今日もkojitakenに悪口する(2023年1月5日記載)(副題:やはりウクライナは危険なナチ国家ではないか?&NHKのあほさに呆れる)

◆やはりウクライナは「危険なナチ国家」ではないのか
単なる女性自衛官募集番組(それも程度の低い)になり下がった「映像の世紀 バタフライエフェクト」の「戦場の女たち」: 白頭の革命精神な日記
 なお、小生はこの番組は未視聴で基本的に「白頭氏の指摘」を全面的に信用した上で記事を書いています。

 (ボーガス:ウクライナ軍の女性兵士)オレーナ・ビロゼルスカ上級中尉。
「あなたはなぜ戦うのか」
 番組の女性ディレクターの質問にこうこたえてくれた。
 「私は第二次世界大戦で戦ったリュドミラ・パヴリチェンコやハンナ・ライチュ*1などの伝記*2を読み、彼女たちのことを尊敬しています。もし誰かが日本を攻撃してきたら*3あなただって戦うでしょう?*4

 白頭氏も指摘していますが、大祖国戦争独ソ戦)でのソ連英雄「リュドミラ・パヴリチェンコ*5(女性兵士)美化」はまあいいでしょう(なお、白頭氏も指摘してますがリュドミラ・パヴリチェンコ - Wikipediaによれば過酷な戦争体験のために精神を病み(いわゆるPTSDアルコール依存症となり58歳の若さで病死。戦争の怖さとアルコール依存症の怖さを改めて実感します)。
 問題は「ハンナ・ライチュ美化」の方です(ハンナ・ライチュ - Wikipedia参照)。
 まず第一に彼女は「ナチドイツの人間」です。ナチドイツの何処が「誰かに攻められたのか?」。もちろんナチの側がソ連や英仏に戦争を仕掛けて返り討ちになっただけです。第二にライチュは実戦経験など全くありません。彼女は軍人とは言えテストパイロットに過ぎません。実戦経験があり命を賭け、また自ら狙撃兵としてドイツ兵士殺害に手を染め、その過酷な戦争体験の結果、精神を病んでアルコール依存症で寿命を縮めたパヴリチェンコとは全然違う。
 それはともかく、NHKが取材したと言うことはウクライナ軍女性将校「ビロゼルスカ上級中尉」は「ウクライナ軍側の推薦*6」でしょうがそれが堂々と「ナチスのライチュ」を美化。
 「田母神が平然とコミンテルン陰謀論を放言してるようなもん」「安倍(泉)が靖国神社乃木神社)参拝を居直ってるようなもん」で、呆れて二の句が継げません。これは未だにウクライナの「ナチ汚染」が酷いことを示していないか。「ウクライナ美化しか能が無いバカ」id:kojitaken(常岡浩介や黒井文太郎なども似たような「ウクライナ礼賛バカ」ですが)はこれでも「ナチス国家の疑い濃厚な」ウクライナを美化し続けるのか?。勿論だからといって「非ナチ化」を口実としたプーチン*7の侵攻は正当化できません*8が、「ウクライナの非ナチ化」それ自体は「何らかの形(勿論平和的な形)」で必要では無いか。
 そして「NHKが無知なのか」はたまた「我々視聴者を『ナチに詳しくない*9』とバカにしてるのか」、ウィキペディアハンナ・ライチュ - Wikipediaにも項目があるナチ女性「ライチュ」を美化する発言を堂々と流すNHKにも呆れます。白頭氏のNHKへの憤慨も当然と言うべきでしょう。
 さてこの拙文を「ウクライナ美化しか能がないバカ」id:kojitakenが1)無視するのか、2)ロシア擁護、ウクライナ誹謗として悪口してくれるのか、3)白頭氏や俺同様にウクライナ女性将校やNHKを非難するのか*10、今から楽しみです。俺はkojitakenが大嫌いなので今後も奴には悪口雑言します。
 俺にとってもはやウクライナは「安倍晋三に媚びるダライ・ラマペマ・ギャルポ」「日本ウヨと野合し、尖閣募金や靖国参拝までしたウイグル活動家」みたいなもんでもはや手放しで評価できる代物ではない。「中国やロシア」の問題点を指摘すればこうした「ダライやウクライナ等の愚行」が正当化できるとは俺は思っていません。「それはそれ、これはこれ」です。
【参考:アルコール依存症と戦争】

