今日のボーガス川柳「異次元でなくていいので成果出せ」(副題:今日も「反党分子」松竹伸幸に悪口する)

 「異次元でなくていいので成果出せ」は岸田首相の「異次元の少子化対策」表明にネット上で総ツッコミ「ついにSFの世界へ?!」「浅はか」:中日スポーツ・東京中日スポーツ2023.1.17(後で引用します)を読んでの俺の感想です。
 なお、岸田レベルにすら少子化問題を「論じない」「多分興味すらない」くせに「党首になる覚悟がある」と抜かすバカ「松竹伸幸」には「黙れ、バカ!」「くたばれ、カス!」「安保問題しか興味ないお前に党首なんか任せられるか、安保問題だけが政治の重要施策か!。なんで手前、少子化問題にこんなに興味ねえんだよ!。まあ、お前が興味ねえのは少子化問題だけじゃないけどな」と怒りが収まりません。
 何せ松竹ブログを「少子化」でサイト内検索をかけてもヒットする記事は

自衛隊へのリスペクトはどこから来るか | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
 少子化と大学進学率の向上などで、自衛官として募集対象の18歳人口は、1992年の70万人から今年は19万人に減っている。その中でどう自衛官を確保していくかは大事な問題だと考える。

の一つだけ。しかも「タイトルで分かるように」松竹記事の本筋は「少子化自体の克服(国、自治体の子育て支援*1、婚活支援*2不妊治療支援等による出生数の増加など)」、「少子化で生まれる問題(労働力不足、税負担人口の減少など)の克服」といった「少子化対策」ではない。
 「少子化の中でどうやって自衛官を確保するか」という

少子化問題でお前が気になるのはそこかよ。労働力不足でも、『税や社会保険料(年金、介護など)を負担する人口の減少』でも、『共産党に入党する若手党員数の減少の恐れ』でも、ねえのかよ(呆)。お前、防衛省の役人かよ(呆)
◆ちなみに『少子化で労働力が不足するなら外国人を移民*3すればいい』つう『解決策』についてどう思う?。勿論、「賛成」「反対」以前に移民問題について、お前、何も考えてないよな。『移民』でお前のブログをサイト内検索しても北朝鮮本、アマゾンで購入可能になりました | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Amebaつう記事(勿論移民問題がテーマでは無い)しかヒットしないしな。その程度の人間が党首になりたいとか笑わせるな。
◆『少子化で年金や介護の保険料負担人口が減少するなら、そもそも保険料に頼ることはやめて、年金や介護は全額国庫負担にすればいい』つう『解決策』についてどう思う?。勿論、「賛成」「反対」以前にこの問題について、お前、何も考えてないよな。年金、介護でサイト内検索しても共産は「総合合算制度」に乗れない | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Amebaつう記事(『消費税10%を前提にした立民の総合合算制度には消費税増税反対派の共産は乗れない』と松竹がいうだけでそれ以上の年金、介護問題等への検討はなし)位しかヒットしないしな。その程度の人間が党首になりたいとか笑わせるな。

と言いたくなる酷い内容です。
 どうも松竹には「異次元の安保政策」しか興味が無いようです(松竹への皮肉のつもり)。まあ、「共産は維新と共闘しろ、そのために安保政策を右にシフトしろ」という松竹の主張は「志位執行部の方針」「大多数の共産支持者の願望」に全く反しているという意味ではある意味「異次元」ですが。ここでの「異次元」は「問題外」「論外」と言い換えてもいい。
 しかし「松竹信者」を除けば「松竹非難」が目的とはいえ、俺ほど松竹ブログを熱心に読んでる人間も「もしかしたら」他にいないのではないか。

