「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2023年5/2日分:荒木和博の巻)

チャンネルAJER「オレやら」配信開始!【調査会NEWS3718】(R5.5.3): 荒木和博BLOG
 そもそも「チャンネルAJER」自体が「日本経済復活の会(略称:AJER)」というマイナー右翼団体が運営する「ウヨしか見ないようなウヨコンテンツ」なので、そんなもんに出演して荒木らが広報したところでほとんど社会的影響力はないでしょう。
 AJER出演者リストAJERcastに掲載されてる面子も「荒木ら拉致右翼」以外も

つくる会副会長の岡野俊昭(元銚子市長)、藤岡信勝松木国俊
◆産経論説副委員長の佐々木類

等、ウヨだらけです。しかしこの出演者リストに「黒田福美(女優)」「増山麗奈」「ペマ・ギャルポ」の名前があるのには「うへえ(絶句)」ですね。
 しかも『なでしこ復活2019『特別対談ー杉田水脈と黒田福美の「それでも、私達は、あきらめない」』(前半)』杉田水脈 AJER2019.11.25(5) | AJERcast(2019.11.25)て、杉田が「LGBT差別文章」を新潮45に寄稿したのが「2018年7月(例えば、赤旗LGBT「生産性ない」/人権否定の暴言/杉田議員と自民の危険な思考(2018.7.27)参照)」、新潮45が正式に休刊したのが「2018年9月(例えば新潮45 - Wikipedia参照)」であり、それ以降の「2019年」に「杉田と対談」とはどこまで黒田はウヨなのか(呆)。
 なお、「会員登録しないと見られない」ようですが会員登録までしてみたくないので見てはいません。
 増山氏も

増山麗奈 - Wikipedia
 祖父は日本社会党富山県本部書記長を務めた増山直太郎。増山自身も2016年の参議院選挙に社会民主党公認で立候補(但し落選)

というので「左派かと思っていた」のですが、違うのか?

参考

日本経済復活の会 - Wikipedia
 小野盛司*1宍戸駿太郎*2牧野聖修*3らが立ち上げた会で会長は小野盛司。


◆荒木ツイート

 令和5年5月3日水曜日「荒木和博のショートメッセージ」第1114号。ご両親やお祖父さん、お祖母さんから「夜浜辺に出て行くと人さらい*4に連れて行かれる」と言われた人は全国にいます。結局昔から(ボーガス注:北朝鮮拉致は)分かっていたのではないでしょうか。

 6分36秒の動画です。馬鹿馬鹿しくて話になりません。そんな事実があるか知りませんが、あったとして「夜、人気のない場所(例:海岸)なんか歩いてると、何か犯罪に巻き込まれるかもしれない」程度の話でしかないでしょう。百歩譲って「昔から分かっていた」が事実として*5そんなことが「拉致被害者の帰国」と何の関係があるのか。何の関係もない。

 令和5年5月2日火曜日「荒木和博のショートメッセージ」第1113号。授業を受けている学生からの質問で「横田めぐみさんが拉致されたといった事実に対して、北朝鮮側は拉致したことに対して認めているのにも関わらず、なぜ本人は帰ってこないのか」という質問がありました。

 6分42秒の動画です。
 そんな質問が本当にあったかどうかは怪しく、「荒木の作り話の可能性」がありますが、それはともかく。
 勿論「返せないから返さない(死亡原因が北朝鮮の発表通りかはともかく、死亡発表自体は事実)」と見るのが一番自然でしょう。
 「生きてるのに返さない(どこかに隠してる)」と見る方が不自然です。
 「帰国させた5人との違いは何か?」「小泉訪朝(2002年)から20年以上も、経済制裁まで食らって隠す必要があるのか?」「娘の存在まで明かしたのに母親(めぐみ氏)を隠す意味があるのか?」と考えるのが自然です。
 「生きてるのに返せない理由がある」と見なすまともな根拠は何もない。
 いずれにせよ「生存根拠もない」のに「生きてるはずだ」と言い募っても「仮に生きてるとしても」何もどうにもなりません。

*1:著書『毎年120万円を配れば日本が幸せになる』(共著、2021年、扶桑社)など

*2:1924~2016年。経済企画庁審議官退官後、筑波大学副学長、国際大学学長を歴任(宍戸駿太郎 - Wikipedia参照)

*3:1945年生まれ。静岡市議、県議を経て、1993年、衆議院議員総選挙において日本新党公認で初当選。羽田内閣で法務政務次官を務める。1998年、民主党結成に参加。野田内閣で経済産業副大臣。2014年12月の衆議院議員総選挙で落選。2015年4月、政界引退を表明(牧野聖修 - Wikipedia参照)

*4:勿論前後の文脈から見て拉致実行犯(北朝鮮工作員)のこと

*5:勿論事実でないでしょうが。