戦争が父の心を壊した ~戦後75年 知られざる戦場のトラウマ~ | NHK2020.12.11
 「父親として失格、こういう男にだけはなるまいと思っていた」
 戦争から帰ってきた父親について、ある男性が抱き続けた思いです。戦場で過酷な体験をしたトラウマからアルコール依存や無気力など、戦後、さまざまな症状に苦しんだ元兵士たち。その苦しみは、家族にも大きな影響を与えていたことが近年明らかになってきました。
 戦後75年、ようやく語られ始めた戦争の傷あとを取材しました。
 東京の武蔵村山市、住宅街にある民家の前に建てられたおよそ6畳ほどの建物。ことし5月に開かれた「PTSD日本兵と家族の交流館」です。中には、日本兵が抱えた戦場でのトラウマに関する書籍や展示が並んでいます。
 この施設を作った黒井秋夫さん(72)。亡き父親に対するある後悔の念が黒井さんを突き動かしました。
 黒井さんの父・慶次郎さんは、20歳で陸軍に入隊し武漢*11など中国戦線に計7年間従軍。33歳の時に中国で終戦を迎えた後、中国軍の捕虜となり、34歳で帰国しました。黒井さんが生まれたのは、その2年後のことです。
 慶次郎さんは、黒井さんが幼い頃から一度も定職に就くことなく、家では何もせず、言葉を発することさえほとんどなかったといいます。慶次郎さんが定職に就かないため、一家は貧しい暮らしを強いられることになりました。
 理由も分からないまま、ただただ働かない無気力な父親の姿を見て、黒井さんは次第に反感を募らせていきました。
 反感を持ったまま、30年前に父・慶次郎さんをみとった黒井さん。しかし5年前、慶次郎さんの生前の行動について考え直す大きなきっかけがありました。
 ベトナム戦争に従軍したアメリカの海兵隊*12の講演を聴いた黒井さん。兵士は、帰国後戦場で受けた精神的なストレスからPTSDを発症し、家族へ言葉の暴力を振るうなど関係を築けなかったと語りました。
 黒井さんには、涙ながらに経験を語る海兵隊員の姿と、家で何も言葉を発さずただただ無気力だった慶次郎さんの姿が重なって見えたといいます。
 戦争が日本兵の心の残した深い傷あと。戦後75年もの間、その実態がほとんど語られてこなかったのはなぜなのか。この問題に取り組む、広島大学大学院人間社会科学研究科の中村江里*13准教授にリモート取材しました。
 この問題がこれまで表立ってこなかった理由について中村准教授は次の考えを示してくれました。
◆中村准教授
「何でこういうふうになってしまったのか、というのはよく分からないけれども、お父さんが暴れているとかお酒を飲み過ぎているとか、そういう問題だけが目に付いてしまって、背景が分からないまま、自分の父親やおじいさんを “恥ずかしい存在” というふうに思ってしまう。そのような具合に “家族の中だけの秘密” という形で受けとめられてきたのではないか」
「その当時はPTSDというような診断名もなかったですし、どちらかというと兵士個人の弱さという問題として捉えられていたわけです。」
 黒井さんの活動を知って、父親との経験を語り始めた人もいます。野崎忠郎さん、80歳です。
 父親の幸郎さんは、軍医として満州や激戦地のニューギニアに従軍しました。戦後医師として働き始めた幸郎さんでしたが、7年ほどすると記憶がなくなるまで酒を飲むアルコール依存の状態になり、薬物にも手を出すようになりました。
 野崎さんは、家庭内暴力アルコール依存など、戦後の生活の中で元兵士の家族たちを苦しめた様々な経験が掲載されている黒井さんのホームページを見たとき、自分も経験を残すことで、家族たちにも苦しみがあったことを伝えていかなければならないという気持ちになったといいます。そして、父のことをつづった手記を黒井さんのもとに寄せ、自身の経験を初めて他人に語りました。


泉健太はなぜ幾多の神社からわざわざ「乃木神社」を選んで、これ見よがしのツイートまでしたのか? - kojitakenの日記
 泉批判には同感ですが、「おいおい」と思う点に突っ込んでおきます。

 乃木希典*14は部下を多く死なせてしまった無能な将軍*15だった上に、最悪なことに明治天皇に「殉死」した。そんな人を祀る神社

 「え、それがkojitakenの批判理由なの?」「日本人だけが大事なの?」と絶句です。
1)乃木が台湾征討戦争(勿論侵略戦争)を行ったこと
→但し、その後、この点についてはkojitakenは台湾出身者としては、「日台友好」を唱えるなら台湾出兵などに関わる乃木希典を奉る神社への参拝は、靖國神社へ参拝するのはほぼ一緒です。(アリエル・クッキー・リュウ氏) - kojitakenの日記で触れていますが。
2)乃木が第三軍司令官を務めた日露戦争の戦争場所が日本でもロシアでも無く中国であること(中国の主権を侵害している)
3)日露戦争で勝利したことで韓国植民地化の障害がなくなったこと(そして韓国植民地化へ突き進む)
4)日露戦争で獲得した満州利権が「満州事変→日中戦争」と言う形で日本の自滅につながった
ことなどはどうでもいいのか?
 またコメント欄でご指摘がありますが、このkojitakenの珍論なら「殉死しない有能な軍人を祀った神社」なら泉は参拝して良かったのか。そういう話じゃないでしょう。いや東郷神社、児玉神社、西郷神社に祀られた東郷*16、児玉*17西郷従道*18が有能な将校か俺は知りませんが。
 それにしても

前川喜平(右傾化を深く憂慮する一市民)
 明治天皇に殉死した長州閥の軍人を神と崇める行為。無自覚なのか意図的なのか知らないが、これにより失う支持者は、得られる支持者より多いだろう。

