ウクライナ 東部のバフムトで劣勢か ロシアは外交活動を活発化 | NHK | ウクライナ情勢
バフムトの戦況についてイギリス国防省は（中略）ウクライナ側は依然、バフムトの西部地区を保持しているものの（中略）一部の地域からは撤退を余儀なくされているとしています。
バフムトについては、アメリカのシンクタンク戦争研究所も12日、ロシア側がバフムトの76.5％以上を支配しているとみられると発表していて、ウクライナ側は厳しい状況が続いているものとみられます。
勿論、「キーウ陥落」のような「ロシアが圧倒的に有利な事態」になることはまずあり得ないでしょうが、報道が「事実であるならば」、「戦争がいつ終わるか分からない膠着状況」であることが改めて明らかになったと言えるのではないか。そういう意味では「早期停戦論」には「一定の正当性、合理性がある」といえるでしょう。
「ウクライナ負ければ、次は台湾」 ポーランド首相：時事ドットコム
ウクライナの敗戦の可能性自体が低いですし、「ウクライナ、ロシア関係」と「中台関係」は違うので、「ロシアが勝利→中国が侵攻」という「論理関係」にはない。呆れる放言と言うべきでしょう。
“ウクライナ軍事支援の機密文書がSNSで拡散”報道 米国防総省も調査 | NHK | ウクライナ情勢
1）内容は本物なのか
2）本物であるにせよ、偽者であるにせよ誰が何の目的で拡散しているのか
が問題ですね。
ウクライナと機密共有 政府、武器支援へ環境整備 - 日本経済新聞
ウクライナ紛争をダシに「軍事協力」はては「武器提供」を推進しようという「憲法九条に反する」岸田政権の画策には大いに警戒し、批判すべきでしょう。この点「ロシア批判」しかしないkojitakenには心底呆れます。
世界遺産の大修道院トップ、ロシアによる侵略正当化で「６０日間自宅軟禁」 : 読売新聞
「ロシア支持発言」が事実だとしても、道徳的是非*1はともかく、そんなことで「60日間の自宅軟禁」を政府が行っていいのかと思います。
ロシア サンクトペテルブルク カフェで爆発 1人死亡19人けが | NHK | ロシア
一体「誰の犯行なのか」が問題です。
ウクライナ側の犯行なら非難されて当然です。民間人を巻き添えにするテロは許されない。「ロシアの無法な侵攻」はテロを正当化しない。
なお、ロシア思想家の娘爆殺、ウクライナ関与と米情報当局判断＝ＮＹＴ | ロイター（2022.10.6）、ロシア思想家の娘暗殺、ウクライナ政府の関係者が承認か 米当局が把握と情報筋 - CNN.co.jp（2022.10.6）でわかるように、今回の事件が「ウクライナ側の犯行」の可能性は十分あるでしょう（勿論「ドゥーギン娘の暗殺」について、「ウクライナ犯行説」報道をした欧米メディアは親ロシアではない）。
一方で「ロシア側の自作自演（ロシア国民の反ウクライナ感情を高め、プーチン支持につなげるため）」ならロシア側が批判されることになる。いずれにせよ「容疑者が逮捕された」そうなので、今後の報道を注目したい。
【花田紀凱の週刊誌ウォッチング】（９１８） クリミア奪還は可能か、充実のＮＷ誌対談 - 産経ニュース
戦争の焦点は「ウクライナ軍のクリミア奪還作戦」へ 小泉悠×河東哲夫・超分析｜ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
小泉
私もクリミア奪還の可能性はあると思っています。
産経が紹介する小泉発言ですが、「ロシアの敗戦を希望する読者に媚びてるのか」、小泉も随分と吹いたもんです。
昨年2月の侵攻以降に併合された「四州」の奪還すら実現できてない現在、「2月侵攻以前（2014年3月）に併合されたクリミア（取り返すめどが立たないので長い間、ウクライナが黙認状態）」についてこんなことを言うのは無責任な放言でしかないでしょう。
俺なら「可能性は勿論ゼロではないが、四州奪還もできない現状でそんなことを言うのは馬鹿げてる」「そんなことを言うのは2月の侵攻前に戻してからの話だ、その前では現実性に乏しい」と言いますね。
なお、ノルドストリーム爆破については「ロシア犯行説（自作自演説）」を言い募るかと思いきや、マスコミ報道など「今後の様子見」とまともな小泉です（ロシア・CIA・親ウクライナ派、ノルドストリーム爆破は誰の犯行か 河東哲夫×小泉悠｜ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト参照）。ウクライナや米国が「ロシアへの打撃目的」にやった可能性は「現時点では全否定できる話ではない」ので当然ではあるのですが。
ＩＯＣがウクライナ批判 露選手参加で欠場方針に - 産経ニュース
ＩＯＣはウクライナ選手が大会を欠場しても「世界が止めたいと願っている戦争に対して何も効果はないだろう」と指摘した。
こうした指摘には全く同感です。対ロシア経済制裁ならともかく。
*1:勿論俺は非の立場ですが