参考

本気とは思えない岸田首相の「異次元の少子化対策」の怪しさ かつて安倍元首相も大言壮語|日刊ゲンダイDIGITAL前川喜平(元文部科学事務次官)2023.1.19
 1月4日の記者会見で「異次元の少子化対策*4に挑戦する」と大言壮語した岸田首相。しかし、その具体的な内容は不明だ。
 問われるべきは、具体的にどの政策を、どの程度まで、どの財源で、いつまでに実現するのかだ。
 岸田首相は小倉こども政策担当相に対し、関係省庁の局長級の検討会議を設け、3月末をめどにたたき台を取りまとめるよう指示し、「将来的な子ども予算の倍増」に向け6月に策定する「骨太方針」までに大枠を示すと言明したが、肝心の財源については何も語らない。
 これではどこまで本気なのか、かなり怪しい。わざわざ「ようやく本気になったと思ってもらえるようにする」などと言ったが、それこそが怪しい。額も期間も財源も示した「防衛費の倍増」と比べて明らかに本気度が違う。
 だいたい「将来的」とは何年先なのかもわからない。
 岸田政権は、考え得る限りの財源を防衛費につぎ込むことにしたのだから、国の財布はもう空っぽだ。いったいどこから少子化対策の財源を生み出すつもりなのか。
 企業に拠出金を出させる案が取り沙汰されているが、(ボーガス注:財界の献金を受ける自民は)企業が嫌がることはしないだろう。
 やはり狙われるのは消費税だ。すでに甘利明氏は(ボーガス注:消費税増税の)本音を漏らした。
 しかし、若者が結婚も出産もあきらめるのは経済的理由が大きい。低賃金と非正規労働の拡大が少子化の根本原因だ。物価高騰により実質賃金は減っている。そんな中で消費税を引き上げて少子化対策ができるなどと考える人間は頭がどうかしている。
 財源ならある。まず所得税の「1億円の壁」を解消し、実効税率の累進性を高めて富裕層から税金をとればいい。相続税の累進性も強化したらいい。子や孫への教育資金や結婚・子育て資金の一括贈与を非課税にする税制などは、明らかな金持ち優遇税制だから即刻廃止すべきだ。内部留保を貯め込む大企業からは法人税をもっと取ったらいい。しかし、岸田政権はそんなことはしないだろう。
 少子化対策で大言壮語したのは岸田首相が初めてではない。思い起こせば2015年9月、当時の安倍首相は「新3本の矢」の一つとして「夢をつむぐ子育て支援」を挙げ、2020年代半ばまでに「希望出生率1.8」を実現すると公言した。ところが(ボーガス注:安倍政権がかけ声ばかりで、具体的な策を打たなかったこともあって)2015年に1.45だった合計特殊出生率はその後低下し続け2021年は1.30。安倍首相は本気ではなかったのだ。
 岸田首相も本気ではないが、少なくとも統一地方選までは本気のふりをするのだろう。

岸田首相の「異次元の少子化対策」表明にネット上で総ツッコミ「ついにSFの世界へ?!」「浅はか」:中日スポーツ・東京中日スポーツ2023.1.17
 岸田文雄首相が4日、訪問した伊勢神宮で年頭会見に臨み、今後の優先課題として「異次元の少子化対策」や「インフレ(物価上昇)率を超える賃上げ」の実現に取り組むと明らかにした。SNS上では「異次元の少子化対策」などの関連ワードがトレンド入り。「ついに打つ手がなくSFの世界へ?!」「強い言葉を使えば良いと考えてるなら浅はか」などの厳しいツッコミが相次いだ。
 内閣支持率低迷が続く政権の浮上を狙う首相が「異次元の少子化対策に挑戦し、大胆に検討を進める」などと力を込めた会見の内容について、国民民主党玉木雄一郎*5代表は自身のツイッターで(異次元の少子化対策の)言葉づかいはともかくと前置きした上で「いずれも方向としては間違っていない」と同調した。
 しかし、ツイッター上では「当たり前の少子化対策もできてないのに『異次元』とか」「多分素人には想像もつかない様な、とんでもない施策だよね」「少子化対策、別に異次元ではなくていいので、とりあえず今の次元にいる子どもたちのことを大切にしてほしい」「異次元の早期退陣願います」と厳しい声が相次いだ。

子ども予算「倍増」っていつ実現? 基準は? 「公約」にした岸田首相が明言しないのはなぜなのか:東京新聞 TOKYO Web
 岸田文雄首相が年頭会見で表明した「異次元の少子化対策」に不可欠な「子ども関連予算の将来的な倍増」について、増額の規模や時期など詳細を示そうとしない。政府内の議論を踏まえると、倍増には年5〜6兆円の新たな財源が必要になるとみられるが、政府・与党にとって、4月の統一地方選を控えて増税など負担を巡る議論は避けたいのが本音。首相就任前から打ち出していた「公約」にもかかわらず、曖昧な遠い将来の目標になりかねない。(坂田奈央)
 松野博一官房長官は16日の記者会見で、本紙が倍増のベースとなる予算額を質問したのに対して「まずは政策の中身についてしっかりと検討を進めていく必要がある」と述べるにとどめ、正面から答えなかった。
 政府関係者からは「児童手当の大幅引き上げも含め5兆5000億円から6兆円ほどが必要」との声も上がる。これらの議論を踏まえれば、倍増には最低でも年5〜6兆円を確保しなければいけないことになる。
 だが、首相は具体的な説明を避け続けている。
 2021年の自民党総裁選で「(支出は)経済協力開発機構OECD)で最低水準だ。思い切って倍増していかなければならない」と強調していたのに、昨年1月の国会では「将来的には倍増を目指したい」と述べるだけで、規模だけでなく、期限についても口をつぐむ。防衛費の大幅増で「27年度に国内総生産GDP)比2%」を「金額ありき」で指示した姿勢とは対照的だ。
 公的支出のGDP比が低い国ほど出生率が低いと指摘され、OECD調査によると、子ども・子育て支援に関わる公的支出(17年)は日本がGDP比1.79%で平均(2.34%)以下。出生率を引き上げたフランス*6(3.6%)や英国(3.23%)の半分程度にすぎない。
 結婚、出産、子育てを経済学的に研究する東大大学院の山口慎太郎*7教授は「研究では子ども予算は(ボーガス注:人口増による?)税収(ボーガス注:増)や財政支出削減などでほぼ返ってくるので、投資と捉えるべきだ。フランスや英国並みに倍増させる必要がある」と指摘している。