ということで前川氏がリベラルであることは「嬉しい驚き」ですね。
 元文科事務次官で「中曽根元首相の女婿(前川氏の妻は中曽根の娘)」なんて人間はてっきり「加戸守行 - Wikipedia(元文部省官房長。退官後、愛媛県知事日本会議愛媛県支部相談役というプロ右翼)」のようなウヨかと思っていました。
 それにしても泉が「無能なバカウヨ」であることは以前から分かってることなので問題はそんなバカを「参院選敗戦」を理由に辞任させられない立民関係者にあるといっていい。このままでは立民が「自由党小沢一郎グループ)」「新党平和公明党)」「新党友愛*19民社党)」「太陽党*20(羽田元首相グループ)」「フロムファイブ(細川元首相グループ)」と「四分五裂した新進党」のようになる日もそう遠くないのではないか。

*1:後述しますがソ連側のパヴリチェンコと、ナチスドイツ側のライチュを同列に並べて疑問を感じないとはビロゼルスカ上級中尉は頭がおかしい。俺のウクライナ評価がまた低くなりました。

*2:パブリチェンコの回想録『最強の女性狙撃手:レーニン勲章の称号を授与されたリュドミラの回想』(邦訳:原書房)やライチュの回想録『私は大空に生きる:鉄十字章に輝く女性パイロットの手記』(邦訳:白金書房)のことか?

*3:今の日本において「外国の日本侵攻」などまずありえないので「NHKはふざけるな」という話です。

*4:白頭氏も憤慨していますが、氏に寄れば「リュドミラ・パヴリチェンコ」の「アルコール依存症による早死に(享年58歳)」にNHKはまるで触れず、こうした勇ましい発言ばかり垂れ流したというからふざけてます。NHKは戦争の悲惨さをそんなに隠蔽したいのか?

*5:1916~1974年。ソ連軍が数多く登用した女性スナイパー(狙撃手)の中でも、公的に確認できる戦果がドイツ兵309名射殺という傑出した成績を残したソ連史上最高の女性スナイパー。1943年にソ連邦英雄受賞、最終階級は少佐

*6:追記:後で気づきましたが、オレーナ・ビロゼルスカ - Wikipediaという項目がウィキペディアにある著名人でウクライナ政府、軍も広報担当の一人として活用してるようです。

*7:というか、こうなると「軍事侵攻という方法論」は言うまでもなく「明らかに間違い」ですがプーチンの「ウクライナへのナチ呼ばわり」は「無根拠のいいがかり」「侵攻正当化のデマカセ」では無く、少なくとも「非ナチ化(ゼレンスキー政権転覆による傀儡国家建設?)」はプーチンの主観では真面目に「ナチ国家ウクライナのロシア侵攻」に怯え「ロシアが殺られる前にナチ国家・ウクライナを殺る」「まだ今ならウクライナはロシアより弱いから殺れる。今殺るしかない、これは自衛戦争だ」だったのかもしれない。

*8:こう断っておかないとkojitakenは「ボーガスがプーチンの非ナチ化(ウクライナ侵攻)を支持した」と確実に誹謗しますので。と言うか、こう断ってもkojitakenによる「ボーガスがプーチンの非ナチ化(ウクライナ侵攻)を支持した」という誹謗の可能性がありますが。

*9:確かに俺は詳しくないし、多くの人間は詳しくないでしょうが

*10:とはいえ「3)はない」と確信を持って断言できますが。

*11:湖北省省都

*12:『「ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?」 ベトナム帰還兵が語る「ほんとうの戦争」』(アレン・ネルソン):講談社文庫|講談社BOOK倶楽部のアレン・ネルソン氏のこと

*13:著書『戦争とトラウマ:不可視化された日本兵の戦争神経症』(2018年、吉川弘文館

*14:歩兵第1旅団長(日清戦争)、第2師団長(台湾征討戦争)、第3軍司令官(日露戦争)、学習院長など歴任

*15:俺個人はそういうことはあまり気にとめていません。そもそも乃木希典 - Wikipediaに乃木愚将説(司馬遼太郎)とは別途「乃木は司馬が非難するほどの愚将ではない」と言う反論が書かれてるように素人には評価は困難では無いか。正直、id:kojitakenは司馬という権威に盲従してるだけでは無いか?。そもそも無能であろうが有能であろうが戦争すれば人は死ぬし、日露戦争は「日本が一方的に侵略された戦争」ではなく回避不可能な戦争では無かったわけです。つまり「日露戦争が現在の視点では明らかな侵略戦争であること」の方が問題でしょう。

*16:日本海海戦の英雄、連合艦隊司令長官、後に海軍軍令部長

*17:日露戦争において満州軍総参謀長、後に参謀総長。また一時台湾総督を務めた

*18:西郷隆盛実弟。文部卿、陸軍卿、農商務卿、第一次伊藤、黒田、第一次山県内閣海軍相、第一次山県、第一次松方内閣内務相、第二次伊藤、第二次松方、第三次伊藤、第一次大隈内閣海軍相など歴任。元老の一人

*19:後に民主党(鳩山、菅直人グループ)、民政党と合同し民主党

*20:後にフロムファイブと合同し民政党(羽田党首)