今日の産経ニュース(2023年3/9、10日分)(副題:今日も松竹伸幸に悪口する、ほか)

【チャンネル正論】コラボ問題 川松都議怒りの追及 - 産経ニュース
 ということで今や「右翼の組織的フェミバッシング」と化しているコラボ問題です。
 「発言する女性への攻撃」/Colabo「支える会」が報告会(2023.2.28)といった赤旗のコラボ擁護記事は当然と言えるでしょう。ウヨが言いがかりをつける「コラボと共産の癒着」と言う話ではない。
 それにしても、こういった「身近な問題」には全く無関心な「安保バカ(安保以外全く無関心)」松竹伸幸には心底呆れます。それで何が「党勢拡大」なのか。志位執行部の方がよほど松竹より「党勢拡大」を真面目に考えてると言うべきではないか。
 なお、コラボ問題については

東京都若年被害女性等支援事業は最初から4団体に委託しているのだから、もし制度に不正があるならば1団体の問題ではない - 法華狼の日記2022.11.17
Colaboが約1300万円の人件費をもちだしていたという情報を見て、人件費を按分していなかったミスの背景を想像する - 法華狼の日記2023.3.7

と言った右翼批判(他にもあるでしょうが俺の目についたモノ)を紹介しておきます。


【主張】日本人の幹部解任 WHOは説明責任果たせ - 産経ニュース
 勿論「WHOのアジア太平洋地域国(日本を含む)のみへの閉じた説明」であれ、「広くマスコミに発表」であれ、何らかの説明責任は果たすべきですが、「部下によるパワハラ告発」「しかもそのパワハラ行為には発展途上国出身の部下に対する人種差別発言(発展途上国は経済的、政治的に劣ってるから、発展途上国出身の部下は軒並み無能、など)もあったらしい」という報道を信じる限り「解任は当然」としか思えません(告発が虚偽でない限り)。部下の信頼を失ってる上にその理由が「パワハラ(しかも人種差別もあった)」というのではとても留任させられないでしょう。
 そして無実なら「不当な更迭」になってしまい、彼との関係は勿論「彼を推薦した日本政府」との関係もまずくなりかねないのでそういうことを果たしてWHOが強行するかどうか。
 産経は

 葛西氏は、WHOトップのテドロス*1事務局長の後任の最有力候補の一人と目されていた。

として、告発を「反葛西*2派(テドロス事務局長派?)の謀略」であるかのように描写していますが、勿論、現時点でWHOが明確な説明をしたがらないことについては産経のような「無実、謀略」以外にも「WHO執行部の保身」で説明は十分可能です。
 彼のパワハラを詳細に説明すれば場合によっては「もっと早くパワハラの事実を把握できなかったのか?、上意下達の閉鎖的な空気が内部告発を阻害したのではないか?」「もっと早く更迭できなかったのか?、まさかとは思うが内部告発を当初無視してはいなかったか?」というWHO執行部の責任問題が浮上しかねません。また、詳細に説明し「パワハラが間違いない事実」として世間に認知されれば、彼のキャリアが完全に終わりかねません。いかに厚労省出身(厚労省からの出向)とはいえ、厚労省も「パワハラでWHOを首になった人間」を簡単に「厚労省の役職」に就けるわけにいかないでしょう。そして仮に今回を契機に厚労省を退官したとして「パワハラで更迭」の彼を進んで雇用する組織(病院など)があるかどうか。
 彼をWHO幹部として推薦した日本政府についても「何であんな奴を推薦したのか?、過去に今回のようなパワハラの事実は本当になかったのか?」「他に適任者はいなかったのか?」という批判が起きかねない。詳細な説明をして「彼や日本政府」と完全に対立関係になりたくない(パワハラの事実は否定できないのだから、こんなことで日本政府や葛西もごねたりしないだろう、ごねたらかえって葛西らにとって藪蛇だ)、とWHO執行部が考えても不思議ではない。とはいえ日本政府や葛西がいつまでも「無実」を言い募るのならWHOも「パワハラ(人種差別発言含む)」について詳細な説明をするのではないか。


イトーヨーカ堂の14店舗を閉鎖へ アパレル事業撤退も セブン&アイ - 産経ニュース
 最大手イトーヨーカ堂ですらこれ(昨今はセブン&アイにおいてはコンビニ事業『セブンイレブン』の方が収益の主力とされる)とは「デパート苦境」を改めて感じます。この結果、田舎は車でないと行けない「郊外型ショッピングセンター(イオン、コストコ三井アウトレットパークなど)」ばかりになり、「買い物難民」問題が助長されるわけです。

*1:エチオピア保健相、外相などを経てWHO事務局長

*2:1965年生まれ。厚労省大臣官房国際課課長補佐、宮崎県福祉保健部次長、WHO西太平洋地域事務局感染症対策課長、WHOベトナム代表、WHO西太平洋地域事務局次長等を経て、今回更迭されるまでWHO西太平洋地域事務局長