◆黒坂ツイート
デマも甚だしいですね。志位氏がいつそんな台湾敵視を言ったのか。なお、黒坂の言う「台湾の存在否定」が「台湾との国交否定」を意味するなら*1日本に限らず「中国と国交がある国」は全て「存在否定」です。日本の政党で「存在を否定しない政党」は「国政政党」では共産に限らず何処にも存在しない。勿論、政権与党自民党も「1972年の田中訪中」からずっと「存在否定」です。
この屁理屈だと「国公立大学の教員人事」に国や自治体が不当介入しても「文句があるなら私立大学になればいい」となってしまうので、無茶苦茶にもほどがある。
なお、
学問の自由 骨抜きに〈学術のゆくえ〉隠岐さや香=思索のノート|信濃毎日新聞デジタル 信州・長野県のニュースサイト2022.12.25
プーチン政権は2010年代にロシア科学アカデミーの財源を奪い、会長人事権にも干渉する大改革を行っている。
等の指摘によればロシアプーチン政権が「科学アカデミー(日本の学術会議にあたる)の人事」を完全に「プーチン支配下」に置いてるようで、「日本政府はロシアの方向を目指すのか?」という批判が出ています。
そういう批判に黒坂らは「ロシアには問題はそもそもない」とプーチン政権を容認するのかと言ったら恐らく「詭弁や話のすり替え」はできても、まともな返答はできないでしょう。
黒坂真がリツイート
◆松崎いたる
2022年7月30日の「しんぶん赤旗」より。
「安倍元首相の(ボーガス注:暗殺)事件は、間違っているが、(親が信者のため)苦しんで、苦しんできた山上容疑者が起こしたことを理解してほしい」。
私はこうしたテロリスト擁護の発言を無批判に報道することに脅威を感じます。
何処が山上擁護なのかと心底呆れます。それにしても松崎も除名されたとはいえ、当初は「今の松竹伸幸同様」に「党に問題があるから批判しただけでむしろ党を愛している」「右翼転落したわけではない」と言い訳していたくせに今や「ただの反共右翼分子」にまで転落して恥ずかしくないのか。
黒坂真
宮本徹議員は、軍事に対して軍事で対応する事に断固反対ですね。ミサイル防衛に断固反対。それなら要人に爆弾*2や銃弾*3が当たらないよう、要人の周囲に何らかの安全網を配置する事にも断固反対。
◆宮本徹
暴力でことを成し遂げようということは許されない
【速報中】岸田首相 演説先で爆発音 首相は無事 24歳の男逮捕 | NHK | 事件
宮本氏に対するリツイートがこれとは心底呆れます。
「ミサイル防衛反対」は共産党の理解では「専守防衛を逸脱する」からであって「専守防衛の枠内」なら共産党も「軍事対応」は否定しない。
ましてや「過剰警護(北海道警の野次排除事件のように、安倍の警護を口実に政治活動を妨害)」でもない限り「要人警護に反対」のわけがない。宮本ツイートもそのように理解できる箇所はどこにもない。
黒坂真
山添拓議員は、中国共産党が日本を攻撃するというのは、米国を巻き込む事を考えると合理的でなく、現実性を欠くとお考えですね。以前、そのような発信をされました。山添拓議員の本音は、日米軍事同盟が中朝露の日本攻撃を抑止している、だと考えられます。
おいおいです。「現状認識」と「それに対する評価」は別問題です。山添氏の指摘は「現状認識」にすぎず「日米安保」を肯定的に評価しているわけではない。
例えば「米国(中国)を巻き込むことを考えると北朝鮮の韓国侵攻(韓国の北朝鮮侵攻)はない」という現状認識は、その人物が「第二次朝鮮戦争反対」の立場であっても、必ずしも「米韓や中朝の軍事同盟」の支持(米韓や中朝の軍事同盟のおかげで第二次朝鮮戦争の可能性が減って良かった、今後もこれらの軍事同盟の継続を支持する)を意味しない。
まあ、1)在日米軍がなくても自衛隊だけでも世界有数の軍隊、2)日本侵攻すれば、現在ロシアにされてるような欧米の経済制裁が不可避、また日本企業の中国撤退も助長し中国経済に大打撃、3)「自国領扱い」している台湾の侵攻より日本侵攻を重視するとは思えない、4)尖閣問題程度で日本侵攻するわけもない、と言う意味で「在日米軍」を持ち出さなくても「中国の侵攻はあり得ない」のですが。
黒坂らウヨが放言しているだけでそんな計画の存在が証明されたことは一度もありません。そもそも「(軍服を着ずに?)民間人を装おう」が武器を所持してる(そして海保等が退去させようと尖閣に来たら戦う?)時点で民間人という言い訳は成り立ちません。そんな無茶苦茶なことは中国もしないでしょう。