしかない。

荒木和博 on Twitter: "令和5年1月4日水曜日「荒木和博のショートメッセージ」第995号。日本でも結構ヒットした韓国映画「シルミド」の題材になった1968年1月21日の朴正熙大統領暗殺未遂事件のお話しです。 https://t.co/DmLwdH384s @YouTubeより" / Twitter
映画「シルミド」の題材になった1968年の韓国大統領暗殺未遂事件(R5.1.4) - YouTube

 7分3秒の動画です。タイトルと説明文だけで見る気が失せます。そんなことが荒木の「活動目的のはず」の「拉致被害者の帰国」と何の関係があるのか。何の関係も無い。
 ちなみに「シルミド事件」とは以下のような事件でした。

青瓦台襲撃未遂事件 - Wikipedia実尾島事件 - Wikipedia参照
 朴正煕大統領は青瓦台襲撃事件(1968年1月21日)直後、駐韓米国大使に「北を攻撃しなければならない」と、憤りをあらわにした。事件を北朝鮮が謝罪しない場合は、報復攻撃を行うべきとの書簡をジョンソン大統領に送った。
 ところが、事件直後の1月23日にプエブロ号拿捕事件が発生する。アメリカ軍は空母を派遣するが、ベトナム戦争を戦っている中で、新たに朝鮮半島で軍事行動を起こす余力が無く、また北朝鮮と同盟関係にあったソ連と直接戦争に至る危険性を考慮して、ジョンソンは外交交渉を選んだ。米軍の援助を受けられないと知った朴は、軍の北進を断念した。
 しかし朴は「我々は日夜、このようにやられてばかりいるのか。何か報復する方法はないのか」と北朝鮮への対抗策を求め、政権内部での発言力を強めたかったKCIA(韓国中央情報部)の金炯旭*4部長が、金日成暗殺部隊の創設を決意した。
 これによって1968年4月に創設された空軍2325戦隊209派遣隊は、創設年月から通称「684部隊」と呼ばれ、青瓦台を襲撃した北朝鮮工作員の人数と同じ31人の隊員から構成された。部隊は仁川沖合の実尾島で訓練を受けることになった。
 しかし、ジョンソンに代わって大統領になったニクソンは、デタントの一環として1970年7月に在韓米軍の削減を発表した。すると、1971年4月に北朝鮮が統一会談を提案し、9月に大韓赤十字社と朝鮮赤十字会が予備会談を開始、1972年7月には南北共同声明が発表され、8月に赤十字本会談開始と、立て続けに南北融和政策が行われる中で、1971年に計画は撤回、部隊は存在しない事にされた。
 だが、機密保持のため隊員が島を出ることは認められず、目的を見失った訓練が中止されることもなかったため、事実上、幽閉状態に置かれた隊員の不満は増大していった。ついに24名の部隊員が1971年8月23日に叛乱を起こす。バスを乗っ取ってソウル市内に向けて進み、軍・警察との銃撃戦の末に20名が自爆死した。生き残った4名も軍法会議で死刑判決を受け、1972年に銃殺刑が執行された。

 なお、その後も「文世光事件*5朴正熙暗殺未遂、1974年)」「ラングーン事件全斗煥暗殺未遂、1983年)」を起こす北朝鮮ですが、それ以降はそんなことはしなくなります。
 勿論、これは「ガードが堅くてやりたくてもやれない」と言う面もあるでしょうが、それよりも「韓国が経済大国化(例:1988年のソウル五輪)し、また『北朝鮮の友好国』ソ連、中国と国交樹立する(ソ連は1990年、中国は1992年)一方で北朝鮮が経済ががた落ち」し、その状況は「大統領一人暗殺したぐらいではどうにもならない」ということが大きいでしょう。

荒木和博 on Twitter: "令和5年1月3日火曜日「荒木和博のショートメッセージ」第994号。20年前の今頃、特定失踪者問題調査会発足前夜には色々なことがありました。その一つを。https://t.co/sBzJXP6Kzc @YouTubeより" / Twitter
調査会発足直前の裏話(R5.1.3) - YouTube

 7分13秒の動画です。タイトルと説明文だけで見る気が失せます。そんなことが荒木の「活動目的のはず」の「拉致被害者の帰国」と何の関係があるのか。何の関係も無い。

荒木和博 on Twitter: "何となくスマホで撮ったものをつないでみました。BGMは民社党青年部の愛唱歌「憧れを抱きしめて」(作詞作曲・北川康宏さん 歌・土師一雄さん)。選んだというよりとりあえず手元にあったMP3を使った感じです(しかも途中音が若干乱れます)。まあ自己満足で。 https://t.co/ApPGJ5ktfZ @YouTubeより" / Twitter
撮り鉄気分(模型で R5.1.3) - YouTube

 いかに荒木が旧民社党職員とは言え、そんなことより「拉致被害者の帰国」についてまともなツイートをしたらどうなのか。

*1:トランプ支持者が「米国が好きで何が悪い」、プーチン支持者が「ロシアが好きで何が悪い」というようなもんで醜悪極まりない。

*2:1985年7月に月刊誌として創刊。1986年3月より月2回刊行化、2011年10月5日発売の21・22合併号を以て休刊。月2回刊行の『グランドジャンプ』(2011年11月創刊)が後継雑誌とされる。

*3:1969年2月24日から2009年3月27日までTBS系列で平日の13:00~13:30に放送されていた昼の帯テレビドラマ放送枠

*4:1925~1979年。後に朴正熙と対立し、1973年4月にアメリカに亡命し、コリアゲートや金大中拉致事件を相次いで暴露。1979年10月にフランスのパリで消息を絶つ。1979年当時のKCIA部長金載圭の指示により暗殺されたとみられる。

*5:背後関係は明らかにならなかったとは言えやはりバックは北朝鮮なんでしょう。