首相の少子化対策財源、増税論隠しに躍起 政府・与党「負担増なら統一選大敗」:北海道新聞デジタル2022.1.13
 岸田文雄首相が4日の年頭記者会見で打ち出した「異次元の少子化対策」の財源を巡り、政府・与党幹部らが増税論の打ち消しに躍起になっている。政府が検討する児童手当の拡充などには巨額の財源が必要となるが、統一地方選を4月に控え、国民の負担増となる議論を前面に出したくない思惑がある。
 公明党山口那津男代表は11日のBS番組で、少子化対策の財源について「国民の理解を得るのが先だ。いきなり増税論が先行して出てくるのは避けるべきだ*8」と述べ、増税論議をけん制。
 菅義偉前首相も10日に訪問先のベトナムで「消費税を増税して少子化対策をやるとは全く考えられない」と記者団に語った。
 発端となったのは、自民党税制調査会顧問の甘利明*9前幹事長の発言だ。5日のBS番組で「将来の消費税(増税)も含め、地に足をつけた議論をしなければならない」と述べ、消費増税も検討対象との考えを表明。松野博一官房長官が翌6日の記者会見で「消費税には当面触れることは考えていない」と述べるなど、政府も否定に追われた。
 児童手当の国負担分の予算額は2022年度で約1兆3千億円。仮に消費税増税のみで倍増させるなら、0・6%の税率引き上げが必要となる。3月末をめどに政府方針のたたき台をまとめる方針だが、直後の4月に統一地方選が行われるだけに、首相周辺は「たたき台では財源を出さない」と明言する。
 政府は防衛費増税に伴い、早ければ24年度にも法人税などを増税する方針。自民中堅は「これ以上負担増を求めたら統一地方選で大敗する。増税論議はしばらく封印してもらうしかない」と漏らした。

 軍事費倍増(異次元の軍拡)については具体策を進めながら本当に「自公はふざけんな」としか言いようがない。こんなんで何が「異次元の少子化対策」なのか。
 なお、「違憲だよ、あげる君」「軍事費上げすぎさん」(岸田)の軍拡増税には

◆「岸田軍拡は違憲」「違憲だよ、マジで」
◆「岸田軍拡は(増税や福祉予算カットなどで)国民生活破壊」「破壊だよ、マジで」
「違法だよ!あげるくん」あげすぎさん篇1 - YouTube「違法だよ!あげるくん」あげすぎさん篇2 - YouTubeの「無断アップロードは違法」「捕まるよ、マジで」風に)

と反対の俺ですが少子化対策増税には
1)まともな少子化対策であることの証明
2)増税が必要なことの証明
3)増税にあたり「消費税増税」ではなく「累進課税強化」「大企業の法人税増税」など「富裕者の課税負担を重くし、貧困者の税負担を軽くする」
等の条件付きですが反対はしません。

*1:子育ての経済的負担が重いことが少子化を助長してるという主張への対応

*2:「非婚化(そもそも結婚しない)」「晩婚化(結婚してもその頃には出産可能年齢を過ぎている)」が少子化を助長してるという主張への対応

*3:安倍政権での「移民を増やす方向での入管法改定」はこうした流れの一つです。他にも労働力不足克服策として「定年退職した高齢者の再就職(自民党や財界が主張する定年延長論もこの流れの一つ)」「専業主婦の就職支援(安倍政権での女性活躍推進はこの流れの一つ)」「産業用ロボットの開発」等が主張されている。追記:今日のボーガス川柳「異次元でなくていいので成果出せ」(副題:今日も「反党分子」松竹伸幸に悪口する) - bogus-simotukareのブログコメント欄で「就職氷河期世代や障害者や長期無業者・フリーターなどの就職支援」という指摘を頂きましたが要するに「従来就業してなかった人間(就職氷河期世代や障害者や長期無業者・フリーター、定年退職者、専業主婦あるいは外国人移民受け入れ)を就業させよう」というのが解決方策の一つです。

*4:勿論元ネタは「安倍政権」の「異次元の金融緩和」

*5:玉木の「岸田応援団」ぶりを酷評する中日スポーツです。

*6:フランスの少子化対策については、中島さおり『なぜフランスでは子どもが増えるのか:フランス女性のライフスタイル』(2010年、講談社現代新書)、高崎順子『フランスはどう少子化を克服したか』(2016年、新潮新書)といった著書がある。

*7:著書『「家族の幸せ」の経済学:データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実』(2019年、光文社新書)、『子育て支援の経済学』(2021年、日本評論社)など

*8:国民の理解も得ずして軍拡増税をぶち上げた連中が良くも言ったもんです。

*9:未だに「UR疑惑」甘利がでかい面をしてることには心底うんざりします。